14/11/20 04:01:01.18 li10TNrm0.net BE:388233467-2BP(4050)
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>>1つづき
そもそもこの『国会議員三ツ星データブック』を発行するキッカケの1つに、国会議員に選ばれながら、任期中
にほとんど国会で発言していない議員がいるという事がありました。
1月から6月まで行われた2014年の通常国会(以下、186国会)でも、国会議員の中には、この国会質問を1回
もしないどころか、法律をつくるという立法府としての役割を果たすための「議員立法」提案も、制限なく何件で
も提出する事ができる文書による質問である「質問主意書」の提出も1度もない、「オールゼロ議員」とも言える
議員がいます。
今回は、こうした「オールゼロ議員」にスポットライトを当てて紹介していきます。
こうした事からも、国会議員の国会での活動について関心を持っていただければと思います。
ちなみに今回「オールゼロ議員」としたのは、質問数ゼロ、議員立法ゼロ、質問主意書ゼロの上、さらにこの186
国会中に、大臣、副大臣、政務官、補佐官、議長、副議長、委員長といった要職に就いていない議員です。
全「オールゼロ議員」の一覧は、以下の通りです。
■「オールゼロ議員」はどの政党に多いのか
ここからは、「オールゼロ議員」の傾向について見ていく事にしましょう。
参議院には242議席ありますが、このうち「オールゼロ議員」に当たるのは、わずか6人だけでした。
政党別に見ると、自民が3人、民主が3人になります。
これに対して、衆議院は、とんでもない事になっています。
衆議院480議席のうち、質問回数ゼロ、議員立法提案数ゼロ、質問主意書提出数ゼロで要職にも就かない
「オールゼロ議員」が、12.1%に当たる58人もいるのです。
この「オールゼロ議員」の政党別割合を見ると、79.3%に当たる46人が自民、残りは民主3人(5.2%)、維新2人
(3.5%)、生活1人(1.7%)、無所属6人(10.3%)でした。
「オールゼロ議員」の中には総理経験者などの大物議員も多く、大臣経験者だけで半数近い24人を占めてい
ます。