20/07/17 14:39:44 JK9sCZnb0.net
この部分なかなか興味深いな
"東京圏を中心に私立の中高一貫校が人気を集めている現状も疑問視する向きがあります。まず果たして進学校とされている中高一貫校の授業の質が高いのかという原点への疑問。
独創性や柔軟性の高いカリキュラムを備え、常に点検し、優秀な教員を選りすぐっているかというと、「大丈夫か」という進学校も実はたくさんあります。
それは日本の教員採用の仕組みを探ってみれば謎のいくつかは解決します。教員になるためには免許が必要で、所定の単位を取得すればもらえます。
公立だとこの後に教員採用試験や個別校への面接など山をいくつか超えなければならない半面で、私立だと採用担当者がOKすれば就職できます。
個別の高校の子細をたどっていくと公募でのみ採用している高校はむしろ少数派で、OB・OGつながりで内々に決まるというケースに多々出くわします。
いったん私立教員になれば学校法人がつぶれてしまわない限り公立のように転校もなく(系列校がない高校は転校しようもない)、大半が日本私立学校振興・共済事業団に加盟しているので年金なども手厚くあります。
この事業団の年金は3階建て。自営業者やパート、フリーターは1階止まりで、中小企業の大半が2階までなので優遇されているといっていいでしょう。
解雇もよほどでない限りありません。"