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【テレビ】＜鳥越氏はニュースの職人を自称＞増える“ジャーナリスト”の肩書 資格いらず、自己申告でなれる安直さ(c)2ch.net
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1 Egg ★＠無断転載は禁止 c2ch.net sageteoff New! 2016/08/08(月) 17:55:57.02 ID:CAP_USER9
東京都知事選が終わった。鳥越俊太郎氏（７６）と上杉隆氏（４８）はともに敗れたが、
肩書は同じジャーナリスト（鳥越氏は「ニュースの職人」を自称）。その肩書に偽りはない。
ところが、テレビ業界や活字媒体を見渡すと、
安直な“ジャーナリスト”が増えていやしないかといぶかしく思うこの頃だ。ある放送作家が、内幕を明かす。
「テレビ画面に必ずテロップで肩書を入れるので、誰であれそれっぽいものをつけますよ」
その一例が元刑事の扱いだという。「大事件があると『○○県警にいた刑事ですが、協力できると思います』と売り込みがある。
そこからテレビに食い込む。当初は“元○○県警刑事”という肩書ですが、そのうち“犯罪ジャーナリスト”になる。簡単でしょう」
元刑事の取材方法について、こんなことを耳にした。大事件の現場で、テレビ局の“犯罪ジャーナリスト”として被害者家族に食い込む。
後から取材を試みる雑誌メディアの記者は“犯罪ジャーナリスト”を通してアプローチする。そこで金銭の授受が発生するのかは、ここでは書かない。
経歴や学歴で嘘をつくと、経営コンサルタントのショーンＫ（４８）のようにバッシングを浴びるが、資格のいらない肩書は打たれ強い。
経営コンサルタントしかり、ジャーナリストもしかり、○○アナリストもしかり、自己申告でなれる。名刺も作ることができる。
報道機関に所属し、ジャーナリスト教育を受けると、取材対象者との距離感の保ち方や質問の仕方、原稿の書き方などを学ぶが、
一般の組織ではジャーナリスト教育はしない。それでも専門知識があることで重用され、いつの間にかジャーナリストを名乗る。厚顔。
医師で医療ジャーナリストという肩書を見たことがある。医師だから専門知識は豊富だろう。
それとジャーナリストの適性は別物。医師である自分を客観的に報道できるのか。
同じ文脈で言えば、「政治家・政治ジャーナリスト」、「ミュージシャン・音楽ジャーナリスト」、
「歌舞伎俳優・演劇ジャーナリスト」といった肩書も可能になる。
さて、冒頭のジャーナリストたちは都知事選をジャーナリストの視点で語りつづるだろう。
所詮、餅は餅屋、ジャーナリストはジャーナリスト。政治家ではない。それでいいのだろうか。
夕刊フジ / 2016年8月8日 17時9分
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