19/08/14 23:10:16.20 .net
>>106
この2つの写真の比較が西側に知られたのは1971年のことでした。
その翌年、『2001年宇宙の旅』の原作者である、アーサー・C ・クラークが、友好のためにソ連を訪れて、
世界で初めて宇宙遊泳をした宇宙飛行士であり、同時に画家でもある、アルクセイ・レオーノフと対談したんですね。
その時に、アーサー・C・クラークは「今、こんな写真が西側で発表されたんだけど」と言って、
この2枚の写真をレオーノフに見せて、「同じ宇宙を愛する者同士、真相を教えてくれないか?」と言ったんです。
すると、レオーノフはハッキリと嫌な顔をして、この件に関しては何も答えなかったんですね。
後の調査で、この黒いシャツの男は、ガガーリンやチトフ、レオーノフの同僚で、
宇宙飛行士候補生だった、グリゴリー・ネリューボフだということが判明しました。
ネリューボフは、素行不良で宇宙飛行士をクビになっちゃった人で、
「そのせいで、栄光あるソ連宇宙開発の歴史から抹殺されてしまった」と言われています。
一応、これが消された宇宙飛行士の真相みたいなんですけど。
じゃあ、あの2人の男女の声は何だったんだろうか?
本当に、ソ連が発表している通り、単なる無人宇宙飛行船のデモンストレーションのための音声だったのか?
だったら、世界中で録音された、あの不思議な声は何なのか?
宇宙船は、普通、地球に戻る時に逆噴射をするんですけど、この逆噴射エンジンが点火しなかったんですね。
コラブリ・スプートニクというのは、この他にもいっぱい打ち上げられてるんですよ。
そのほとんどが成功して、中に乗ってる、犬とか、いろんな動物は回収されています。
ただ、たまに失敗して、戻って来なかった機体もありますし、戻って来たけど、中の犬が死んでしまっていた機体もあるんですね。
この謎のコラブリロケットは、地球に戻る逆噴射に失敗したんです。なので、今現在も、地球の周り、絶対零度の宇宙空間を、延々と回っています。
さっきの2人の声については、いまだに謎のままです。
……という話でした。
いや、来週ね、ちょっと怖い話の特集をしようと思っているので、こんな話をしてみました。
まあ、「怖い話」というよりは、僕が子供の頃に聞いて、不思議に思っている話なんですけど。
これ、いまだに謎が解けないんですよね。なので、これについて、
もし何かを知っている人がいれば、ぜひ岡田斗司夫にメールしてください。
教えていただければ、もう、ステッカーを何枚でもあげますから。よろしくお願いします(笑)。