【るつぼクビ】岡田斗司夫682【レギュラー全滅】at OTAKU
【るつぼクビ】岡田斗司夫682【レギュラー全滅】 - 暇つぶし2ch106:おたく、名無しさん?
19/08/14 23:09:35.60 .net
>>105
 しかし、このガガーリンの大成功の2ヶ月前、1961年の2月17日の早朝、
ソ連は当時、世界に一切報道することなく、1基のロケットを打ち上げました。
 ガガーリンが乗ったボストーク宇宙船のテスト機です。「コラブリ・スプートニク」という、
ちょっとマイナーな、スプートニクとボストーク宇宙船のちょうど中間の宇宙船でした。
 ソ連は秘密にしてたんですけど、発車後数分で、ソ連以外の世界中のレーダー網に引っかかり、
探知され、追跡されることになりました。
 ソ連は、しばらく沈黙していたけど、数日後になって「テスト用の無人機を打ちあげた。大成功だ」と発表しました。
 この宇宙船は、ガガーリンやそれまでのスプートニクがやっていたような、地球の周りをぐるぐる回る軌道ではなく、
なぜか、月へ向かう軌道へと加速して向かおうとしました。
 しかし、ロケットの推力が足りなかったのか……おそらく、途中で故障したんでしょうね。
加速が足りずに、月へと向かわずに、地球を大きく回るものすごく長い楕円軌道に乗ってしまったんですね。
 地球へ帰ろうとしても帰れないこのロケットは、今も、地球の衛星軌道を延々と回っています。
 この無人のはずの宇宙船から、奇妙な電波が世界中の観測所にキャッチされています。
すべて良好。我々の宇宙船は予定の高度を保っている。
 数時間に一度、男女の声で、このまったく同じメッセージが、宇宙から流れてきました。
 後にソ連は、このメッセージを「音声テストのために録音されたテープを発信しただけ」と説明しました。
 しかし、このメッセージの1つ1つは、テープで録音されたような同じ音声ではなかったんですね。
 そして、その7日後の1961年2月24日、このメッセージに、いきなり変化がありました。
男の声:ダイヤルの表示は見える。しかし、シグナルはハッキリしない。もう何も見えない。
女の声:(パニクった声で)私が右手で支えています! こうすればバランスが保てます! 今のうちに窓から外を見てください! あれを見てください!
男の声:なんだ、あれは? 何かがある。(しばらくしてから諦めきった声で)もし我々が帰れなくても、世界は何も知らないままだろう……。
録音された時報の声:ただ今、モスクワ時間で午前8時です。
 この音声を最後に、この謎のロケットからの通信は一切、絶えてしまいます。
 この通信は、スウェーデンやイタリアの通信センター、西ドイツやアメリカのアマチュア無線通信でキャッチされました。
 しかし、これについて、ソ連は「録音されたテープの音声だ!」と言い張っています。
 この歴史から消されてしまった黒いシャツの男。彼は、ガガーリンの2ヶ月前に宇宙に行って、帰って来れなかった男なのか?


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