16/12/24 12:47:28.12 QJjD6r00KEVE.net
>>162
子供が良くなる講談社の繪本『日本よい国』…支那事変勃発の翌年、『国家総動員法が公布された』、1938(昭和13)年に発行された一冊の絵本。
愛国本「日本スゴイ!」の元祖。これを読んだ子どもたちは、さぞ「日本ってスゴイ!」と思ったことだろう。
『実は、この絵本のタイトルである「日本よい国」というのは、当時の《修身教科書》にも載っているフレーズ』。そして冒頭にはこう記されている
…『(本書は)この非常時局に臨んで、児童の脳裏に国家意識を植付けようとする意図の下に編纂されて居る』と。
恐ろしいのは、この絵本が、現在の「日本スゴイ!」コンテンツの構造と似ていること。
もちろん、「日本国内にはこんなすごいものがあるよ」という番組は昔からあった。グルメ番組や旅行番組も、ある意味そう。
『しかし、それらはみな、知的関心を満たすだけで終わる』。
一方、現在の「日本スゴイ!」的な番組は、『日本人としての「誇り」や「自信」「元気がでる」』など、ある種、非常にソフトなナショナリズムに回収するような番組の作り方がされている。