15/10/09 19:34:16.46 hFYp57JU0.net
簡単に言えば、A君とB君は大親友で、A君とC君は犬猿の仲、いがみ合っている仲だとしましょう。
A君は第一志望:X高校、第二志望Y高校
B君とC君は第一志望:Y高校、第二志望:Z高校
で公立高校受験しました。
A君がX高校に落ちてY高校に合格したものの自分勝手に辞退した場合、
Y高校に落ちてZ高校に入学したB君またはC君は本当はY高校に受かっていたかもしれない、
ということなのです。
もちろんそうなる前に大親友B君は入学する気のないY高校を受験するのを
やめてくれるようにA君に必死に頼むでしょうし、
これをきっかけに大親友だった2人の仲がおかしくなるかもしれません。
もともと犬猿の仲のC君は、A君がY高校に入学する気がないらしいと察知した時点で、
クラス中に言いふらしたり、皆の前で吊るし上げたり、
担任・進路指導主事・校長などのどしどしチクったり、ありとあらゆる妨害工作をするわけです。
C君の持つ当然の権利、カードですね。
もちろん、先生も、クラスメイトも、自分勝手なA君を弁護、擁護する人間は1人も居ません。
A君のクラスの教科担任の先生方の心証も激しく悪化して、A君の内申も大きく下がるかもしれません。
その結果が、全県で辞退者14人です(平成27年入試)。 平均で公立中学29校に1人も居ません。
そういう自分勝手な人間だからこそ、内申も下げられて、公立第一志望に落ちて、
中学の同級生にも後ろ指差されて、私学がお似合いだ、とも言えますけどね。
複合選抜とは元々、そういう(致命的な欠陥を抱えた)入試制度なのです。