17/05/06 11:44:47.71 sQRWbj0A0.net
公立の上位校に進むためには、当時、大阪府の制度で、内申点が6割程度、本番の試験が4割程度で、出来レースで、内申点がよければ上位の高校に進めた。
そして、内申点のうち、9分の4が、音楽、美術、体育、技術・家庭科だった。私は、このうち、体育以外が苦手で、完全に落ちこぼれていた。
また、同級生を蹴落とすために、私のような、変なところで目立った生徒は、せっかく作って提出した絵や美術の課題を壊されたり、捨てられたりされて、
出していないのに出したと嘘を言っている、と美術の教師に殴られたこともあった。
そんなわけで、私立高校を専願にして、そこそこ上位の私立進学校という希望にし、奇妙な心理戦から離脱した。しかし、私は、公立高校ならともかく、難関私学の受験対策などまるでしていなかったので、
5教科の試験のうち、最初に行なわれる国語で、一番後ろの座席になり、なぜか、自分のすぐ後ろに試験監督の一人が立っているのが気になり、集中できず、
現代文2題、古文と漢文で60分くらいだったと思うが、30点分くらいしか解けず、あえなく玉砕した。5教科だったが、まともに解けたのは理科、社会と英語くらいで、2倍程度の競争率で不合格になり、失意のどん底に陥った。
そんなわけで、公立高校に行くということになったのだが、出来レースの内申点の持ち点がなく、自分ではそんな高校、どこにあるのって感じのところを受ける羽目になり、
自分よりバカだと思っていた連中がごっそり、それなりの高校に収まって、受験の現実をしみじみと受け止めることになった。
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