19/01/12 22:16:29.29 h1YeQiJC.net
春香 「ところでプロデューサーさんは今年の抱負
とかあるんですか?」
P 「抱負かぁ」
春香 「はい、何かありますか?」
P 「やっぱりお前たちをトップアイドルにすることかな」
春香 「えへへ、ありがとうございます」
3:
19/01/12 22:19:27.52 h1YeQiJC.net
P 「春香も何かあるのか?」
春香 「私は...大好きな人と一緒になりたいです」
P 「...え?」
4:
19/01/12 22:26:30.72 h1YeQiJC.net
春香が少し顔を赤らめる。 俺の聞き間違いだろうか?
しかし春香もアイドルといえど普通の女の子だ。一呼吸
おいてからもう一度聞きなおす
P 「すまん、もう一度言ってくれないか?」
春香 「だから、大好きな人と一緒になりたいんです。」
5:
19/01/12 22:31:16.66 h1YeQiJC.net
P 「そうか...」
春香 「あれ?もっと驚かないんですか?私、アイドルですよ?」
P 「いや、もちろん驚いたよ。その...本気なのか?」
春香 「はい、本気です」
6:
19/01/12 22:34:27.45 h1YeQiJC.net
ここはプロデューサーとして止めるべきなのだろう。しかし
春香の気持ちも尊重したい
P 「アイドルはどうするんだ?」
7:
19/01/12 22:45:49.25 h1YeQiJC.net
春香 「はい、もちろん続けたいです。でも、この恋を実らせるた
めに辞めなければならないのなら、それでも構わないです」
P 「そうか...春香の気持ちはわかったよ。それにしても春香に好
かれるなんてそいつも幸せだな。そいつのどんなとこが好きな
んだ?」
8:
19/01/12 22:52:42.17 h1YeQiJC.net
春香 「...はい、誠実でいつも周りのことを思っているけど
少し頼りない」
春香 「でも大事な時にはちゃんと引っ張っていってくれる
リーダーシップも兼ねそろえている」
春香 「そして、アイドルの気持ちを尊重してくれる。今だ
って私の気持ちを尊重してくれた、」
春香 「プロデューサー、あなたが好きです」
9:
19/01/12 22:58:44.42 h1YeQiJC.net
P 「...え?」
外ではもう雪が止んでいた。幾重にも重なった重い雪雲はすっかり消え、
積もった雪に陽光が反射している。その光を見ていると、春の芽が今にも
雪を破って顔を出すような気がした。いや、違う。春はもう来たのだ
10:
19/01/12 23:00:35.24 h1YeQiJC.net
以上です ありがとうございました
明日も何か書くので是非どうぞ
11:創る名無しに見る名無し
19/01/13 22:51:38.75 AhjTW2Oq.net
良かったよ