19/06/14 10:57:02.53 .net
>>234
そんなキラアク星人が出てくる馬鹿らしい『怪獣総進撃』か、この『怪獣大戦争』のどっちか見ておいたら
『キング・オブ・ザ・モンスターズ』がメチャクチャわかりやすくなります。
『キング・オブ・ザ・モンスターズ』って、なんか設定が複雑で、いろんなものが出てきたりして、
時々ストーリーを見失いそうになるんですけど。この2作品を見ておいて「要するにこれか」って考えられれば、
すごく見通しがよくなるのでオススメです。
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その他に、「いや、俺は怪獣映画はそんなに好きじゃないんだ」という人の中でも、カルト映画が好きな人。
特に『翔んで埼玉』が好きな人にオススメの映画があります。
それが『ゴジラ対ヘドラ』です。
(パネルを見せる:『コ?シ?ラ対ヘト?ラ』)
URLリンク(livedoor.blogimg.jp)
もう、この頃になってくると、ポスターに描かれる人間がものすごく小さくなっています。
つまり「初心者にもわかりやすい」ということですね。
ゴジラと、あとはヘドラという、わけのわからない怪獣が大きく描かれています。
この『ゴジラ対ヘドラ』には、有名な「ゴジラが火を吹いて後ろ向きに空を飛ぶ」というシーンもありますし、
「主人公が富士山麓で100万人ゴーゴー大会というのをぶち上げるんですけど、30人くらいしか集まらない」とか、
「ヘドラが変形して空を飛ぶ」とか、「主題歌が不思議」とか、もう、カルト映画としての要素を全て満たしているんですよ。
でも、「じゃあ、笑えるのか?」というと、ほぼ笑えないんです。
笑えなくて、ただただ不思議で「なんじゃこりゃ?」な感じが、映画の頭からお尻まで延々と続くんです。
『ゴジラ対ヘドラ』って、有名な割りに見たことがない人が多いんですね。この説明だったら、
まるで“笑えそうな映画”に聞こえるんですよ。ところがいざ見てみると。
今、コメントでも流れてたけど、「かーえせ! かーえせ! 緑を青空をかーえせ~♪」という主題歌の中で、
「水銀、硫酸、カドミウム~♪」という公害物質の名前が出てくるという、なんか文明批判しているはずなんだけども、
それどころじゃない映画というか。
それよりは「富士山麓100万人ゴーゴー大会って言ってるのに、なんで30人しかいないの?」とか、おかしいんですよ。
でも、なんか、そのおかしいんだけど、笑わせようとしていないという、ひたすら不思議な映画なところが、この『ゴジラ対ヘドラ』の魅力です。
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