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英語のブートキャンプから世界へ:東京大学 の国際化を考える
ロバート・ゲラー (大学院理学系研究科・理学部 教授)
URLリンク(w3-englishlab.eps.s.u-tokyo.ac.jp)
例えば、チューリッヒのスイス連邦工科大学(ETH)の場合、院生の大多数及び多くの教員は
スイス国籍を有していないが、全ての大学院講義が現地語(ド イツ語)ではなく、
英語で行われ、事務スタッフや技 術職員さえも皆流暢な英語を話す
最近私が所属している(東京大学の)専攻ではTOEFLを大学院入試の一環として使用している。
残念ながら、ほとんど の博士課程入試合格者のスコアは 600点に達することなく、
550点以上を達成する者でさえ、全体の約4分の1程度にとどまっている。
つまり、「英語」に限れば、現 役院生のトップのみが、
アメリカの一流大学の博士課程に「滑り込みセーフ」で合格、
他のほとんどは不合格ということになる。
他専攻・他研究科の教員に聞いてみたところ、
この状況は他部局でも同様のようである。
日本のほとんどの学生は少なくとも中学校、高校、大学1・2年の、
合計8年にわたる英語教育を受ける。
にもかかわらず、博士課程進学時点のTOEFLが、かくも低いのはなぜだろうか。