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“野獣”松本、スアレスと比較され「練習ではかみつきそうになる」/柔道
サンケイスポーツ 7月25日(金)17時3分配信
練習前に近況を語る松本薫=味の素ナショナルトレーニングセンター(撮影・江坂勇始)(写真:サンケイスポーツ)
柔道の全日本女子代表が25日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で練習を公開した。
ロンドン五輪57キロ級金メダルの松本薫(26)=フォーリーフジャパン=は新技『くるりんぱ』の全貌を明かした。
「内またに近い大技。気付いたら相手が畳の上に背中をつけている」
現在の完成度は60%で今後80%まで仕上がった場合は、8月の世界選手権(ロシア)での実戦投入を考えている。ロンドン五輪は“野獣”キャラで頂点に駆け上がった。
「以前は『ガブッ』というより『パクッ』という感じだった。いまは『パクッ』といって『ガブガブッ』だから“味”が出る」と本人しか理解できない感覚を説明した。
それでも忍耐力を大切にしている。サッカーW杯ブラジル大会で相手選手にかみつき、国際サッカー連盟(FIFA)から処分を受けたウルグアイ代表FWルイス・スアレス(27)と比較され、
「練習ではかみつきそうになるけど試合では理性が上回る。(本能との)“ハーフハーフ”でやっている」と来季休養を宣言したフィギュアスケート女子の浅田真央(23)=中京大=のフレーズを持ち出し、周囲の笑いを誘っていた。
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