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伊賀は、演劇を、文芸や彫刻絵画、音楽舞踏などの美術(当時、美術は芸術の意味をもつ用語だった)を総合したもので、
「演劇は美術の最上に位するもの」とし、「演劇の目的」について、つぎのようにのべている。
「演劇其ものゝ最高の目的はシェキスピアの所謂『宇宙に鏡を捧げるものである』。平易に云へば最も直観的に最も感興
的に人生の秘密を現示して観客に対して高尚なる美的快楽を感受しつゝ一個の人生観を得しめるものである。(中略)かく
高尚なる愉快の中に人生観を感悟さすことこそ実に演劇の最高目的であって此目的を達せねば真の演劇として尊崇する価値
が無いのである。」
ところが、わが国では徳川時代�