15/04/02 23:23:36.28 pWg9N5fv0.net
>>603
新自由主義かケインズ政策の二者択一では考えてない
要はバランスを考えろという話
90年代に公共事業悪玉論が出てきたのも、GDP盛って一部政治家が地元に良い顔するためだけの箱物・道路もろもろ利用率も考えずに作ると、
後にその維持管理費の負担も生まれて雪だるま式に借金が増えるってところが出発点だったろ
ただ、政治というのは極端から極端にブレやすくて、00年代は絞り過ぎたのかもしれない
しかし、再度公共事業を増やすにしても目先の人気取りや指標値盛るためになりふり構わずじゃなく、維持管理8割ぐらいの気持ちでやればいいし、
外国人労働者を大量に入れなければ消化しきれないようなペースでやるのはおかしいだろと
増税に関しては、手順の問題
維新の江田とかがよく言うように、まずは成長とそれに伴う税収増、行財政改革による歳出削減の工夫、それでも足りないものは増税せざるを得ない
ただ、これは手順前後が効かないわけよ
増税したら当然景気は冷え込むし、増税で財源ができたら霞が関と永田町はそれをすべて使い切る習性を持っている
だから3つをこの順番で行う必要がある
民主も満点ではないけど、円高容認で輸入デフレを強めて家計の購買力を下支えしてしまおうという発想は今でも悪くなかったと思ってるよ
現状見れば分かるとおり、賃金なんて簡単には上がらないし、金持ちほど負担したがらないわけだからね
政策的に輸出大企業などに強制的に負担させつつ、バブル崩壊以降の氷河期、97年以降の賃金低下、小泉竹中による中間層破壊で底が抜けた内需の回復を目指す
その先の新産業育成策はあったのかなかったのかも含めて、見れずじまいだったけど
しかし、それがなかったとしても、アベノミクス第3の矢と比べればない方がマシとも言えるんじゃないか
ところで長々とレスを付けたのは、ちょっと興味を持ったからなのだが、
1 バブル崩壊以降ずっと払ってきているという（中曽根政権時代の）新自由主義的な政策のつけとは何か
2 橋龍政権以後のデフレの原因は、投資と消費どちらが低迷したのが大きいのか、それが橋龍がやった何に起因してると見てるのか
よかったら参考までに教えてくれないか