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《CAMPUS IDOL》文学部1年 森千晴 さん
「地下鉄にかすかな峠ありて夏至」。正木ゆう子の俳句を思い出しながら、四ツ谷駅に降り立った記者が目にしたのは、完璧な美少女だった。文学部1年の森千晴さんだ。
摂氏30度で汗ばんでいる記者とは異なり、彼女は涼しげにりりしく立っていた。艶やかな髪、かすかに震えるまつ毛、シミ一つなくきめ細やかな肌、抜群のスタイル。
そう、シー○リーズの広告に出演しているのかと思わせるほど、清涼感溢れる爽やか美人である。雙葉高校では1年生でミス雙葉に選ばれたのもうなずける。
體育會弓術部に所属しほぼ毎日熱心に練習に励む彼女だが、高校時代はオーケストラ部でチェロを弾いていて運動はからっきしだったそうだ。
なぜ大学で弓道を始めたのかと尋ねると、「新歓期に先輩に誘われ、弓道場を見学した時に弓道の格好良さや先輩の真剣な眼差しに魅力を感じたから」だという。
大学に入ったら、何か一つのことに懸命に取り組もうと思っていたが、それが弓道になった。1年生は作法や型の練習が中心であるため、今は地道な努力を重ねている。
朝から夜まで練習場で汗を流し、ストイックに鍛錬に励む彼女なら、きっといずれ大会で輝く姿を見ることができるだろう。(以下略)
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