14/08/11 10:44:16.26 jDpKQkIL0.net
>>1
>ゴールドマン・サックス証券の馬場直彦チーフエコノミストは「円安にしたときに輸出の数量が伸び、
>国内に生産誘発効果を生み、経済の拡大均衡を見込んでいたが、そのパスが全く動いていない。
>何のために円安にしたのか」
今回の円安局面では、輸出企業が契約通貨建て(ドル建て)価格を下げなかったから、輸出数量は為替変動に比べ増えなかった。
要は海外に値引きをしなかったということ。よって輸出企業は円安分大儲けした。
為替変動局面において、輸入はひとつの対応法しかないが、一方輸出は企業の判断で契約通貨建てか円建てか選べるので、
為替変動に対する変化率は輸入と輸出で異なる。輸入はダイレクトに変動の影響を受け、輸出は2つ経路があるので輸入はダイレクトに
変化しない。よって自国通貨安局面では、貿易赤字圧力、経常収支赤字圧力の方が強くなる。