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プレシンギュラリティの世界を見据え考えるべきこと
渡辺:そうすると、プレシンギュラリティとかシンギュラリティが多くのひとの間で、
そういうことが起こるという認識もかなり進んで東京オリンピック前にはかなりのひとが働かなくてもいい新しい世界がやってくると考える可能性がありますよね。
齊藤:そうですね。
東京オリンピックをやるときには世の中ガラッと変わっているかもしれないですね。
そうなると本当に東京オリンピックはやるのかという話にもなるかもしれないですが。
渡辺:いまの話を聞いてオリンピックってすごく小さい話に思えてきましたね(笑)
齊藤:どうせなら、AIオリンピックとかスパコンオリンピックとかになってくれたら、などとは思います。
どうせなら東京から、オリンピックの歴史を変えても良いかもしれないですし。
でもプレシンギュラリティを迎えた後には、スポーツするひとも沢山出てくるでしょう。
渡辺:余暇が増えるからそういうひとは増えるでしょうね。
よりエクストリームなスポーツがどんどん発明されていきそうですし。
齊藤:リアルな世界だけでなく、バーチャルな世界を組み合わせた高度でハイブリッドなスポーツも生まれるかもしれないです。
本当に、我々は幸せだと思いませんか?70年前だったら、戦争にいかないといけない、飢えで死んでしまうかもしれない、ちょっとした結核で亡くなるということもあった。
それがたった70年しか経ってないですけど、宇宙の隅々まで知性を行き渡らせることができるかもしれない、とこうして議論しているわけですから、すごいことですよね。
あと10年くらいしたら、もう寿命も気にしなくてよくなっているはずですし。
渡辺:そうですよね。働くという制約、ライフプランというのはいまの平均寿命をイメージして逆算して考えていますが、その前提が変わるので、もっと多くのチャレンジができるようになる。
齊藤:限られた時間というなかでやれることには限界がありましたが、今後は時間が無限にあるなかで、やりたいことをとことん追求できる、これが本来の正しい方向性なのだろうと思います。
渡辺:そうなれば、人類が何かを発見していくとことも加速していきますよね。
齊藤:もちろんそうなりますね。
たぶん時間が無限になって、衣食住が足りるようになると、ひとと争うとか、収奪するだとか地球環境を破壊するという発想自体が、まずはなくなると思います。
渡辺:そうですね。所有の概念が戦争を生んでいるとも言えますし。
齊藤:奪い合うものがあるから、争いがあるわけですけれど。
そういうモチベーション自体が、根源から、まったくなくなることが大事です。
もはや個別の対処療法などでは、戦争もテロもなくすことはできないですから。
格差社会も格差をなくそうといってやってみても、普通のやり方ではたぶん絶対に無理で、格差の根源を生んでいるお金自体をなくさないと格差はなくらないですよね。
渡辺:たしかに。それが思ったほど遠くない未来に実現すると。
齊藤:技術的には実現できるところに来ていますので、それを真剣にやらない手はないですね。
K
2019年に起こる衝撃的な出来事-シンギュラリティ-#10
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