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2017年04月12日07:00
鉄道マニアの牧師が生んだ『きかんしゃトーマス』の話
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3月12日(日) ニコ生 岡田斗司夫ゼミ のハイライトです。
今回は『きかんしゃトーマス』の原作者 ウィルバート・オードリー牧師と、トーマスの誕生に因(ちな)んだお話をします。
『きかんしゃトーマス』の原作者は、イギリスのウィルバート・オードリー牧師という牧師さんなんですね。
この人は、なかなかの鉄道マニア。
息子がハシカで寝込んでいたときに、汽車の話をしたんです。
仕入
それでこの牧師さんはかなりのマニアなので、子供の頃から妄想していたストーリーを語ったそうなんです。
ずーっと好きで調べていたイギリスの列車事故とか事件とかが頭の中に入っていて、それをお話にして息子に語ったらしいんですよ。
ところが息子も段々とハシカが治ってきて、朦朧(もうろう)としていた意識がハッキリとしてきたんですね。
それでいろいろと質問をしてくるようになったんです。
そうすると、自分の妄想の中では首尾一貫していた物語が矛盾している事に気づいちゃった。
それで息子が寝ているうちに、あわててメモを取り出した。
このメモを元にして『三だいの機関車』という絵本を描いたんですね。
それから20年ぐらい経って鉄道のドキュメンタリーを撮影していたイギリスの作家が取材でオードリー牧師と会ったんですね。
それで『三だいの機関車』が