16/08/08 13:15:24.64 .net
>>910 (続き)
『ゴジラ対モスラ』『ゴジラ対メカゴジラ』『ゴジラ対スペースゴジラ』『ゴジラ対デストロイア』
これらは350万人から400万人の間ぐらい。おそらくゴジラ映画史上で、連続して、めちゃくちゃヒットしてた時代なんですよ。
そのあと『ゴジラ対デストロイア』で400万人動員。
次のエメリッヒのハリウッド版ゴジラの日本の動員が、360万人しかいなかったんですね。まぁ、充分なんですけど。
そしてギャレス・エドワーズの2014年版のゴジラは、218万人しか入っていないんです。なので、ハリウッド版のゴジラをやったからといって、日本で興行成績が取れるとは限らないんですね。
それよりは、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』という作品の方が、興行成績的には、いいわけなんですよ。
今回の庵野くんのシン・ゴジラは、予算が13億円ですから、かなりお金をかけています。
「やっぱりゴジラって、お金をかけて、才能があるヤツにきちんと作らせたら、いいものが出来て儲かるんだ!」
と、思わせるためには、おそらく動員数500万人が必要じゃないかなと、僕は読んでいます。
これは、かなりキツイと思います。
デストロイアやスペースゴジラの頃のゴジラは、親が子供を連れて行ける映画だった。だから動員数400万人から500万人って数字が可能だったんです。
今回のシン・ゴジラは、1回見た人が「これは、いい!」と言って、3回4回見なければ、なかなか届かない数字なんですね。
本当に他の人をさそってでもいいんです。無理だったら、一人で何回も見に行くしかないと思います。
マジメな話、シン・ゴジラって、キャラクター人気で引っぱっていけるような作品じゃないんですね。
ガールズ&パンツァーって延々と続編が作られる形になったんですけど、それはキャラクター商品をどんどん出していけるからなんですよ。
今回シン・ゴジラは、見た人なら分かるとおり、キャラクター商品が売れるような作品じゃないんですよ。
なので、みなさんがシン・ゴジラを劇場で見なければいけない理由は、見に行かなければ、こういう映画が終わってしまうからなんですよ。
五つ目は、そういう理由です。