18/07/30 10:11:05.95 .net
>>405
何が違うかって、このパッケージの端を見てください。“バットマン”、“スーパーマン”、
あとは“キャプテン・アメリカ”というキャラクターが描いてありますよね?
つまり、「素体としての人形の上に、それぞれのスーパーヒーローの衣装を着せることで、
自由に変身できます」というコンセプトのフィギュアなんですよ。
これについては、僕はある種の発明だと思います。
このパッケージに描かれているのは、主にスーパーマンなどのDCコミックのキャラクターなんですけど。
基本的には、マーベルと大きく契約していたんですね。
というのも、スタン・ウェストン自身が、TVドラマの仕事をしていた時に、マーベル原作のドラマを動かしていたり、
もしくは自分が企画したTVドラマをマーベルに売り込んだりしてたので、以前から深い関わり合いがあったからなんです。
ということで、マーベル・コミックスのキャラクターをよく使うようになっていたんですね。
ここまでで、アメリカ側の下ごしらえは終わりです。
アメリカでは、まず、ドイツのコールガール人形から、女の子向けバービー人形が生まれて、
これがすごく売れたので、他のいろんなメーカーも30cmのフィギュアを作るようになりました。
その中の代表的なのがハズブロのG.I.ジョー。
あとは、アイデアルトイズのキャプテンアクションというのがあったということだけ、軽く覚えておいてください。
ここから再び、舞台は日本に戻ります。
**************************************
この記事は『岡田斗司夫ニコ生ゼミ』7月22日分(#240)から一部抜粋してお届けしました。
【ブロマガ版】
企画編集:のぞき見のミホコ(FREEex)
ヤムアキ
起こしのヤスタカ(FREEex)
歴史のカオリ(FREEex)
マグネシウムのタツヤ(FREEex)
【まぐまぐ版】
企画編集:のぞき見のミホコ(FREEexメンバー)
ライター:ヤムアキ(FREEexメンバー)
岡田斗司夫
and
Special Thanks To読者のあなた