15/03/24 23:51:07.68 TuP87Gh+0.net
** 私大センター利用入試について **
多くの私大センター利用入試は、入学者は各募集、0人~僅少なので、
私大は最低ラインを自由に操作することができる。
センター利用の入学手続者は拾い物で、0人でも影響が無い様に他募集で入学予定者を確保する。
前年度の入学者数(年度によって波がある)、指定校推薦、特別推薦、AO、内部進学による定員充足具合や、
一般個別など他の入試の志願者集まり具合との兼ね合いもあるので、 前年の結果も参考にならない。
同じ大学・学部・学科であれば、一般個別入試の方が断然入り易い。
早慶志望者がマーチのセンター利用に不合格となってもそれは普通。
センター利用入試は、東京や地方試験会場への往復、宿泊が厳しい田舎の受験生が
受験負担を軽減する目的くらいしか本来の入試としては出願の意味がない。
押さえ大学をセンターだけで済ます考え方もあるが、
志望校よりもかなり低位の大学に入学手続金を払わねばならない。
現状、試験本番慣れと腕試し的な入試になっている。
センター利用経由で実際に入学する人は殆どいないので、合否自体が星取りメンタル以上の意味を持たない。
一部高校の有名私大合格件数稼ぎ、
私大側の上位進学校合格件数稼ぎ(と少数の最上位入学者の確保)、という側面もある。
私大側はセンター利用でなく一般個別を受けて欲しいので、センター利用の難易度が一般個別並になることは、
23区内の私大のように募集力の高い私大では有り得ないこと。
なお、私大は、各入試に募集人員を表示しているが(明示していない場合もある)、
これは守らなくてもよく、実際に、誤差以上の範囲で守られていない。
青山学院大学が、公式HPで、各入試募集ごとの入学手続者数を公表しているので(エライ!)、
有名私大入試がどのようなものか知りたい方はご覧になられては。
センター試験は数年後に大幅改造という案が出ているので、
今後は尚更、センター利用は入学を度外視で、志願者数の確保と、
センター利用の最低ライン上げ競争によるイメージアップ、という傾向が加速するだろう。