21/08/13 13:50:55.25 .net
■常田大希 コメント
細田さんが描くインターネット空間と、俺が音楽で表現しようとしている世界観はかなり親和性があると感じていたので、細田さんからmillennium paradeにオファーがあったときはとてもびっくりしてうれしかったと同時に、自然と腑に落ちました。
今回、超巨大インターネット空間“U”で爆発的な人気を誇る歌姫にふさわしい音楽を作ってほしいというのが細田さんからのリクエストで、普段millennium paradeではそういう人気誇る系の表現をしてこなかったので、millennium paradeというプロジェクトにとって新鮮な挑戦となりました。
ミレパの持ち味である大編成のマキシマムな世界観と映画をすり合わせて楽曲を作っていく作業は、化学反応起きまくりで刺激的でした。
『竜とそばかすの姫』が細田さんの今までの集大成的な作品ということで、 歌詞に細田さんの過去作品群にちなんだ言葉たちをたくさん散りばめております。
Belle 役の佳穂ちゃんのパワーも相まって、本能的に人の心を踊らせるようなポジティブなエネルギーがたっぷり詰まった楽曲になったと思います。
今回の音楽にはそういった前提があったので、私どもが暮らす現実世界でもしっかり楽曲がヒットしてるという知らせは、今回の『竜とそばかすの姫』という映画の設定に対してしっかり音楽側がリアリティーを持たせられたということだと思いますので、とりあえず自分の使命を果たせたのではとホッとひと安心しております。 今年の正月を投げ売って曲作りに身を捧げてたので、なんだか報われたような気がします。
来年の正月はしっかりダラダラします。コロナが落ち着くタイミングを待って、日本、海外問わずに自由自在にガシガシ動いてゆきます。