12/01/25 17:38:08.60 0.net
>>70-71 の続き
では、何故こんな商品ができるのでしょうか?
日経平均が5000円以下になったら、急に損失を被るということは、
この日経平均5000円の節目にデリバティブ契約を成り立たせているわけです。
この商品の組成側、いわゆるリスクを引き受けている側は、日経平均が5000円を割れる、と思っていて、
ある一定の資金を投入して、それが実現したら巨額の利益が得られるように、契約を結んでいるわけです。
その契約金がいわゆる日経リンク債の、利息となって上乗せされるのです。
ですからその契約を結んだ側は、もし日経平均が5000円を割れなければ、投下した資金は消えてなくなります。
ところが日経平均が5000円を下回ってくると、巨額の利益が入ってくる、というわけです。
駒沢大学の例ですと、豪ドルが100円以上のときに、72円くらいの下限価格(ノックイン価格)で、契約したものと思われます。