19/02/02 22:04:35.19 .net
>>501
オタクは死んだ。たしかにボクはそう言った。2008年頃だと思う。
当時はダイエット本が当たって、けっこうなお金がジャンジャン入ってきた。
「ちょっと痩せたからって今度は脱オタクかよ。調子に乗るんじゃねえ」
そんな悪口もたくさんあった。でも、調子に乗って「脱オタク」を宣言した
わけでは決してない。
「オタク・イズ・デッド」はトーク・イベント、本が売れる前のことなんだ。
でも、オタクは終わったと当時はリアルガチで思ってた。ボクの長年の持論は、
オタクは「高度経済成長」の産物というものなんだよ。でも、もう経済成長が
終わった。ならば、当然、オタクも終わりじゃね?という論理的な結論だった。
オタクに一方的に死亡宣告をしたボクは、非モテDT相手に恋愛指南をしたり、
セクロスにトチ狂って80股交際をしたり、信者ビジネスを立ち上げたり、
風俗業界にも興味を持った。評価経済とか一部で大ウケだった。
やりたい放題だった。その結果、どんなことになったか。
なんと、オタクが終わるかわりに、自分が終わりかけてしまったんだ。
だからといって「昔はよかった」式の話をするつもりはまったくない。
ただ、やっぱり、原点のオタクについて語るのが自分の強みだと気づいたんだ。
さて、今度はこんなふうに言われるかもしれない。
「おいおい、いまさらオタキングを名乗るのかよ」
批判は甘んじて受けるけれども、ボクのオタク愛は本物だ。
なぜ、ボクがオタキングを改めて名乗ったのか、その詳細はこの行数に書く
ことはとても無理だ。また本を出せればと思う。ぜひお読みいただきたい。