【朝から晩まで】岡田斗司夫562【ネット工作】at OTAKU
【朝から晩まで】岡田斗司夫562【ネット工作】
- 暇つぶし2ch961:分からない」って顔をしている。 それで一瞬グニャッと歪んで見えるシーンは、もうすでに透明になってしまったテロリストが逃げる横顔だけが見えているというシーン。 何があったのかというと、「17式光学迷彩!」という事で、逃げるテロリストの後姿だけが見えると。 ここから先は光学迷彩をしている者の追いかけ合いだから、マンガとしてはほとんど何も映っていない状態なんだ(笑)。 空中でマズルフラッシュが見える。 マズルフラッシュとは銃の先から見える、撃つ弾の光。 それが消火栓に当たると、水が出てきて「ジジジジジッ」という音がして「あっ」という声がする。 「あっ」という声がしたってことは、テロリストは予想もしていなかったって事なんだよね。 それで「くそッ」って言ってる事で、水にかかると光学迷彩の効力が切れてしまうという事が分かる。 士郎正宗のマンガの作り方というのは、こういう事をセリフでは説明しない。 「それは、どこに書いてあるの?」というのを書かずに、見せたいんだよね。 だから、分かる人には「コイツのセンスやアイデアや見せ方、何もかも凄いな!」って思われるんだ。 けども、ここが分からない人は、なんとなくアクションもののマンガみたいな感じで読み飛ばしてしまうんだよね。 士郎正宗は、ものすごく高度な事を、分かる人には分かるように描いてしまう。 なので、売れてはいるんだけどもアニメほど有名になれない珍しい人だよね。 僕は『攻殻機動隊』のアニメは好きなんだ。 だけど、マンガと比べると、見せ方もアイデアもキャラクターの魅力も、何段階も士郎正宗の方が上だなと思うんだよね。 士郎正宗のマンガの中には、こんな話を描いておきながら“笑い”“ギャグ”“優しさ”があるんだ。 だけど、押井守のアニメの中には、それが何一つ入ってない(笑)。 神山さんのアニメにも“笑い”は入ってないんだ。 入れられないんだよな。 凄いんだけど、それを誰でも分かるようにしたアニメの方が評価が高いっていうのが、 SFマンガが好きな者としては、ちょっと悔しい所であります。
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