13/06/04 11:56:02.85 UyEJo1f2.net
ついでに言うと、
だったらその「公的に認められた認証局」の中に悪人がいたらどうすんの?
って思うかもしれないね。
うん、勿論大変なことになる。
でももし一度でもそんなことをしたらその認証局は誰にも信頼されなくなるよね。
その瞬間から、世界中から「お前はもう信頼しねー」と思われ「あいつは信頼してはいけない」と言われる存在になってしまう。
現実にはそれによって何が起こるかというと、
全世界的にブラックリストな認証局として記録・公開される。
マトモなOSやブラウザなら、デフォルトインストールの認証局リストからそいつを排除するし。
その認証局の証明書をアンインストールするパッチを配布する。
そうなったらもうその認証局は実質的に存在できなくなるわけだ。
発行した証明書はブラウザで警告が表示されて誰も信じてくれない。
当然、証明書の発行を商売にしてたとしたら誰も買わなくなるから潰れる。
世界中から訴訟も起こされるかもしれない。
認証局自身も過ちを犯してしまったらそうなることが分かってるから、
全力で自分の組織を健全に保とうと努力するし、内部からも外部からも監査を徹底することになる。
それは監査を受けることはその組織にとって自分を守ることでもあるわけだ。
そういう目に見えない力が働くことによって、世の中の信頼の連鎖が今日も保たれてるのだよ。
分かった?