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デキる男はラブホではなく名門ホテルを使う?
昔の話を蒸し返すようで恐縮ですが、以前"球界の盟主"といわれる某在京球団の一流プロ野球選手と美人女子アナウンサーが
五反田のラブホテルに入るところを女性週刊誌に激写されるという大スキャンダルが発覚しました。
その選手が既婚者だったことから倫理的な問題を指摘する声が上がる反面、「なんでむちゃくちゃ金持ってるくせに、ラブホなんて使ってんだよ!」
という無慈悲な意見もネット上で飛び交いました。
金持ちがラブホテルを使うな、というのは乱暴だとは思いますが、言わんとするところはわからないではありません。
少なくとも、あの時、彼がラブホではなく一流ホテルを使っていたらあんなにもバカにされなかったかのではないでしょうか。
たとえば東京・内幸町にある帝国ホテル。
100年以上、国内外のVIPをもてなしてきた日本を代表するホテルです。
本書『帝国ホテル 感動のサービス』は、そんな名門の隅々まで行き届いたホスピタリティを再確認できる良著。
ホレボレするほどの「おもてなし力」の理由、また伝統だけに頼らず常に「新しいサービス」を生み出してきた革新性をこの本で知ることが出来ます。
読めば、誰もが一度は帝国ホテルに泊まりたくなる内容となっているので、未読の方は是非、お手に取ってみてください。
かの選手も、帝国ホテルで密会が見つかったならば、まだ"最低限の体裁"は保てたのではないでしょうか。
また、かの選手だけでなく、一般の男性も"ある程度の年齢"を越えたら、ラブホでコトを済ませるのは
無粋な行為と思われがちなので注意が必要です。帝国ホテルで、とは言いませんが、どんな状況であれ、
そこそこしっかりしたシティホテルの部屋をサッと取るくらいのスマートさが欲しいところです。
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