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大阪府が、咲洲庁舎(旧WTCビル=大阪市住之江区)に、ホテルの誘致を検討していることが明らか
になった。
咲洲庁舎は橋下徹前府知事時代の2010年、大阪市の第三セクターから府が約85億円で購入した、
高さ256メートル、地上55階、地下3階建ての高層ビル。
しかし'11年、東日本大震災で損傷して安全面が問われ、庁舎の全面移転は断念された。
その後は補強工事をして一部を第二庁舎として使用。ほかの空き室ではテナントを募集しているが、
ビル全体の稼働率は約6割で年間約5億円の赤字が続いている。
ホテル誘致は、稼働率8割を確保し経営改善を図る狙いがあるという。
しかし、ある野党府議はこう語る。
「咲洲庁舎は当時、大阪維新の会が議会の意向をひっくり返してまでして購入した経緯があるため、
意地でも売却や撤退はしたくない。ホテル誘致は窮余の一策ですが、何せまだ耐震構造に問題
がある。果たして入り手があるかどうか…」
府の咲洲庁舎購入の正当性を追及する市民団体のメンバーもこう語る。
「府は耐震補強工事を施せば安全性は確保できると言っていますが、あそこは何かあったら液状化
するような土地。検討すべきはホテルの誘致ではなく、即時撤退だと思います」
それでも府がホテル誘致を計画する背景には、増加する外国人観光客への狙いがある。
「咲洲庁舎のあるコスモスクエア周辺には、大型旅客船の発着可能な桟橋があるため、大手ホテル
を誘致すれば外国人観光客を呼べる。USJや北港のカジノ候補地にも近いですからね」
(旅行代理店経営者)
もっとも、計画が実現するには解決すべき問題がある。
大阪市が咲洲庁舎周辺でのホテル営業を認めておらず、誘致には
「市と協議でホテル営業が可能なように制限を緩和する必要がある」(大阪府関係者)
という。
「スムーズにクリアできても、ホテル開業は早くて3年後。東京五輪には間に合うが問題はその後で、
外国人観光客バブルは今がピーク。閑古鳥が泣く結果に終わるかもしれません」(経済ライター)
吉と出るか凶と出るか。
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