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1970年代に最後に目撃されてから見かけた者がいないため
絶滅が心配されていたが、
2015年2月、リーヴェン・デヴレーゼ氏と
ガル・エリーグノンド・ゴボロ氏の2人の研究者が
このサルを発見、写真に収めた。発見場所はアフリカ中部、
コンゴ共和国のントコウ-ピコウンダ国立公園。
2013年に野生生物保護学会の支援で設立された、約4570平方kmの公園だ。
母子の姿が写っているこの写真により、
珍しいこのサルが現存することが科学的に確認された。
ブービエアカコロブスは1887年の文献に初めて記載されるが、
情報がきわめて少なく、絶滅危惧IA類に分類されている。