20/04/12 10:23:25 0.net
三井住友銀、マスクなし入店を拒否「手作りしてでも着けて」…苦情受け2日で撤回
三井住友銀行が8、9両日に、マスクを着用していない利用客の入店を拒否し、苦情を受けて撤回していたことがわかった。
同行の担当者は「新型コロナウイルスの感染防止策を試行錯誤する中でとった措置だった。利用客の声を受け、対応を変更した」と説明している。
同行によると、同行は緊急事態宣言翌日の8日から、マスクを着けていない客に対して来店目的を聞き取ったうえで、不要不急の手続きなどの場合は、
入店を断るよう各店舗に求めた。ところが、「やり過ぎではないか」などと苦情があり、10日から入店を断るのを取りやめ、「せきエチケット」を呼びかける方針に変更した。
神戸市内在住の女性(83)は8日午後、市内の支店をマスクをせずに訪問し、入り口で「入店できません」と告げられた。品薄で入手できないことを伝えたが、
「手作りしてでも着けてきてください。お互いのためですから」と言われ、入店をあきらめたという。
危機管理に詳しい日本大学の福田充教授(リスクコミュニケーション)は「感染防止を重視し過ぎて、過剰反応してしまったのだろう。非常事態が起きたときは
危機対応を優先するあまり、臨機応変さや寛容さが失われることがある。国民みなが注意する必要がある」と話している。