18/08/18 10:35:45.57 .net
>>178
なので、話をする時に冗長になってしまうっていうことは、
自分が話してること色んな角度から言って、
同じことを繰り返さないようにパラフレーズみたいなもんだね。
同じことを繰り返さずにこう言って、でもね、というふうに重ねていく。
これ、今日、僕Synapseのサロンで話したんだけども、話をするときのコツっていうのは何かって言うと、
順接、順接、逆接って言ってんだ。
つまり、「つまり、つまり、でもね」って重ねる。
で、「つまり、つまり」でずっと話しちゃうと、論理的に繋がるんだけども、感情的に繋がらないんだよね。
で、「つまり、つまり、でもね」っていう「でもね」を3回に1回入れることによって
話手自身の迷いが伝わると、聞いてる人間が選ぶことができるんだよね。
こうやって聞いてる人間が話に参加して、自分自身の考えを入れていかない限り、
人間、話なんか聞いてくれないんだよ。
人間は自分にしか興味なくて、僕の話をみんなが聞いてるのも、僕の話を聞くことによって
自分の中で起き上がってくるものがあるから聞いてるわけであって、
それは順接、順接の中に逆接の「でもね」というふうなことで僕の話してることを悩みながらも、
さっきの話で言うとどれぐらいファンがいるのかな、いるんだろうかいないんだろうか、いればいいな、
いないんだろうな、いや、いなくても当たり前だよね、というような順接と逆接を組み合わせることによって、
聞いてる人が俺はここだなというふうに決めることができるんだ。
決めれば、そこに参加することになって、ようやっと自分の話になるんだよね。
自分の話にならないと、そんな長時間、人は話聞いてくれないから、ちょっと呼吸として
順接、順接、逆接、つまり話を何分かしたら、「でもね」と言って自分でも結論が出ない迷いを入れて、
それでまた順接で繋げていくっていうようなことを心掛けてみて下さい。
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この記事は【岡田斗司夫アーカイブ】から選りすぐって、ハイライトをお届けしました。