19/06/08 16:24:44.80 0.net
資産とは所有するモノと、モノを買う権利の総体だが
マネーゲームでモノを買う権利を名目上増やしても
買う対象の財、サービスが増えなければ
全体としては同じ量の財、サービスを高い値段で購入できるだけだ
つまり、経済規模が均衡状態にある場合、
国民全体としては買う権利の個々の比率が変わるだけで福祉は向上しない
この構図は世界規模に拡大しても同じである
全ての証券投資は国民的規模で言えば無意味な行為である
のみならず、総体的に負ける者を徐々に追い込んでゆき
一線を越えればその者たちは死んでゆく
米国におけるフードスタンプの対象者は4700万人に達する
全体を富ませるのは財、サービスの量的拡大と、所得の獲得、分配の問題なのだ
つまり投資によっては国民的に老後の安定は確保されない
ゲームに勝って自分は生き残り、他の者を相対的に殺すのである
投資の機会を提供して手数料をもらっている金融機関に生きる者は、
そのことを肝に銘じなければならない