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2017年11月16日07:00
『ブレラン2049』はどうやったら面白くなるのか?
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じゃあ、この『ブレードランナー2049』を、どうやったら面白くできるのか?
僕、自分のFacebookにも書いたんだけど、『ブレードランナー2049』って、
失敗作というよりも、ほんのちょっとの変更ですぐに面白くできるんだよ。
もう簡単。この3つね。
まず、「ライアン・ゴズリングによるモノローグを入れよう」と。
劇場公開版の『ブレードランナー』と同じように、主人公のモノローグを入れれば大丈夫なんだよ。
ナレーションなんて、ライアン・ゴズリングをスタジオに呼んだら、半日で録れるんだから。
2番目は、「無理するのはやめて、ヴァンゲリスの音楽をもっと入れよう」。
だって、映画の中で盛り上がるシーンは、全部ヴァンゲリスの音楽なんだから。
最後の3番目は、ラストシーンについて。Kが、バーチャルリアリティのジョイと2人で駆け落ちして、
スピナーが飛んで行く風景のバックに「チャーン、チャーン♪」って音楽を流しておけば、もう大丈夫。
つまり、「ハッピーエンドにしちゃえ」ということなんだよね。
これで『ブレードランナー2049』の本質が失われるのかというと、実は全く失われないんだ。
・・・
まず、この映画の一番の問題は、ライアン・ゴズリング演じる主人公のKが、
何を考えてるのかわからないということなんだけど。こういう場合はね、
モノローグを入れちゃった方がいいんだよ。
「俺の名はK。レプリカントでブレードランナーだ。今から俺は自分の仲間を殺しに行く」
「汚い仕事で汚い存在、それがこの俺だ。そんな俺でも家で待ってくれている女がいる。
バーチャルリアリティのジョイだ。まるで30年前の日本のオタクみたいだって?
こんな時代、男はみんなオタクでなければ生きていけないんだ」
「俺はジョイの偽物の笑顔に癒される。偽の笑顔に偽のキス。俺だって偽物。レプリカントだ」
―みたいなナレーションを冒頭で入れたとしても、映画的に、全然、問題ないんだよ。
むしろ、その方がテーマ性がはっきりするんだよね。
デッカードが生きていることを知らされる時にも、
「デッカード? 誰でも知っている。伝説のブレードランナーで、裏切り者だ。
レプリカントと逃げた男。そしておそらく……俺の親父だ」
―っていう台詞を入れた方が、わかりやすくなるって!
あんなに予算を掛けたハリウッド映画なんだから、もう少しわかるように作れよ!(笑)