あなたの文章真面目に酷評します Part106at MITEMITE
あなたの文章真面目に酷評します Part106 - 暇つぶし2ch528:創る名無しに見る名無し
18/02/02 10:26:52.02 dMStYNSw.net
>フカさん
「Mimi」拝読しました。Mimiさんが立体的に浮かび上がって、すごいです!
いい意味で没個性的な主人公の「私」に相応しい、簡潔で明瞭な語り口が淡々と続いていて、作品全体に何か穏やかな印象を与えている気がしました。これが作者の意図する「癒やし」ということかなあと思いました。
ただ、客観的すぎて少々醒めているようにも感じ、主人公の気持ちの動きをもう少し感じたかったかなとも思います。主人公の背景は結構ドラマチックだと思うので。鬱っぽいのなら、まあそうなるかもですけど。
投稿作品を見られるのはとても勉強になりました。ありがとうございました!

529:創る名無しに見る名無し
18/02/02 10:36:21.39 dMStYNSw.net
>ロム猫さん
お待ちしております!

530:フカ
18/02/02 12:19:25.53 42HWyCxr.net
>>501
ありがとうございます。
やはり、ミミさんは人気ありますね。嬉しい限りです。
あの作品は、あまり考えないで書いたから、穴だらけですが。でも、一生懸命かいたから、書いた甲斐がありました。
てぇんきゅう!

531:創る名無しに見る名無し
18/02/02 12:30:12.47 42HWyCxr.net
>>499
少しくらい独りよがりでもいいと思います。
書きたい事を書くべきなんですから。
もう少し勇気を出して、ありのままの自分を表現なさってはいかがでしょう。

532:創る名無しに見る名無し
18/02/02 12:57:02.59 ZkmE779x.net
叢が読めないに草

533:ロム猫
18/02/02 14:02:48.19 b/dPGHiJ.net
あの、すみません。
カクヨムに書いたはいいんですが、貼り付け方がわかりません。
どうしたら良いのでしょう?

534:フカ
18/02/02 14:16:40.31 +skuhPJP.net
>>506
URLをコピペして貼れませんか?

535:フカ
18/02/02 14:31:48.54 +skuhPJP.net
>>506
カクヨムはアプリみたいですね。
どうしてもダメなら、noteにアップした方が簡単かもですよ。

536:arks
18/02/02 15:43:13.77 hWJo0MmB.net
webブラウザで「カクヨム ロム猫」と検索したら普通に出てきましたよ。「話会」というタイトルですよね?

537:創る名無しに見る名無し
18/02/02 15:52:03.24 jxO5HEZP.net
文章を晒す勇気はないのですが、何度か文章に色があると褒められたことがあります
どういう意図で褒めてもらえたのかよくわからないんですが、これ、どういう意味だと思いますか?
いわゆる小論文みたいな文章なので、色気ではないと思うんですけど
自惚れに聞こえてしまったら申し訳ないです(・_・;

538:ロム猫
18/02/02 15:56:18.52 AlRLV9M+.net
ああ、こうやるんですね。
URLリンク(kakuyomu.jp)
すみません。期待できるようなものではありません。
いろいろ教えて下さい。

539:フカ
18/02/02 16:24:30.08 +skuhPJP.net
>>511
読ませていただきました。
かなりいい作品だと思います。生活保護や老人病棟、老後の問題など今日的な社会情勢にマッチしていて、色々と考えさせらせます。
ロム猫さんの個人情報にかかわるからあまり突っ込んだ質問はしたくありませんが。よくぞ書いて下さった、と思います。
なにかの賞に応募なさらないのですか?応募レベルだと私は感じました。
主人公の気持ちがよく表現されていて、読んでいて、共感できました。
最初はふーんと油断して読んでましたが、後半加速型なのかな、とも思いました。ロム猫さん、侮りがたし…。
とりあえず、私はいいなと思います。なんだか上手く批評出来ませんで、すみません。
今後も期待しています。ありがとうございました。

540:フカ
18/02/02 16:37:00.46 42HWyCxr.net
>>510
晒し下さらないと、何とも言えないです。

541:ロム猫
18/02/02 16:53:26.08 WftWF2RL.net
>>フカさん
ありがとうございます!読んでくれて、本当にありがとう。
実はフカさんの作品に触れて、結末が少し変わりました。
どこかで主人公を救わなければならない、希望の糸を残さなければならない、そう感じたんです。
作品をあげるのに、始めは読んで欲しい、感想を聞きたいと思っていましたが、
いざあげるとなると、なんであげてしまったのか、後悔と不安ばかりでした。
ちなみに主人公を「たかし」にしたのは「わたし」に語感が似ていたからです。
三人称ということで、慣れない違和感を少しでも解消する苦肉の策でした。
家族の問題は大なり小なり皆んなが抱えている問題です。
悲劇の度合いが大きければ凄いわけでもなく、ちょっとした軋轢やすれ違いもきちんと拾うのが小説の使命なのかもしれないと、今回の執筆で感じました。
フカさんにレスをいただき、勇気を貰いました。本当にありがとう。
お互い、頑張っていきましょう!

542:フカ
18/02/02 17:04:16.57 42HWyCxr.net
>>514
こちらこそありがとうございました。
たかし=わたし、なるほど。上手いこと考えますね。
家族の問題は、確かに皆んな何かしら問題を抱えて生きているし、それを一つ一つ拾うのは、私も作家の仕事だと思います。
救いがある作品もいいですよね。読んでいてホッとしますし。
とにかく、お互いに頑張りましょう。
てぇんきゅう!

543:創る名無しに見る名無し
18/02/02 17:12:14.34 muv1t+fE.net
>>510
「色がつく」は否定的な表現。
「色気がある」は肯定的な表現。
これが耳慣れた「色」の用法ですね。
>文章に色があると褒められた
これは「色がない」の対義語として「色がある」と言っているのでは?
「色がない」=モノトーン。無色透明とも言えますから、転じて「没個性」「無機質」を表しているのでは?
とすれば、「色がある」は「個性的」「ぬくもりがある」等の意味では?
さらに「文章に色がある」という表現は、「文は人なり」と同じような表現ではないでしょうか。
文章から「作者の人柄や人生観が滲み出ている」という意味まで含んでいるように思います。
ぜひ文章を晒してみてくださいw ここは文章を晒す場ですよ!

544:創る名無しに見る名無し
18/02/02 18:38:49.91 muv1t+fE.net
>>511
フィクションとしての構成にいろいろ緩さを感じる。
作家には必然性があるのだろからいちいち書き出さないけど。
結末の一行だけでも削除できないかな?
もしフィクションとして書き換える余地があるなら。

545:創る名無しに見る名無し
18/02/02 18:44:13.16 Vk38EY1f.net
>>511
序盤だけしか読んでないけど、
これは三人称視点のふりをした一人称小説だね。
地の文で主観的な感情をぶちまけ続けているから疲れる。

546:創る名無しに見る名無し
18/02/02 23:10:03.11 DkTNKrFX.net
>>511
お作法で言うと、」の前に?と!が来る場合は空白は必要ないです。
「えっ?なんて? 」×
「えっ? なんて?」○

547:創る名無しに見る名無し
18/02/02 23:13:20.28 Vk38EY1f.net
>>519
それ強要するほどのことか?
尊敬する書き手が空白なしで書いてるから、
自分はそんなお作法無視して書いてるけど。
実際それで入選したし、
選考委員に会っても怒られなかった。

548:創る名無しに見る名無し
18/02/02 23:33:24.58 qru+tquw.net
>>511
短編の印象とは全然違って、言葉は悪いですけど、すごい書けてると思います。
物語の背景を


549:事前情報として知ってるからですが、これは一人称でどっぷり語る感じの方が向いてそうと思う向きも。 でもきっと三人称へ挑戦されたということだろうと捉えました。 読ませていただきありがとうございます!



550:創る名無しに見る名無し
18/02/02 23:44:23.01 DkTNKrFX.net
>>520
言ったのは」の前の空白はいらないってことで、たまたま選んだ文がミスで前の?に空白がなかったから直したけど、要は無駄な手間をかけてるってこと。
入選するかしないかには作法は関係ないかもしれないね。出版するときに必要なら編集者から手直しするように言われるか、編集が許可取ってやるかだろうから。
ただ、作法は読みやすさと製本の都合で決められてると思うから、守って損はないと思うな。強要はしません。

551:創る名無しに見る名無し
18/02/03 00:15:25.50 v8WKFPN6.net
「カクヨム」ってところは、今からでも訂正を入れられるのかな?
>突然に予定が無くなった休日をどう過ごせばいいわからなかった。
突然に予定が無くなった休日をどう過ごせばいい【のか】わからなかった。

552:創る名無しに見る名無し
18/02/03 00:29:07.66 v8WKFPN6.net
溜息を吐き←→ため息をつき

553:創る名無しに見る名無し
18/02/03 00:43:17.15 v8WKFPN6.net
>老人は何も聞こえなかったようにピクリとも動かない。
 老人は聞こえなかったのかピクリとも動かない。

554:創る名無しに見る名無し
18/02/03 00:44:16.11 NtHxrbJB.net
>>511
俺なら極力支払わない方向で折衝すると思って読んだ。
義務感にしろ愛情的なものにしろ……
でも実際その立場になってみたら分からないって話だな。
ブログやエッセイなら大変でしたねと思うな。
小説的な恣意性がもう少しあってもよかったような。
病院の受付がなんか感情的且つ干渉的で変。
>>518
読み易いのに淡々とした凄みみたいのと違和感とあると思ったらそれでしたか。なるほど。

555:創る名無しに見る名無し
18/02/03 00:45:45.47 v8WKFPN6.net
>例え触れれば切れてしまうような、細い糸であったとしても、△
例え触れれば切れてしま【いそう】な細い糸であったとしても、○

556:創る名無しに見る名無し
18/02/03 00:52:21.60 v8WKFPN6.net
>案の上×
 案の定◎

557:創る名無しに見る名無し
18/02/03 01:17:46.28 v8WKFPN6.net
単純なのはこれくらいかな?

558:創る名無しに見る名無し
18/02/03 01:40:04.54 v8WKFPN6.net
>貴志は自嘲気味にそう思い、
 
自嘲は誤用では? 
貴志は半ば呆れながらも、購買所まで車椅子を押して行き、父親にアイスクリームを買い与えた。

559:創る名無しに見る名無し
18/02/03 01:45:08.71 v8WKFPN6.net
>貴志は、母親の言葉が予言めいた不吉さを纏って逡巡するのを覚えるのだった。
ついでに「逡巡」の用法もちょっと疑問…。母親の言葉が予言めいた不吉さを纏って思い出され、
とかが良いのでは? 逡巡するのは母の言葉を思い出した、貴志自身なのでは?
とすると前段の「日を改めて区役所に赴き問い合わせることにした」は「…問い合わせなければならなかった」
とした方が良いのでは?

560:創る名無しに見る名無し
18/02/03 03:15:49.64 2eNBCflP.net
>>499
課題を出した人間だが乙、楽しい作品だった
>>511
OK、読む
批評はアルコールが抜けてからやるw

561:創る名無しに見る名無し
18/02/03 03:40:19.24 v8WKFPN6.net
「話会」で優れているところは、やはり父子が病院で再会するシーン。
貴志の口調が切り替わったところだろう。ここはかなり読ませる!
図式的でなく、心情が溢れでている。(ただ独白で新たに語られる事実がなかったのが惜しい。前半に開示しすぎたのも疑問)
・話法の選択がいろいろ言われているけれど、三人称語りで視点を意図的に制限するやり方は正しい。
なぜなら、この父の実像をノゾキ見ることはできず、父は過去も現在も貴志にとっては他者であるからだ。そのためには視点を制限する必要があった。
また三人称にする理由


562:は、作品テーマの性質上、語り手と作者の「距離」を図る必要があったからだろう。 一人称的な主観が強いという印象は、まあその通りかもしれない。 だた、作品全体としてみれば、それは「役所からの通知」に対する地の文での解釈が「客観的でない」のが主因なのではないかな?  それはそれとして、たぶん自由間接話法的なものを入れて、かなり自由自在に三人称語りを操っているという印象を受けたよ。



563:ロム猫
18/02/03 09:56:25.42 FoE66wgi.net
レスが遅れてごめんなさい。
みなさんの講評を読みながら、様々な思いが去来して、うまく言葉にすることができませんでした。
今の心境はやっとこの作品から離れられる、ということです。
ひとに「読んでくれ」と言っておいて、勝手なことを言いますが、私はこの作品を読み返したくもない、いまはそんな気持ちです。
作品を書きあげるために、色んな記事を漁りました。
中でも印象的だったのは、北九州殺人事件の主犯の息子の告白記事です。
被害者でもあり加害者でもある母親との面会。親を慕う心情、親を憎む心情、殺人者の息子という運命を呪う心情、
気持ちが混乱し、最後には喧嘩別れをし、それでもなお母親に会いに行く。
その中で交わされた会話のひとつにこんなものがあります。
……私は死んだほうがいいと思う?
そう嘆く母親に息子は
「苦しんで生きろ」と返します。
この「苦しんで生きろ」のなかに、私はいろいろな心情を読みとりました。
勝手に死ぬことなど許さない、あるいは、それでも生きていて欲しい、それが素直に伝えられない。もしくは、生きるという苦しみを分かちながらともに歩んで行きたい。
そんな気持ちを感じました。
他人の心を覗けない以上、言葉は主観的に推測をする他ありません。
そうであるならば、会話という行為は自分の心のあり方に大きく影響を受けるのではないでしょうか。
そんなつもりがなく放った言葉が人を傷つけたり、勝手に悪く受け止めたり、あるいは良い方に受け止めたり。
会話をすることで誤解をしたり、会話をしないことでまた、誤解を生じさせる。
そんな、話を描いてみようと思いました。
本来ならば個別に礼をするべきだと感じてますが、ご周知の通り遅筆でございます。なかなか時間をとることができず、申し訳ございません。
ただ一言に思いを込めて申し上げます。
みなさん、読んでくれてありがとう。

564:創る名無しに見る名無し
18/02/03 12:56:51.61 NtHxrbJB.net
>>534
>、私はこの作品を読み返したくもない、いまはそんな気持ちです。
資料にした記事のせいなのか作品自体に対する思い入れのようなものの
せいなのか
>他人の心を覗けない以上、言葉は主観的に推測をする他ありません。
何か思い入れる部分があるのだろうと察しますが、
違っているかもしれませんね。

自身の人生を切り売りしたようなものなど
このスレには勿体なさ過ぎるとは思いますが、
人間吐き出したくなるときもある。
脱線しますが、個人的に
不器用にであってもネットで自由に心情を吐露出来る昨今、
ある種の小説はネタの盗人のように感じることがあります。
(「文化を盗む」にも微妙通じるものがあるかもしれません)
その一方で、
他者に対して傾聴的な内容の小説があっても悪くないかもしらないと
ちらっと思いました。ビジョンはないです。
お大事に。

565:創る名無しに見る名無し
18/02/03 13:30:43.39 2eNBCflP.net
>>511
講評。
8243文字。散り散りになった家族を描いている。
作中には、誤字、文法ミスが多く見られた。
>外には出られませんが、多目的室までは車椅子で行けますが、そちらでお話しされてはいかがですか?
上記は、会話文とは言え「車椅子で行けますので」といった表記が自然だろう。
課題は「三人称、家族離散の感動もの」である。
今回は、作者に三人称の縛りを提示したが、問題点は幾つか見られた。
>区役所から届いた一通の


566:封書を手に黙り込む貴志に向かって、美幸は不安そうな声でそう尋ねた。 >同棲を始めてから五年になる二人のもとに、年賀葉書とダイレクトメール以外に初めて送られてきた郵便物、それが区役所の福祉課による差出であることに得体の知れない不安を感じていた。 引用した二文は前件が「美幸」の声を描写して終わっているため、 新たな主題を提示せずに開始される後件は、例外的に「美幸」を主役にした文とも読める。 視点は読者を文へと同化させるに資するものであるから、それを阻害する特段の文脈的狙いが無い限り、一定の規則に沿うべきであろう。 また、「である」系、「のだ」系の文末は説明の調子を強くするので、場面転換時の使用には注意を要する。 >繰り返した言葉は美幸に対してというよりも、自分自身に言い聞かせているようであった。 >居所を知った時、貴志は、母親の言葉が予言めいた不吉さを纏って逡巡するのを覚えるのだった。 同文末は作中にて多用されているので、上記文も文脈に照らして特異な語形ではないが、 場面の移動直前で使用されると纏めの勢いが強まり、地の文の「顔」が見えるため、同化の阻害とも成る。 指摘部分には直後が空行であるから、弱化させた文末語形でも理解は成される。 提示した「家族離散の感動もの」の評価にあたっては、結末に向けた戦略を吟味した。 作中、「トヨタとその他」「米研ぎを美幸に頼む」「家政婦のような役割」などの伏線が埋め込まれ、それらは後半の病院・公園で主役の情動を引き起こすトリガーとして活用されている。 読者は、前提情報を共有することで作中人物と感情を合一させていくので、逆算して伏線を潜伏させる手段は劇的な場面で効果を現す。 これは前回課題より作者の得意とする所であり、応用されたものであろう。 ただし、序盤の「トヨタとその他」に関しては、補足が必要だと思われる。 言葉の意味合いは、暗に息子と関わりを求めた父親による語呂合わせに近い冗談かとも見られたが、意図に不明瞭が有り、結末に近い伏線として弱みが感じられた。 今回の課題は、判定において特に「三人称」に不足が残った。 提出作品の劇的な場面は、その多くが一方的な台詞、内心独白で語られており、認知症の父親という題材も一人称寄りの選択と言わざるを得ない。 しかし目的は作者の技術習得であるため、その分、設定を超えた文量が割かれた提出作品をもって相殺し、ひとまず課題は果たされたものとしたい。 さて、結末部において、主役が公園で他者とのコネクションに焦がれる提出作品は、初回課題作と近似している。 しかし話の仕掛け、登場する人物、エピソードといった道具立てが増し、同時に収束力が高まったのは作者も手応えを感じていよう。 次回課題は、人と人の掛け合いを描く力の養成をすべく、「悪態と協力で進むバディもの、5000字程度」を提示しておく。期限は二月二十八日。



567:創る名無しに見る名無し
18/02/03 13:37:08.90 2eNBCflP.net
よし寝る
>>534
内容良かったよ、乙

568:創る名無しに見る名無し
18/02/03 14:32:14.36 EjGk2r3d.net
>>536
偉そうな口調で随分俗っぽい課題出すんだね。

569:創る名無しに見る名無し
18/02/03 14:42:59.95 v8WKFPN6.net
>作者に三人称の縛りを提示したが、問題点は幾つか見られた。
横スレは基本遠慮するし、サークル内のことなので基本口出ししないけど、
さすがにこれは間違っているだろw どうやったらそう読めるんだよw
主宰者でもときに混乱するんだから、小説の話法ってアホみたいだけど、難しいよなあ。
あとは作家さんの気持ちはわかるんだけど、カクヨムって曲がりなりにも作家デビューだろ。
アマチュアとプロって違いしかない。
だったら機会をみて訂正をいれるべきだと思うな。編集者がついていないんだから自分で自分の作品を救わなきゃな。
俺はもう原稿チャックしないけどな、ここでは。無駄だから。
感想だけ言わせてもらうわ。

570:創る名無しに見る名無し
18/02/03 14:47:22.03 v8WKFPN6.net
チャック既出w

571:創る名無しに見る名無し
18/02/03 15:33:23.18 2eNBCflP.net
落ち着け
まだ慌てるような時間じゃない

572:ロム猫
18/02/03 16:04:42.81 w9P0fHoN.net
>>539
ありがとうございます。もちろんなおさせてもらいます。
ただ、まだ仕事中で時間が取れないんです。
>>課題人
ありがとう。また、あらためてお礼を言いたいと思います。
が、今日は娘のお友達が来て初めてのお泊り会。パーティー料理を作らねばなりません。
だいぶ遅くなります。

573:
18/02/03 19:43:54.50 NtHxrbJB.net
評価をお願いします。
以前、創作文芸板の別スレに投稿したものを練習で書き直してみました。【A】【C】2作。
この三語で書け! 即興文ものスレ 第二十七ヶ条
スレリンク(bun板:357番)
(証明が出来ませんが元作も自作です)
5chでクローズということで改行はレス風になっています。読み辛かったらすみません。

【A】
―あー美少女が台無しだな。口から黄色いサツマイモの身がふき出しているよ。―
選択用のチェックボックスをクリックした。
日曜の午前中。
居間のパソコンで、写真や短い動画ファイルを整理していた。
大口で焼き芋を頬張っていた彼女。
こちらの写真では、焼きもろこしの滓が歯に挟まっている。
別の一枚では広げた鼻の穴から鼻毛どころか、鼻毛にぶら下がった鼻糞まで写っていた。
―龍飛崎でイカ焼きをせがんだときの……。鼻糞を石槍で突く原始人をコラージュして、魚眼レンズ風に加工してみよう。―
そのファイルもチェックした。
中二病の頃、彼女にはレンズを向けると、顔からツッコんでくる習性があった。
こちらの動画ではイクラの朱い粒を点々と顔にはり付かせている。
―蕁麻疹の真似? 食べ物を些末にした咎で、土下座……はないか。これもチェックだな。―
この時期のスナップは、やたら迫力顔のアップのものばかりだ。
私も愉しんでいた節がある。
思春期特有の恥じらいだの、戸惑いだの、反発心など、ない交ぜになった……
娘の、しなやかさ手前の、まだ柔らかい時を感じて愛でていたのだ。
妻のデバイスにはだいぶましな写真や動画が保存されているはずだ。
父親にだからこそ、安心して向けることの出来た子供っぽい甘えと思えば、―「特別なあなたに」DMの標的向きの―自尊心も刺激されよう。
いや、私に似た、ひょうきん者の確かな血統と思えば感慨深い。
親子の絆を超えて、どこか共犯者めいた情まで沸いてくる、というものではないか。
妻の律子に話せば、―由佳はあたしに似て気遣いの出来る子だから、DQNな父親に合わせてあげていたのよ。―
などという、それはそれで歪な親バカ振りを引き出せるにちがいないが。



574:由佳ももう、この秋で三十歳。 笑顔の裏で、我が家の不良在庫と化すのかと、覚悟していなくもなかったが、来週、嫁にい……ってしまう。 ――そうだ、記念に家族写真を撮ろう。いたずら親子の締めに、三人で、年賀状用も兼ねて。―― ――由佳が顔の出る犬の着ぐるみを持っていた。わたしのは犬耳とか首輪を注文して、律子の分は……―― ――後から、蝶マスクとかバラ鞭とか、女王様の衣装をコラージュすればいい。―― マウスを握る手に心の汗が零れた。 ―‥鼻 み ず



575:
18/02/03 19:45:31.19 NtHxrbJB.net
【C】
お下げ髪で秀でた額の少女が駆け寄ってくる。
パソコンのビュー画面の中、口元がみるみると拡大した。
もともとピントが追いついていなかったのが、加工による劣化でさらにぼやけている。
唇が上下に捲れて突き出され、それと同時に縦に開いた口腔から、
糊状と固形状の混じった咀嚼中の何か、黄色い物体が飛び出してきそうに……。
そこでそのGIFアニメーションは止まった。
以前、動画ソフトの試用で、ホームビデオからGIF形式で取り出したファイルが、
一本だけ写真用のフォルダーに放り込んであった。
GIFファイルの元のビデオは、母の畑で七輪を囲み、焼き芋をしたのを撮ったものだ。
妻の話では、私の上の姉が訪ねてきた折りに酒の肴ならぬ茶請けに観ていたら、
悠佳が血相を変えてテープを強奪していったと。
媒体をDVDに移し替えるのにそろそろ返却して欲しいのだが……。
あの焼き芋の後、ほどなくしてお袋がポックリと逝った。
遺してくれた菜園は、
その中にオレの生まれたボロ屋も埋もれそうにしてあったのだが、
二人の姉の分と相続税の足しにする分をまとめて売却すると猫の額ほどが余った。
余ったというか、そうなるように姉貴たちに少し譲歩して貰った。
そしてそこに姉貴たちとの約束通り、
私たち夫婦は四階建てのペンシルハウスを建ててマイホームとした。
今、居るこの家だ。
次の写真では悠佳は牙を剥いて丸ごとの人参に噛みついている。
悠佳とは、私たち夫婦の一粒種。
私たちとは棟を並べ甍を争へる首都近郊の生活者。
つまり悠佳は野生種ではないのだが、中学一年生の冬から二年生の秋にかけて、
悠佳にはレンズを向けると頭というか顔面からツッコんでくる習性があった。
動機などを尋ねても答えが返ってきたためしがない。
悠佳がその蛮習の餌食にするのは私限定だったし、
思春期の一過程、不器用な自己表現の一計ぐらいに考えて、
私たちは取りたてて心配することも叱ることもせずに生温く見守った。
いや、私は愉しんでいた。
娘の、しなやかさ手前の、まだ柔らかい時を感じて愛でていたのだ。
悠佳は、この前の時期には撮られるのを嫌がって手で顔を覆って逃げ回ったし、
この後の時期には……単身赴任した私を気遣ってか、
随分と胡散臭い笑顔でカメラに収まるようになってしまう。
秋風が窓の外でシェードをはためかすとモ


576:ニターに光の帯が通った。 私のパソコンラックは キッチン,ダイニング,リビングと詰め込んだ2階フロアーのすみに、 置かれている。 私の単身赴任は、派閥抗争のとばっちりの流れ弾人事で、 マイホームを新築して一ヶ月かそこらのときに、急に僻地へ飛ばされ、 辺境の小さな島国ということで家族を呼ぶという選択肢のないままに、 十一年にも及んだ。 そのせいか、家の中で私のスペースは追いやられ気味となっているのだ。 もう帰って来て三年になるのだが。



577:
18/02/03 19:47:11.68 NtHxrbJB.net
翌週の火曜日にハロウィンを控えた土曜日の、そろそろ正午。
私はパーティーの会場に飾るデジタルフォトフレームに入れる写真を選んでいた。
妻と娘は仮装用の小物や化粧品などを買いに出ている。
階段下のラブソファの上に、仮装用の額縁の枠の部分と暗褐色の衣装と、
デジタルフォトフレームの箱が二つ。
私の仮装は定番の額縁物でモナ・リザ。
一昨年のハロウィンでもやって額の生え際の感じが妻に……好評だった。
パーティーの主催者殿から男女逆転との指定があった。
妻の律子に一応、お揃いということでピカソの自画像を奨めてみたら、
写楽の「市川エビ蔵の竹村サダ之進」にするつもり、だそうで。(※1)
目力が強いので似合うかもしれない。
掛け軸の背景なら棒にぶら下げて担ぎ、邪魔になったら巻いて仕舞えばいいと。
なるほど、である。
律子が用意しておいてくれたお握りを食べながら写真選びを続けた。
美しい海岸線、岬と灯台、陸影、夏の青々とした山の中に立つ白いブレードの風車……。
明朗な風景を撮ったものが続いた後に、また件の悠佳のがあった。
今度のは鼻の穴あたりが大写しになっていて、
鼻毛どころか、鼻毛にぶら下がった鼻糞まで写っていた。
懐かしさに……むせて、順次ゆっくりと自動再生していたのをクリックで停止した。
親子三人で津軽、道南と観光したときの思い出だ。
悠佳はくんかくんかと嗅いでみせ、潮の香りをアピールしたかったのかもしれない。
竜飛崎にて、ガイドブックの食堂に入って海鮮丼を食べたい親と
イカ焼きを囓りながら海岸を散策しようという娘とで意見が割れた。
海鮮丼の食堂は目と鼻の先にあり、
対してイカ焼きは、しばらく前に通り過ぎた売り子のがいいと悠佳は考えていた。
悠佳は一人でもイカ焼き売りを探して食べると強情に言い、
それならばと小銭入れを渡して律子と見送った。
潮風にさらされた食堂で律子と並んで腰掛け、
海鮮丼を賞味しながら、
自立心旺盛なのはいいな、でも協調性に欠けるのはダメねとか、
バカを出来るのは学生のうちだろとか、
最近は就職活動が大変で昔とはちがうみたいよとか、
そんなことをお喋りしたろうか。
待ち合わせしていた―そこに於いて諸君の路は全く尽きるのである―
太宰治の文学碑に向かって夫婦で漁港を歩いた。(※3)
悠佳は海に面した石段に座っていた。
ぴんと張った背筋で風に対峙して、切れ長の三角の目で沖を見据えていた。
いいや、遠目で表情の判別までは付かなかったはずなのだ。
しかし記憶には、巣立つ猛禽類の若鳥のような、
危うさと凜々しさ�


578:ニが綯い交ぜになった美少女の姿が焼き付いていた。 カメラに撮ろうとしたら、律子に素早く手で制され首を横に振られたのだった。 律子が、いつの間にか彼女の愛機のようになっていた一眼レフで連写した。 仕方ないので私は心のカメラで撮った。



579:
18/02/03 19:48:02.50 NtHxrbJB.net
岬の上から眺めたときは、
澄ましたお嬢さんのようだった夏の津軽海峡は、
港へ降りて見ると、防波ブロックを超えても流れが速く、
力漲る若い野性味に溢れていた、はずだ。

★★★後日
ハロウィンのパティーは魔王が第三形態になった後に退場自由となり、
私たち年長組は魔王が第五形態のお色直しに入ったところで、
お暇をした。
会場に持ち寄ったデジタルフォトフレームだが、
私は竜飛崎での鼻の穴がアップになった写真を、
鼻糞を石槍で突く原始人をコラージュして、魚眼レンズ風に加工してから加えた。
律子が選んだ分には竜飛崎漁港で悠佳を連写した内の一枚が入っていて、
やはりな、と思った。
律子の仮装は聞いていた予定とは違って、何故か棟方志功の「磯鷲の柵」になっていた。
なんでも「竹村サダ之進」は娘が不義密通するので縁起が悪いとか。
磯鷲は性別不明な気がするが良かったのか……。
会場を出しな、主催者の一人の猫耳をした獣人のお姫様から、
悠佳からの頼まれ物だといって封筒を渡された。
彼は、結婚式も披露宴も頑なに嫌がる悠佳と粘り強く交渉して、
自らの女装も餌に、なんとか代りにハロウィンのパティーを企画したと。
何やら美談めかして律子から聞かされていたが、
あのお姫様の懲り具合と似合い振りは怪しいと私は思う。
封筒の中味はプラスチックのケースに入ったDVDで、
悠佳が持ち逃げしたままになっていた件のビデオをコピーしたものだった。
しかし悠佳の黒歴史シーンは全部、編集でカットされていた。
小賢しい……
とは、それを観た律子と姉貴たちの感想であるが、なるほどと私も思った。
それぞれ今日の魔王と獣人のお姫様、
どちらへ向けての批判であるかは定かではないが。
律子の選んだ「磯鷲の柵」だが、
背景には原石鼎という人の―磯鷲は かならず 巌に とまりけり―
という俳句が書かれている。
どことなく鷲が戻って来そうな俳句で縁起的にはどうなんだと思ったが、
考えてみれば、獣人のお姫様の姓が岩崎だった。
まあ、4階の悠佳の部屋は一年はそのままにしておいてやろう、
と私は思う。
【 END】

580:
18/02/03 19:54:01.46 NtHxrbJB.net
投稿以上です。
※1:東洲斎写楽「市川鰕蔵の竹村定之進」
※3:龍飛漁港◆太宰治文学碑―――――
 ここは、本州の袋小路だ。読者も銘肌せよ。諸君が
北に向つて歩いてゐる時、その路をどこまでも、さか
のぼり、さかのぼり行けば、必ずこの外ヶ浜街道に到
り、路がいよいよ狭くなり、さらにさかのぼれば、す
ぽりとこの鶏小舎に似た不思議な世界に落ち込み、そ
こに於いて諸君の路は全く尽きるのである。
―――――――――「津軽」より
>>543
【A】叙述形式の軽い試み。ダッシュで囲まれた部分は内心のつぶやきのようなものです。
>>544-546
【C】今どきの55歳のリーマンの語りってどんな風かなと思いながら
書きましたが……気を緩めるとコントに走り出し、困ったです。

581:創る名無しに見る名無し
18/02/03 23:36:09.67 2eNBCflP.net
>>543
>中二病の頃、彼女にはレンズを向けると、顔からツッコんでくる習性があった。
これ単品だと、読んだ時点で誰の中二病を語っているのかがすぐには分からない
語り手と彼女の関係性が


582:明示されていないので >父親にだからこそ、安心して向けることの出来た子供っぽい甘えと思えば、――「特別なあなたに」DMの標的向きの――自尊心も刺激されよう。 ダッシュ内がちょい乱暴に感じた >>544 >もともとピントが追いついていなかったのが、加工による劣化でさらにぼやけている。 文章の雰囲気がこの文時点まで割とかっちりしているので、ラフな話し言葉調への転回がミスにも感じられた 几帳面に書いたら「もともとピントの追いついていなかったGIFアニメーションは」とかだろう(ここまでは必要ないだろうけど) >一昨年のハロウィンでもやって額の生え際の感じが妻に……好評だった。 楽しい >私は竜飛崎での鼻の穴がアップになった写真を、 >鼻糞を石槍で突く原始人をコラージュして、魚眼レンズ風に加工してから加えた。 「を」連発による混乱 >まあ、4階の悠佳の部屋は一年はそのままにしておいてやろう、 「は」が近接して連発しているので、読点でも入れてはどうか 【C】が良いかと



583:創る名無しに見る名無し
18/02/04 00:18:19.76 0QPXW2W1.net
横スレできないから、レスにはちゃんと作家さんが直接反論しなはれや。

584:創る名無しに見る名無し
18/02/04 00:30:03.23 whivO2D4.net
でも、横レスもありがたいですよ。
なぜなら、指摘されてることの意味がわからなくてスルーしている可能性が高いからです。
わかってない人に教える徒労があって、それで嫌になっちゃうのは想像できます。すみません。
あと、この手のスレッドでの横レスは控えめに、などの暗黙の了解もあるかもしれない?
ここでの「酷評」は評価してくださる方の善意によってしかないということはわかってます。
なのでいただくレスが全てだし、レスをいただけるだけでとてもありがたいと思ってます。

585:ロム猫
18/02/04 02:46:44.25 ySfkHndX.net
>>539
ご指摘箇所、なおさせていただきました。読み返してみると、単純ミスもあり、また、かっこつけたいと邪念が混ざったところは読みにくくなっていることに気がつきました。
作品を救うのは作者しかできない、共感しました。ありがとうございます。
>>536
課題人、今回も本当にありがとう。次で4回目。このまま何回かこなせば確実に筆力をあげることができる、本気でそう思いました。
もともと、君と某コテのやりとりに横入りして、無理に課題をもらったことから始まったこと。それが広がり、書き手があつまり賑わいをみせる。感慨深いものがある一方で、
君が悪く言われる機会が増えてしまったことに心を痛めております。
いろいろな思いはあるでしょうが、私は君に感謝しかない。
講評を理解して身につけ、作品に落とし込むことで恩を返す他ないと考えております。
重ねて申し上げます。ありがとう。
さて次の課題ですが、バディものってなに?
い、いや、もちろん私は、わ、分かっているけど、し、知らないひともいるかと思って……。

586:創る名無しに見る名無し
18/02/04 04:46:24.26 emIlCnRn.net
>>551
横だけど、バディものは、相棒とかパートナーとかコンビとかでストーリーが進むヤツ、かな?
映画で言えば、古くは「48時間」とか、新しいのだと「キューティーコップ」とか?
「リーサルウェポン」とか「メン・イン・ブラック」とか「バッドボーイズ」とか「劇場版相棒」とか「シャーロックホームズ」とか「遊星からの物体X」とか。
ドS課題人の講評は俺は好きだ。小難しい言い回しが逆に笑えるw
直した作品では、最後の一行を削ってしまったので終わり方として中途半端な気がするな。ベタだけど、彼女に電話をかけるとか、実家に向かうとか、行動で終わった方が終わりっぽいと思うな。
お作法で言うと、【「】の前に空白があるけど、必要ないです。強要はしません。

587:篠原大生
18/02/04 04:47:07.33 FMC53qgG.net
初投稿です
物語冒頭のみですがよろしくお願いします

588:篠原大生
18/02/04 04:47:41.36 FMC53qgG.net
 しがないルート営業を生業にして、もう五年になる。俺は二十七歳にもなって、未だ童貞のままだった。
 月給は手取りで二十四万円。
 東京で一人暮らしするには少々不満が残るが、唯一の救いは社宅という名の借り上げマンション(八畳ワンルームだから大したことはない)の家賃がわずか一万円の天引きで済んでいることくらいだ。
 次男坊で放任主義の両親に育てられ、実家に仕送りをするわけでもなくのほほんと生活している。まあ、切り詰めて生活する必要もないってわけだ。
 そんな俺の唯一の楽しみは、風俗だ。
 月二回、俺は色んな風俗店を利用している。
 給料が出る毎月二十五日と、どうしても人肌恋しくなる頃合いに利用している。
 そして俺は、ここが他の人とちょっと違うかも知れないが、風俗を楽しんだあと必ず体験レポートをブログに記入することにしている。
 女の子の容姿から始まって、会話のスムーズさやプレイ時間の割合、ワンポイントアドバイス的なことまで書き込んでは、その日のうちに記事を投稿しているのだ。
 まあ完全に自己満足の世界なのだが、それを書く事で追体験した気になれるのと、自分自身の備忘録としての役割を果たしているブログ。
 閲覧数はアップした日でも一日数十件程度。
 まあ、対して注目されていないブログだからこそ、俺は伸び伸びと、好き勝手書いていたのだ。
 そう、昨日までは。

589:篠原大生
18/02/04 04:48:42.73 FMC53qgG.net
 仕事が終わって帰宅したのは、午後八時を回った頃だった。
 家に帰るとまずパソコンを開いて、メールチェックするのが日課だった。
 俺はいつものようにスリープモードになっているパソコンを立ち上げ、シャワーを浴びるため服を脱いでから、メールボックスを確認した。
 そこに、知らないアドレスからの着信メールがあった。
【渋谷デイドリーム店長です】
 どきりとした。
 メールのタイトルを見た瞬間に、俺は全身から血の気が抜けるような感覚に陥った。
 そう、メールの送り主である「渋谷デイドリーム」とういのは、俺が現在最も利用しているデリヘルなのだ。
 やばい、これは完全にクレームの連絡だ。
 これまで風俗体験記のブログをつらつらと書いてきたが、一度もメールなどもらったことはなかった。記事にコメントが来ることすら、片手で数えられる程度だったのだ。
 それが、今、一番お気に入りの店から……しかも店長からメールが来ている。
 クレームとしか思えない。
 俺は恐るおそる、その新着メールをクリックし、開いた。

590:篠原大生
18/02/04 04:49:27.52 FMC53qgG.net
 いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
 さて、突然のご連絡をさせていただきましたこと、まずもってお詫び申し上げます。
 この度、私が店長をしております「渋谷デイドリーム」と、系列五店舗におきまして、外部講師をお招きしたスタッフ育成制度を実施することとなりました。
 以前より貴殿の開設されていますブログを拝読させていただき、ご利用いただいた女の子にも記事の内容を見せ、サービスの向上に役立てておりました。
 貴殿の的確かつ具体性のある表現と、決して後ろ向きな言葉を使わずに女性を褒めながら伸ばすアドバイスは、女の子に大変好評でした。
 当該スタッフ以外にも参考になる点が多々あり、広く活用させていただいております。
 そういった背景がある中、弊社オーナーの発案により、今回、外部講師をお招きしたスタッフ育成制度の導入に至りました。
 貴殿の“女の子が前向きになれるアドバイス”を是非、弊社スタッフ育成にお役立て頂きたく、突然のお願いで甚だ恐縮ではありますがご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 

591:篠原大生
18/02/04 04:50:35.67 FMC53qgG.net
 なんなんだ、このメールは。
 俺は素っ裸のまま、三度読み直した。
 三度目に文末にあるPDFのリンクに気付いた時には、既に俺の股間ははち切れんばかりに勃起していた。
 勃起しながらリンクを踏んでみると、そこにはメール本文にあった依頼内容の詳細が記されていた。
 週一回の外部講師料として、二万円の謝礼……。これ、嘘じゃないよな……。
 半信半疑というには、疑いのほうが圧倒的に強く心に残るメールだった。が、俺はとてつもなく強烈に、その依頼内容に惹かれてしまっていた。
 お金をもらって、風俗の女の子の講習スタッフになれるなんて。
 こんなうまい話があるのだろうか。
 
 パソコンの画面をそのままに、俺はシャワーを浴びた。
 シャワーを浴びながら、今までプレイしてきた渋谷デイドリームの女の子たちの姿を思い返しながら、勃起したそれを思い切りしごきまくった。
 ああ、とんでもないことだ。
 俺は急激に非現実な世界への扉を前にし、射精した。
 
 シャワーを終え、賢者モードになって再びメール内容を見た時、俺の心はもう既に決まっていた。
 よし、話だけでも聞きに行ってやろう。
 自分の文章が認められたこと、そして女の子たちに役立っているという内容に気をよくし、妙な嬉しさが俺の気持ちを後押ししたのだ。
 俺は手短に、依頼内容への受諾は会って詳細を聞いてからにしたい旨を渋谷デイドリーム店長あてに送信した。
 三十分ほどで返信が来た。
 俺があらかじめ書いておいた休日である日曜日の午後二時に、店長が面談したいとの内容だった。
 俺は、高まる期待と不安を胸に、眠りに就いた。

592:篠原大生
18/02/04 04:52:01.76 FMC53qgG.net
 日曜日。
 指定されたのは、渋谷デイドリームの受付があるビルのすぐ近くにある、チェーン店の喫茶店だった。
 いきなり相手の事務所で話を、となった場合に俺が警戒してしまうのを配慮してのことだと理解した。
「いらっしゃいませ、おひとり様ですか?」
「いえ、すいません。待ち合わせなんですが……」
 ウエイターの女の子にそう答えながら、あからさまに人を探すふうにキョロキョロしてみると、そんな俺の様子を見ていたスーツ姿の男性が立ち上がり、会釈してきた。
 あの人だ。
 俺はウエイターの女の子を笑顔で制し、その男性の席へ向かった。
「あの、こんにちは。例のブログの……」
「初めまして。渋谷デイドリーム店長、副島です。“まろ”さん、でいらっしゃいますね?」
 初めまして、以降の言葉はとても丁寧ながらも店内の他の客に聞こえないよう極めて小声だった。
 当たり前の配慮かもしれないが、俺はそんな副島店長の行動に、とてつもなく安心感を覚えた。
 促されるまま席に座る。
 改めて目の前の副島店長をまじまじと見つめる俺。
 風俗店のスタッフに感じる、表面を取り繕ったような笑顔の裏に抱えていそうな闇……そういった雰囲気が一切なかった。
 年齢は俺と同じかもう少し若いのかも知れない。今時のイケメンという感じでは全然ないのだが、どこか人好きのするという印象の男性だと思った。
「突然お呼び立てしてしまい、申し訳ありませんでした……実際、驚かれたでしょう」
「え、ええ。そりゃもう……。クレームのメールかと」
「ですよね」
 副島店長は屈託ない笑顔を見せた。
 まるで後ろ暗い業界にいる卑屈さを感じない。俺はその笑顔で確信した。この人は、仕事に自信とプライドを持ってやっている。
「ご安心ください。と言っても我々の業界、色々と勘ぐられてしまうのは仕方のないことなんですが……。今回“まろ”さんにご依頼のメールを差し上げたのは、色々根拠がありまして」
「あ、すいません。堀と申します」
「失礼しました。堀さん」
 さすがに改まった話をスーツ姿の男性とする状況で、“まろ”などというハンドルネームで呼ばれ続けるのは辛かった。
「ええと、何の話でしたっけ……。そう、根拠」
「根拠、ですか」
「はい。実は、堀さんにご利用いただいて、感想をブログに書き込んでいただいた女の子たち……。リピートはしていただいてませんよね?」
「あ、はい……すいません。そういう主義といいますか、なんというか」
「いえ、いいんです。そういうお客様もいらっしゃいますので。で、その女の子たちに堀さんのアドバイスを伝えていたんですよ。私、以前からあのブログをブックマークしてまして」
「そうだったんですね」
「そうしたらですね……。みんな、全員、本当に接客が変わりました!驚くほど!」
 急に熱のこもった口調になった副島店長に、俺はちょっと……ひいた。
「女の子の接客態度は、即売上につながります。お客様に好印象を持ってもらえることでロングの指名やリピートの獲得という結果がすぐに出ますから」
「そ、そうなんですか」
「ブログで、文章でそれだけの効果を発揮いただけるのは、正直“まろ”さん……あ、申し訳ありません、堀さんのアドバイスに愛があるからだと私は思います!」
 どん!
 テーブルを叩いた。
 この副島店長、見た目とは全然違うぞ。
 相当に熱い男のようだ。
「そこで、メールを差し上げた次第なんです。堀さん、是非!是非お力をお貸しください!」
こうして、俺と副島店長による性教育は始まった。

593:篠原大生
18/02/04 04:52:13.97 FMC53qgG.net
以上です

594:創る名無しに見る名無し
18/02/04 10:11:01.02 0QPXW2W1.net
>こうして、俺と副島店長による性教育は始まった。
最後まで読んで、なんだこれ「ファンタジー作品」だったのか! とオモタw
ある意味予想を裏切られたw
あとは、たとえば三人称語りとか採用するとぐっと良くなると思うな。
だいたい、みんなネットのワナビ向けの文章作法とか、作文のマニュアル・テンプレにそって「私」語りを書きすぎなんじゃね。
内容にあったやり方で書かないとな。
あとディテールがないから、デリヘル関連の話なのにマクドナルドのバイトの話とかを読んでいるのと大して変わらんだろ、これではw
小説の冒頭部分で続きがある文章なのだろうけど、もっと工夫してほしかったな。
まあでも面白い書き手が現れたとは思うよ。あとはより面白く書く工夫をすることだね。

595:
18/02/04 12:26:59.22 naVptiBd.net
>>548
thx.(5ch的気軽さアピールでラフ失礼w)
>語り手と彼女の関係性が明示されていないので
謎の変な子が実は娘だったと遣りたかったのです。
わざとなのですが、あまり意味がなかったかもです。
>ダッシュ内がちょい乱暴に感じた
参考になります。
>言葉調への転回がミスにも感じられた
どうも雰囲気を掴みそこねて右往左往してしまいまして……。
これでも極端に硬いのと緩いのと両端を切ったのですが。
寝かしてから見直します。
>楽しい
残してよかったw
>「を」連発による混乱
>「は」が近接して連発しているので、読点でも入れてはどうか
推敲不足申し訳ないです。
546は伏線回収の取って付け感覚で書いてしまったかもです。
もう少しシャープ且つコンパクトに書きたかったのですが、
構成弄らずに手先でやる策が思い浮かばなかったです。
>【C】が良いかと
【C】は目が滑りませんでしたでしょうか?
落語家の語り芸のように語り口調だけで
だらだらと読ませられればグレートだったのかもですが、
明らかに過ぎた目標ということで前稿【B】から削っての【C】なのです。
捨てられる一人称として選んだ主人公なので、
いつになるやらですが、そのうち【B】で再チャレンジしてみたいですw

596:創る名無しに見る名無し
18/02/04 13:05:36.63 naVptiBd.net
>>554
読みやすくテンポがいいです。
ネット上のライトな読み物で見掛ける感じです。
(逆に文体でライトな話に感じてしまうので、まさか、そうでないなら補整が必要かもです)
>(八畳ワンルームだから大したことはない)の
→、八畳ワンルームの
独身寮としては普通の範疇で「大したことはない」という情報が不用に感じました。

597:創る名無しに見る名無し
18/02/04 13:12:29.14 whivO2D4.net
>>554
続きを読みたい。
おじさん向けのエロあり笑いあり涙ありの中年エンタメ小説(けなしてないです)かと思った。
>556で反応してるのは、そういうもの? 必然性がわからなかった。
ファンタジーとは言い得て妙だなあ。

598:創る名無しに見る名無し
18/02/04 22:34:45.13 0QPXW2W1.net
>>543
>叙述形式の軽い試み
ふーん。Aみたいに書かないと、物語内容はただの「ファミリー・アルバム」じゃん。
昭和でいえば「ホームムービー」のほのぼのドラマ。
いまさらCみたいに書いて何か意味あんの? って感じ。
A一択でしょ。しかももっと弾けないと!
ダッシュの使い方についてはなにもいわないよw
だって一人称語りだったら「内心の声」も普通にかけるじゃん。
でも、ほんとはそういう機能以外のものにも使えるけどね。
ちなみに、ラノベではダッシュの新しい使用法が定着してるって話だよ。
まあ自由に書いたらいい時代になってきたということさ。

599:
18/02/04 23:33:17.95 naVptiBd.net
>>564
正調で弾けるの苦手なんっすよーw
【A】のダッシュは
ファンタジーの特殊設定の主人公で
「内心の声」絡みで、
あることをやらせてみたくて……
長編なんで書いているうちに様になってくるみたいのはあるんですが……
そのための素振りで、一旦、
想定読者に直接語り掛けている部分と
そうでない部分の切り分けを試してみたんです。
【C】は文体的な息抜きですー
小説としての価値を問われると非常に困ったちゃん。
読者的にはだらだらと読んでいるだけのも最近、
美味しくなってきたのですが、
書き手としてはそれに適する作品を書けるだけの
適性はないだろなーと思いつつ
あくまで息抜きにチャレンジはするのです()
ちょっと自分語りが過ぎました。しばらく消えますw
レス㌧です。

600:創る名無しに見る名無し
18/02/05 00:15:14.58 uxsa20Cr.net
なるほど。どういうベクトルで書いている作家さんなのかよくわかったよ。
ちなみに、同じダッシュでも、内心の声を含めて少なくとも3種類の異なった働きをするものが使ってあるね。
まあこちらも勉強になるよ、実作で確認できるとw

601:創る名無しに見る名無し
18/02/05 22:54:42.06 aUNYpiy3.net
>>554
小説の作法として、冒頭いきなり、まだ読者にとって興味すらない人物の自己紹介をダラダラ始めるのは得策ではない。
いったん、”つかみ”のプロローグ的な出来事を描いた後に、
読者が、この話の先を読みたくなるようにさせてから
いったん落ち着いた後で、自己紹介はじめたほうがいい。

602:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:01:26.06 aUNYpiy3.net
(続き)
つまりは、
>【渋谷デイドリーム店長です】
>どきりとした。
>メールのタイトルを見た瞬間に、俺は全身から血の気が抜けるような感覚に陥った。
>そう、メールの送り主である「渋谷デイドリーム」とういのは、俺が現在最も利用しているデリヘルなのだ。
>やばい、これは完全にクレームの連絡だ。
こう言う突発的事件っぽいことをまず最初に書いたほうがいいのだ。
読者に「何なに?それでどうなるの?」とまず冒頭で思わせておいてから
そのあとで自己紹介を始めて…
と構成を考えたほうが読者は感情移入させて読んでくれるのです。

603:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:16:50.59 +5ShjQiQ.net
どこかの新人賞スレで紹介された作品なんだけど、みんなはこれを読んでどう感じた? 俺は最初と最後だけ読んで、このレベルで一次通らないのかと絶望したんやが
URLリンク(ncode.syosetu.com)

604:ll style="color: #999;">👀Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3)



605:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:36:50.91 cSDPBg2d.net
>>1
>他人の文章のコピペ、作者になります行為は厳禁です。外部リンクを貼る場合はサイト内にその旨を表記する等、作者本人がアップロードしていることが分かるようにしてください。

606:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:36:56.52 aUNYpiy3.net
>>569
よくある話ではあるね。
文章が硬いわりに表現がそれほど巧くなくて
描写にも独創性や引き込まれるものがないのがダレるかな。

607:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:42:53.40 aUNYpiy3.net
○○を見て人生を想うって感じの話を書くときは
中身はクソまじめな書き方よりかは、ドタバタ喜劇にしたほうが、そして時に悲劇的に(いわゆる泣き笑いを入れて)
誇張して書いたほうが、読者の感情を揺さぶり、しっくりくると個人的には思ってる。

608:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:43:39.62 uxsa20Cr.net
>>571
>>569
そこら中にコピペされているな、このアドレス。
酷評スレは、作者本人が自らアップする必要があり、それ以外のテキストは評価の対象とはしないんだよ。
まあせっかくだから冒頭の文章を書きだしといたから。
とってもありがちワナビ文体だよ。
これではどうにもならないw それくらいわかるだろw
もうアドレス貼るなよ。
【本文】
>その陰湿をつんざく一本の老木が
>眼下に狭く乾燥して留まる砂場の荒廃も
>小さな瞳に映る老木は、多様な解釈を私に与えて無知な言葉に嘆息を滲ませた。
>説教を好んで講ずる教壇の紳士淑女は少なからずいるであろうが
>質量を伴わない陰湿な不快を腹の中にため込むことのできる人間
>イチョウの森の東側には天井のないトンネルのごとき二本の長い滑り台が

609:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:45:02.95 uxsa20Cr.net
 ↑
アンカミスです、スンマソ。

610:創る名無しに見る名無し
18/02/05 23:56:41.12 aUNYpiy3.net
>その陰湿をつんざく
>小さな瞳に映る老木は、多様な解釈を私に与えて無知な言葉に嘆息を滲ませた
>質量を伴わない陰湿な不快を腹の中にため込むことのできる人間
まず、こういうのだけ見ても、作者は巧く書いたつもりでいても
へんちくりんで描写がうまくないからな

611:創る名無しに見る名無し
18/02/06 00:33:46.57 JHyZa3Di.net
アクセス解析見たら>>569のレスの後45人もアクセスあった
結構このスレ見てる人多いんだね

612:創る名無しに見る名無し
18/02/06 02:21:00.53 saTY7tLm.net
>>569のレスをした者です。知らずにスレのポリシーに反してしまい申し訳ないです。
しかし、この作品を陳腐だと叩いている人が信じられない。。 自分の文章レベルを客観視することができていない気が

613:創る名無しに見る名無し
18/02/06 02:24:29.91 hdjoTkqf.net
だいたい皆に言えることだけど、エッセイ風というか、ブログ風というか、独白の一人称で書いたのが多すぎw。
三人称で書くのは苦手ですか?
思い浮かんだことを、たんたんと書き連ねてるだけって印象がぬぐい切れず
読者を引き付けようと、読む側の立場になって書いてるか?
起承転結を考えて書いてるかどうか?
要するにプロットをしっかり描いてるか?
それが物足りなく感じて、ストーリーテラーとして構成がうまくない。
何を書きたいかを明白にして、重複してる要素や要らない部分はバッサリ切っていいから、
重要なポイントをもっと描写したほうがいい。そんな感じ。
三人称で書かれた独創性のある�


614:ィ語を読ませてほしい。 うまく伝わるだろうか?



615:創る名無しに見る名無し
18/02/06 04:40:31.45 yi7YTtRJ.net
>>577
そういう視点は読み手にはいらないんだよ
お前がなりすましをしているだけの著者本人なのか
それとも妙なシンパシーを感じてしまった第三者か知らんが
この文章は冒頭から極めて陳腐であるにも関わらず
自分の世界観に酔っていて一読しただけで恥ずかしくなる
言わば書き手にとって黒歴史化するレベルの駄作だよ
他の人のレスを見るとあちこちに貼りまくっているらしいが
まるで価値のない文章であり価値のない行為だよ
賞レースの当落は運や巡り合わせとも言われているが
この程度の文章にこだわっているようでは
お前は一生書き手として陽の目を見ることはないだろう

616:創る名無しに見る名無し
18/02/06 06:19:12.67 JHyZa3Di.net
作者、とばっちりで批判されてかわいそうw
単なる感想だけど、
前書き?でも書いてあるけど、美しい文章を書こうという心意気は感じるよね
そのために実験的というか冒険的というか作者独自の表現が多かった
冒頭読んだ限りだとまだ読者を魅了するまでに至ってない印象だけど、成長の過程としてこういった冒険は重要だと思うな
上であげられてる文章も工夫次第で魅力的になりそう

617:ロム猫
18/02/06 09:21:41.19 d30Srn1D.net
ひとつお礼を言わせて下さい。
「作者が作品を救わなくてどうする」の言葉とおり、ご指摘の箇所、アイデアを借りつつなおさせて頂きました。
三人称視点であることの言い訳のごとく多様された「貴志」を幾人も削り、取ってつけたような最後の一文(実際取ってつけたのですが)を削り、代わりにベタではあるかもしれませんが、行動で終わるよう一文を足しました。
甲斐あってか、カクヨム読者のひとりから星ひとつの評価とレビューをいただくという嬉しい出来事もありました。
深く御礼申し上げます。

618:創る名無しに見る名無し
18/02/06 10:08:02.89 cBjk4KH/.net
文章を書くとき、「ちょっと気がきいた感じ」は落とし穴です。
書き手が思うほどには、読者は「気がきいている」とは思わない。
作為的なもの、技巧的なものは、その臭いがつきます。
なるべく素直に。
変化球よりも直球がいい。
永江朗

619:創る名無しに見る名無し
18/02/06 10:33:49.36 Flm556V5.net
>>569
>俺は最初と最後だけ読んで、このレベルで一次通らないのかと絶望したんやが
実際にポイ捨てされたんなら、絶望なんかしてないで、何が悪かったか? を考えろよw
挙句は、読むやつのレベルが低い、とか追加レスいれちゃってさw つねに誰かのせいw
この「イチョウの木」という応募作は、最初と最後の章が特にひどいよ。
>私はイチョウだ
最後にまあこんな一文が……。たぶんこれは隠喩なんだろうなw
メタファーを使ったら落選する、と同賞の某選考員が言った意味がよーくわかるわw
みんなも気をつけよう!

620:創る名無しに見る名無し
18/02/06 11:37:19.91 Flm556V5.net
>> 581
「話会」の改訂版読みました。
とても良い感じに仕上がったと感じました。
これは単なる感想ですが、ラストの2行はいらない、と思います。
いわゆる「書きすぎ」というヤツです。いわゆる白樺派的になってしまっている…。
それに「繋がってさえいれば辿ることもできるのだ」はかなり素晴らしいので、十分にラスト・センテンスになりうるものだと思います。
あくまで個人的な意見ですが。

621:創る名無しに見る名無し
18/02/06 11:41:56.85 saTY7tLm.net
>>569のレスした者です。私は作者本人ではないとだけ申し添えておきます。作者が不憫すぎるので、、
沢山の反応、大変参考になりました!

622:創る名無しに見る名無し
18/02/06 11:58:53.50 WN7508Ac.net
>>5


623:85 お前も原稿用紙3枚でいいから書いてみな 自分の文章酷評されると快感になるぜ



624:創る名無しに見る名無し
18/02/06 12:37:46.46 d30Srn1D.net
>>584
なんと、また読んでくださったのですか!
ありがとうございます。
自分の作品の話題をあげるのは、おかわりを要求しているようで、はしたないと思って、
礼を躊躇していたのですが、
もし、指摘くださった人が改訂を見て、ひと言の礼もないのかというのも申し分けなく、
忍んでレスをした次第です。
やっぱり、最後削りました。
ありがとうございます。

625:創る名無しに見る名無し
18/02/06 13:41:08.41 LcB4m0cD.net
>>596 即興で書いてみましたw
1/3
29年の生涯を統括して「愛」というものについて語るならば、俺はまず「愛」をハーレーの後ろに乗せ、ギアを入れるところから今後の展開を「愛」に期待させ、その直後に、程よく締まって程よく柔らかみを帯びた俺のヒップで「愛」を座席から突き落すだろう。
なぜそんなことをするかといえば、自分が「愛」というやつにそのようなことをされてきたからだし、俺にも「愛」に同じようなことをする権利は当然あるはずで、
「愛」が尻もちついて呆然とした表情を浮かべることに躊躇いなどないし、マフラーをブブンブイブイーンブオオーンブインブブブンプゥと言わせながら、ゴーイングマイウヱイ、見果てぬ旅立ちの道を駆けていこう。
あなたは紛れもなく「愛」であったからして、また会う日もあるだろうというフレーズを頬を撫でる風の上に置こう。
だから「愛」よ、遠慮せずくたばれ。

626:創る名無しに見る名無し
18/02/06 13:45:12.45 LcB4m0cD.net
2/3
完全な絶望の存在を崇拝するかのように完全な文章を目指す作家諸君よ、このような書き出しこそが真にハードボイルドな純文学といえるのだ。
何度も音読しなさい。特にマフラーをブブンのくだりは、そらんじることができるまで音読しなさい。
なお、俺はマニュアルのペーパードライバーであるがゆえに、原付しか乗れないし、原付に乗ったこともない。バイクはハーレーしか知らないが、ハーレーという単語が持つ響き良さとこなれ感が、この書き出しに花を添えうることは分かる。
3/3
文章を連ねる我が黄金の指先と灰色の脳細胞の生産性の無さのけったくそ悪さが、食べ過ぎたチョコレートのような吐き気を伴って、明日の気分を決めるあたりに沈殿する。
吐くまでともいかない吐き気が視線を天窓に泳がせたが、天窓のような文章映えするようなものは我が住いにはなく、代替行動として、視線はカーテンのかかっていない窓に泳いだ。
ベランダに蝶がいた。免許のゴールドに似た羽をもつ蝶は数メートル軽やかに舞いあがり、ひらひらと落ちていった。
そして、それから蝶が動くことはなかった。
窓を開け、ベランダに出て蝶をつついてみる。蝶は動かなかった。
そこで俺は思った。ベランダに出たからには、青ホープを吸わねばならない。青ホープを取りに戻るために部屋に戻り、ポケットの中にあった青ホープを手に、せせこましくベランダへ戻った。
ベランダに出る際は、蝶を踏まないように気を付けた。青ホープに火をつけ、俺は夜空を見上げたが、部屋の電灯で星が見えない。
バランスに細心の注意を払いつつ青ホープをベランダの手すりに置き、せせこましく部屋に戻り、電灯を消し、せせこましくベランダへ戻った。
はたして空は星月夜であった。青ホープをゆっくり吸い上げ、吐き出した煙は、白い吐息と共に夜空に溶けていった。
ふと指先を見ると黄色い鱗粉


627:が付いていた。鱗粉を指の腹で擦りながら、蝶は何月まで生きられるのだろうか、セミよりマシな程度ではなかっただろうか、冒頭はハーレーじゃなくてヘリコプターでもよかったかもなぁ、と思った。



628:創る名無しに見る名無し
18/02/06 13:49:30.02 saTY7tLm.net
>>588
>>596ではなく
>>586に向けて書きました。安価ミス
ふざけているようで真面目に書いております。率直な批評待ち

629:創る名無しに見る名無し
18/02/06 14:11:41.18 cBjk4KH/.net
>>590
才能のかけらもなさそう。

630:創る名無しに見る名無し
18/02/06 14:25:59.77 d30Srn1D.net
>完全な絶望の存在を崇拝するかのように完全な文章を目指す作家諸君よ
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」
村上春樹『風の歌を聴け』
っぽい。
ちょっと待っててね。咀嚼してから感想を書きます。夜になると思います。

631:創る名無しに見る名無し
18/02/06 14:30:30.43 5gtWW4FU.net
>>587
改訂版、見損ねた!
なんて書き足して削ったのか見せてー!

632:創る名無しに見る名無し
18/02/06 14:49:10.55 d30Srn1D.net
>>593
携帯電話の番号を今度は最後まで押した。
十回目のコールのあと、ひと月振りの美幸の声に辿り着いた。
という感じだったと思います。
ありがとうございます。

633:創る名無しに見る名無し
18/02/06 15:21:49.41 Flm556V5.net
>>580 -589
>食べ過ぎたチョコレートのような吐き気を伴って
どんな吐き気なんだよw 
これは「チョコレートを食べ過ぎたときのような吐き気を伴って」でないとオカシイだろ。
しかしこれでは比喩として終わっているw
ちなみに直喩「〜のような」があるだけでダメ、とか群像新人文学賞の某選考委員が言ってるぞw
よーく考えてから使えよ。

634:創る名無しに見る名無し
18/02/06 15:25:29.98 Flm556V5.net
>>580 -589
「ハーレー」のネタバレは詰まらんが、ハレーvsヘリコプターは良かった。
「天窓」は良かった。
「蝶」にいたってはこれはメタファー臭い。「青ホープ」も臭い。
言葉のイメージだけで文章を書く、ってやり方だな。
むかしよくロックバンドなんかやっているヤツが書いていたな、こんなのw

635:創る名無しに見る名無し
18/02/06 15:34:27.53 tgeuXy1u.net
町田 康?

636:創る名無しに見る名無し
18/02/06 15:49:12.28 saTY7tLm.net
>>592
その一節から引っ張ってますよー。ハートフィールドも登場させようか迷いました笑
>>595-596
我ながら「それな笑」と笑いながら読ませてもらいました。ありがとうございます!

637:創る名無しに見る名無し
18/02/06 17:19:31.97 5gtWW4FU.net
>>594
ありがとう。
行動で終わると言ったのは、一行目だけで終わるイメージでした。
段落の冒頭で携帯電話を取り出しているので、その後のことは察しがつくと言えばそうなんだけど、流れが、携帯電話取り出す→悩む→答え見つける、という感じなので、終わり方としてすっきりしない印象。
最後を今の文で終わらせたいなら「けれども、まだ、繋がっている。」のあとで携帯電話を取り出せばいくらかすっきりするだろうか。
あと、彼女とはどれだけ危機的な状況なのかが、最初に電話をかけようとしたところで欲しいかな。
とはいえもう次回作に取りかかっているでしょうからこっちはもういいかな?
次は締め切り厳守でお願いしますよ、ロム猫さん!

638:創る名無しに見る名無し
18/02/06 19:42:29.32 gbgDJAJb.net
>>599
本当にありがとうございます!
頑張ります!

639:匿名希望
18/02/07 11:14:19.96 HxpTDW4e.net
評価お願いします。
題名「出会って二時間の男性と」
 最初の射精はあっけなかった。
 コンドーム越しに脈打ちながら射精しているのを、小笠原多恵は感じ取っていた。
 我慢しきれず精液を放出してしまったのを誤魔化すようにピストン運動を続けている男。その表情を、多恵は小さな吐息を漏らしながら観察していた。シーツを細い指でつまんでいるのも、多恵の演出である。
 相変わらず腰を動かす男。だが奥までその動きは届かない。誤魔化せると思っているとしたら、女を見くびりすぎだ。そんな醒めた感情と同時に、射精を悟られないように眉をひそめながらも動きを止めない男に可愛らしいなとも感じていた。
 まだ五月。暑いとは言えない多恵の部屋のベッドで汗だくになって腰を打ち付けている男。彼は西澤と名乗った。下の名は知らない。多恵と西澤はつい二時間ほど前に偶然出会っただけの関係だった。
「エアコン、つけましょうか?」
「ごめんねこんなに汗かいちゃって、気持ち悪いよね俺」
 速度を緩めながらもまだ動きをやめない西澤に、多恵は戸惑っていた。射精に感づいた時からもう気持ちよさよりも、漏れ出た精液が膣に流れ込んでしまう不安のほうが強かった。
「すいません、ちょっと痛くなってきちゃって。そろそろやめてもらえれば」
 突かれながら声を揺らした多恵の懇願に一瞬ほっとした表情を浮かべた西澤は、ようやく動きを止めた。多恵を味わい尽くすようにペニスを奥深く突き立てて、全体重をかけてきた。そしてコンドームを根元で押さえ、名残惜しそうに膣から抜いた。
「あれ?」
「え?」
「あれ?なんか俺、精子出てたなぁ」
「出ちゃったんだ」
「ごめん俺、暑すぎて思いっきり動いてたら気づかないうちに精子出しちゃってたみたいだ。びびった、こんなの初めてだ」
 荒い息を整えながら言い訳をする西澤を見上げながら、多恵はおかしくなってくすくす笑い始めた。
「あきれた?」
「いえ、あきれてなんかないですよ。気持ちよくなってくれてたなら、嬉しいです」
「そっか、めっちゃ気持ちよかったよ」

640:匿名希望
18/02/07 11:16:08.04 HxpTDW4e.net
 西澤はようやくほっとしたように微笑み、だらしなく伸びきったペニスをまじまじと見つめた。コンドームの精液だまりには、放出したばかりの白いものが揺れるように充満している。
「めっちゃ出た」
「すごい量ですね、本当に気付かなかったんですか?」
「あぁ、うん。夢中だったからなぁ」
 焦った表情が戻ってきた。
 ちょっと意地悪だったかな?と多恵は思いながら、手探りで枕元に置いたティッシュの箱を取り、西澤に渡した。
 無造作に何枚も取り出したのが少し気になったが、精液の処理をする前に濡れた膣口をそっと優しく拭いてくれたのを、多恵は妙に嬉しく感じた。
「ありがとうございます、あとは自分でやりますんで」
「いや、俺、拭くよ」
「恥ずかしいんで」
「めちゃくちゃ綺麗だね」
 膣口を拭き取ったティッシュを丸めて手に持ったまま、西澤がまじまじと股間を見つめてきた。多恵は陰毛をすべて脱毛処理していて、ピンク色の割れ目がしっとりと熱を持っていた。
「恥ずかしすぎる」
「ほんと綺麗だ」
 西澤がクリトリスにキスをした。
「んっ」
「感じた?」
「ちょっと敏感になってる」
「ようやく敬語じゃなくなってきた」
「もう」
 多恵が枕を投げつけると、西澤は笑ってそれを受け止めた。時間が経つにつれ徐々に勃起がおさまってきた陰茎に、コンドームがゆらゆら揺れる。西澤はそれを外すと不器用に結び、ティッシュでくるんでゴミ箱に捨てた。
 上半身を起こした多恵が、ティッシュを手に取り、陰茎に顔を近づけた。
「え、拭いてくれるの?」
「ううん」
「拭いてくれないの?」
「舐めてあげるの」
 いたずらっぽく笑って、多恵が亀頭を口に含んだ。
 外したばかりのゴムの匂いと、精液の青臭さが混じりあった独特の味が鼻に抜けていく。しかし、口の中でゆっくりと亀頭を転がすように舌を動かし、先っぽをちろちろとくすぐるように舐め取ると、しぼんでいきつつあった西澤のそれは、ふたたび大きさを取り戻していった。
「あれ?もう大きくなるの?」
「ちょっとやべえ、可愛すぎる」
 こんなにストレートに思ったことをぶつけてくる男とセックスしたのは何年ぶりだろう。多恵はこれまでスマートで格好ばかり気取った男とだけ付き合ってきたことを、ぼんやりと思い出しながら、西澤の亀頭を優しく咥えながら、右手でそっと陰嚢をなぞった。

641:匿名希望
18/02/07 11:16:48.84 HxpTDW4e.net
「マジでエロいわ……」
 西澤は多恵の乳房に手を伸ばした。手のひらにその柔らかな重みを感じながら、ゆっくりと揉む。揉みながら人差し指と中指の間に乳首をはさみ、きゅっと締めつける。
「んふぅっ……」
 お掃除フェラをしながら、吐息を漏らす多恵を見下ろし、西澤は感動していた。出会ったばかりの女とこのような濃厚な関係になったのも、射精したばかりのペニスを口に含んで綺麗にしてくれる女とセックスしたのも、西澤にとっては初めてのことだった。
 わずか二時間前には、想像もしていなかった甘い体験。
「もう大きくなってきた」
「気持ちよすぎるんだよ、舌の動きが」
「もう一度できそう?」
「もうちょっとフェラして」
 一旦陰茎を口から外させて、西澤は多恵の小さな唇にキスをした。愛情ではないが、いとおしい。付き合っているわけではないが、永遠にこうしていたい。不思議な感覚のままお互いがお互いを求め合う感情に、身をゆだねているようだった。
 それでも裸の二人の心の奥底にくすぶっていた想いは同じだった。どうして自分は、この人とセックスしているんだろう。

642:匿名希望
18/02/07 11:17:53.57 HxpTDW4e.net
 二時間前。
 小雨降る中、普段飲まない酒で多恵の足元はふらついていた。履き慣れたハイヒールが酔った足には負担でしかなかった。
 まさか自分が、LINEで別れを告げられるなんて。大学四年からの付き合いだった、愛情表現も感動も薄い、顔だけは整った彼氏からの一方的な別れの言葉だった。
【別れてほしい、勝手とは思うけど好きな子ができた。もう一緒に暮らしてる】
 多恵は目を疑った。いや、彼氏といっても今年に入ってから会ったのはたった一度だけだった。別れは必然だったのかも知れない。
 だが二十六歳になり、結婚を意識せざるを得ないタイミングで、まさかLINEで別れ話を済まされることになるとは予想外だったのだ。
 就職活動中に出会った彼氏、本城雅紀とは最初から遠距離恋愛になる運命だった。多恵はアナウンススクールに二年通うも東京キー局の受験はすべて失敗、唯一採用内定を得たのは長野県の地方局、信濃テレビジョン。
 一方の本城は、外面の良さを最大限発揮し、東京に本社を置く外資系証券会社への就職をあっさり決めていたのである。
 遠距離になった時に別れ話が出なかったのは、多恵の自信のなさの現れでもあった。見知らぬ土地での新生活を、彼氏なしというステータスで始めることへの恐怖があった。そのままずるずると、遠距離恋愛が始まった。
 離れて暮らす中で、本城が多恵に会うために長野に来たのはたった一度だった。休みが合うたびに、多恵は長野駅から新幹線に乗り、本城の住む東京へ通った。しかし忙しさに追われ、会いに行く回数は次第に減っていった。
 別れても仕方ない、そんな状況ではあったが、せめて会ってからにして欲しかった、そうでなくとも電話でというのが常識ではないのか、そんな思いを抱えながら、多恵は飲んだ。
 初めて一人でバーに行き、酔えるものをとオーダーし、出てきた酒をあおるように飲んだ。
「そろそろ止めておいた方がいいんじゃないですか」
 バーテンダーに諭された時には、もう完全に酩酊状態だった。少し休んで店を出た多恵は、ふらふらと大通りを歩いて行った。

643:創る名無しに見る名無し
18/02/07 12:05:07.27 +jtPBO1r.net
>>601-604
>題名「出会って二時間の男性と」
実話誌とかに持ち込むんだったら、「出会って二時間の女」ってタイトルでないと売れないだろ。
主人公は女らしいけど、登場人物はみなフルネーム与えられてるし、語り口から言っても「女」ってタイトルでもこの際OKだろw
ふーん。でも「……と」が入っているからエロいのかな? 俺にはわからないw
あと、このテキストはエロ小説なのか、違うのかわからないから、なんとも言いようがないよ。
描写がエロいか、どうかは、他の誰かに聞いてくれw

644:創る名無しに見る名無し
18/02/07 12:17:47.93 +jtPBO1r.net
>>601-604
>暑いとは言えない多恵の部屋のベッド
女の自宅なのかw
>だらしなく伸びきったペニス
こんな表現はあり得るのか? どういう状態の描写なのか? 不思議w
あとは
>もう完全に酩酊状態だった
という流れなのに、二時間後のsexシーンは酔っているようには書かれてないね。
これはエロ的にはどうなのかな? 小説的にはミスだろうけどw
以上!

645:創る名無しに見る名無し
18/02/07 13:09:27.39 WaFSUkLt.net
>>601
あるポイントで多分誰だか分かってしまった
>そんな醒めた感情と同時に、射精を悟られないように眉をひそめながらも動きを止めない男に可愛らしいなとも感じていた。
「男を見て、」とか「可愛らしさを感じていた」なんかに置き換えるのが自然では
>お掃除フェラをしながら、吐息を漏らす多恵を見下ろし、西澤は感動していた。
ここは「フェラチオ」でいい
いきなりエロ親父が扉をあけて入ってきた的不意打ち感があって怖い
>見知らぬ土地での新生活を、彼氏なしというステータスで始めることへの恐怖があった
「ステータス」は適当かどうか
見知らぬ土地が心細いのか、周囲の人々に軽んじられるのを懸念してるのか
何が恐怖なのか、主人公の人間が掴めない
全体
風俗嬢との会話シーンと、別の人間のプライベートを接合させたものに見えるな
シーツの演出と言い、エアコンを気にかける余裕と言い、風俗感が強過ぎる
そしてなぜ彼女はパイパンなのか、この部分の引きはかなり強く真相究明が待たれる

646:創る名無しに見る名無し
18/02/07 14:02:18.87 Uka4nr6M.net
>>601
これ誰向けの何小説?
官能小説なら男性向け女性向け問わず、描写不足だと思う(どちら向けかで描写は変わる)し、一般小説なら描写が生々しすぎる。
心理描写は女性向けならば十分よかった(例えば、>>607が指摘した「彼氏なし」の話も女性ならそれ以上説明しなくてもわかる感覚)けど
男性向け又は男性にも読ませるなら描写不足だと思う

647:創る名無しに見る名無し
18/02/07 22:47:52.22 +jtPBO1r.net
・投稿したら作品に対するコメントには返信することことを推奨します。
・個別レスでなく、総評でのレスも可。

648:創る名無しに見る名無し
18/02/08 09:46:03.53 VybdLHdf.net
評価お願いします。
1.
秋の陽射しを浴びた柔らかな風が、少しばかり開いた窓から聖堂内に流れ込んでいた。
正面の白い壁には十字架に磔にされたイエス・キリストの像が掲げられ、その手前にレースの縁取りの白い布に覆われた祭壇がある。
それらはどこの教会にでもある光景ではあるが、ひとつだけ他とは違うものがあった。天井付近にある剣を手にした天使の像だ。
そして、その天使の像を瞬きもせずに見上げる男がいた。少しばかりくたびれた黒のスーツに、襟元を緩めた申し訳程度の青いネクタイをしている。
おおよそ普通の営業マンとは言い難い風貌のその男は、聖堂内に並べられた長椅子に座る背後の若い女へと目をやった。
「なんで天使ってのは、どいつも西洋人ばかりなんだろうな?どう思う、長沢君」
その問いに一瞬だけ眉間に皺を寄せて長沢君と呼ばれた女が口を開いた。
「天使がチョンマゲしてたら変です」
栗色に染められ、切りそろえた前髪の下のその目は、真っ直ぐに男へと向けられている。まるで的外れな答えではあったが、自らの愚問に気付くのには充分だったらしく、男は次の問いを投げかけた。
「あの背中の翼の大きさじゃ、実際に空なんか飛べないだろうな?」
「気合いで何とかしてるんじゃないですか」
「気合いって……」
男が閉口した後、二人は正面を向いたまま黙り込んでしまった。遠くから近づいて来た緊急車両のサイレンがゆっくりと遠ざかり聖堂内に静寂が戻った時、男は再び長沢を見た。
「そもそも本当に天使って翼があるものなのか?」
「見たことないから分かりません」
そう答えた長沢の眉間には、あの例の深い皺が現れていた。
「ごもっとも」
「それに翼がなければ、ただの人です」
「でも君は翼がないけれど天使だろ?」
その男の言葉に、眉間の皺が消える代わりに長沢の頬が赤く染まったように見えた。
「何言ってるんですか……」
「照れるな。社交辞令だよ」
「殴っていいですか?」
「顔はやめてくれ」
再び長沢の眉間に現れた皺が二本になった事を男が確認した時、聖堂内正面の脇に設けられたドアがゆっくりと開かれた。

649:創る名無しに見る名無し
18/02/08 09:50:55.91 VybdLHdf.net
2.軋むドアから顔を出したのは、黒一色の修道着に身を包んだ初老の男だった。ここが教会である事を考えれば、その男が司祭であるのは容易に推測出来る。長沢と向かい合っていた男は、緩めたネクタイを締め直し司祭であろう男へと向き直った。
「お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。私はこの欅坂教会の司祭で荒木と申します」
「お忙しいところ申し訳ございません。ある方から依頼された人探しの件について、こちらの教会にいらっしゃるシスター長濱にお伺いしたい事がございまして」
男はシャツの胸ポケットより取り出したケースから一枚の名刺を差し出した。
「申し遅れました。わたくしは鳴滝探偵事務所の鳴滝慎吾と申します」
「探偵さんですか……。せっかく足を運んで頂いたのに申し上げにくいのですが、シスター長濱は、所用で九州の長崎におりまして、帰りは来週になるかと」
いくらか白の混じった髪の下にある黒縁眼鏡の奥で、荒木の細く鋭い目が鳴滝を覗き込んだ。
「そうでしたか。いや、約束も無しに突然押しかけたのは我々の方ですので、どうぞお気になさらずに。ああ、それから……」
そう言いつつ、鳴滝は祭壇の上を指差していた。
「あの天使はなんですか?」
「あれは大天使ラファエル。この教会の守護天使です」
「ラファエル……なるほど。いや、少しだけ気になったもので。来週また伺わせて頂きます」
「では、シスター長濱へは私の方から伝えておきますので。戻りましたらお電話させましょう」
「よろしくお願いします」
荒木へと軽く会釈し、玄関へと歩き出す鳴滝の背中を長沢が無言で追いかける。両脇に並んだ長椅子の作る中央の通路を中程まで進んだところで、突然に鳴滝の足が止まった。
何事かと長沢が鳴滝の肩越しに前を見ると、開け放たれた玄関側のドアの奥に一人の女が立っている。そして、その容姿に長沢も息を呑んだ。
所々にレースの刺繍が施されている黒のゴシックロリータ。幾重にも重ねられた様に膨らんだスカートから伸びる脚は余計に華奢に見える。そして黒に浮かび上がる白い肌の小さな顔に、大きな瞳と長く艶やかな黒髪。
まるで絵本の中から抜け出して来た様なその若い女は、鳴滝達の存在など気にする事もない様に無表情で正面を見据えて歩き出した。
余裕で擦れ違える幅のある通路であったが、鳴滝と長沢は何故か脇へと寄ってゴスロリ女へと通路を譲った。間近で見た女は、やはり異様な威圧感を漂わせている。
しかし、ただひとつだけ女の子らしい物を身に付けているのを鳴滝は見逃さなかった。名前は知らないが、黄色い人形のキーホルダーを腰に付けている。そして、僅かに甘い香りがした。
教会から一歩足を踏み出すと、鳴滝は空を見上げた。高く青く澄み渡る空にはいくつもの筋を描く雲が列をなし、その遥か上空を一筋の飛行機雲が北へと線を引いていた。
「なぁ、長沢君」
空を見上げたままの鳴滝が、隣に立つ長沢に問いかけた。
「今のゴスロリ女をどう思う?」
「可愛い人……」
「まぁな。しかし、礼拝に来たわけでもなさそうだ」
「なんでそう思うんですか?」
「通常、信徒は入り口付近にある聖水を使って自らの身体に十字を切る。あのゴスロリ女はそれをしなかった」
「だから? 」
「いや、少し気になってな」
「それより……」
そこまで言いかけて、長沢は目を伏せた。
「それよりどうした?」
鳴滝が目をやると、長沢は少し怯えた様な表情をしている。
「あの神父様……怖い」
その長沢の言葉を聞き、鳴滝は一歩進んで長沢を覗き込んだ。
「なるほど。尾関の目に狂いはなかった様だな」
それから背を向けて一人歩き出す。長沢も慌ててその後を追った。
「修道服で分かりにくかったが、あの腕の筋肉のつき方と手の荒れ方は、とてもただの神父とは思えない。それから……まぁ、いいさ。今の俺達には関係ない事だ気にするな」

650:創る名無しに見る名無し
18/02/08 10:00:06.23 VybdLHdf.net
以上です。よろしくお願いします。
ミステリーに挑戦してみましたが、句読点の使い方や表現など、いろいろおかしいように思えてこのスレの皆様にご指摘頂きたく投稿してみました。

651:創る名無しに見る名無し
18/02/08 10:00:36.54 N7T7FaOD.net
女の登場人物の名前は
地の文では下の名前で書く
これ基本な

652:創る名無しに見る名無し
18/02/08 10:47:07.81 p5JkQH8S.net
>>610-611
>そう答えた長沢の眉間には、あの例の深い皺が現れていた。
この作品はシリーズものだなw 「探偵・鳴滝慎吾の事件簿」とか。

653:創る名無しに見る名無し
18/02/08 11:19:39.09 p5JkQH8S.net
>>610-611
ミステリーは物語世界のディテールが大事だけど、その点は大丈夫なのか?
たとえば、
>ここが教会である事を考えれば、その男が司祭であるのは容易に推測出来る。
>とてもただの神父とは思えない
司祭と神父とでは聖職位階が異なっているわけだがーー普通、読者はそう読む。
たとえ探偵たちの推量にしても、なんかテキトーな印象を受けちゃうな。
細部で読者に疑念を持たせるとミステリーとかは成り立たんよ。

654:創る名無しに見る名無し
18/02/08 11:30:59.96 p5JkQH8S.net
>>610-611
あと物語世界のディテールで気になるのは、
教会(教区)の司祭が修道着で礼拝堂にいることだよね。
>欅坂教会の司祭で荒木
あっ、ここで自ら名乗っているのな、司祭ってw
まあ修道司祭ってことなのかなあ……それとも正教会とかそっちなのか?
舞台は修道院ではなく教会だから、ちょっと違和感あるかな?
お寺の坊さんが普段作務衣着ているようなもんかな……。
まあこのへんのことは門外漢にはわからんから、作者がしっかり調べて書いておくれよ。

655:創る名無しに見る名無し
18/02/08 11:49:17.71 p5JkQH8S.net
>>610-611
>両脇に並んだ長椅子の作る中央の通路を中程まで進んだところで、
全然問題のない描写文なのに、字面とかを含めてなんとなくヘタクソな印象を受けるw
結局、映像が浮かんでからそれを描写している場合、えてしてこういう文章になっちゃうね。
文才とかではなく、描写すべき場面なのか否か、を考えて書かなきゃいけないっていうことだろ。
礼拝堂内部の描写は事前に独立してやっておいて、行動描写は「中央通路のなかほどで、突然、鳴滝の足が止まった」と簡潔に書くべきじゃないかな。
もちろん「異様な威圧感を漂わせている女」は念入りに描写する必要があるの言うまでもないことだが。

656:創る名無しに見る名無し
18/02/08 12:53:56.68 p5JkQH8S.net
>>610-611
>そして、その容姿に長沢も息を呑んだ。
> 所々にレースの刺繍が施されている黒のゴシックロリータ。
いきなり「ゴシックロリータ」と地の文で断定するのはいかがなものか。
結局、教会、司祭、修道着、シスター、こんな道具立はすべてゴスロリ登場させて、コスプレ物が書きたいだけだろ! って読者に思われたら台無しw

以下は、個人的な趣味による改稿例です。もちろん外野の趣味なので作者は無視してもかまいませんがw
ところどころにレースの刺繍が施されている黒…幾重にも重ねられた…小顔が…大きな瞳と長く艶やかな黒髪。
まるで絵本の中から抜け出してきたかのようなその若い女は…正面を見据えて歩き出した。
いわゆる「ゴシックロリータ」というやつだった。
「まいったね…」と鳴滝は言った。
>まるで絵本の中から抜け出して来た様なその若い女は
これなんかはもろにチャンドラー風になっているなw

657:創る名無しに見る名無し
18/02/08 12:59:12.29 p5JkQH8S.net
あとはミステリーに一家言ある人に聞いてくれ。
以上!

658:創る名無しに見る名無し
18/02/08 13:24:03.22 p5JkQH8S.net
>>610-611
>ただひとつだけ女の子らしい物を身に付けている
>黄色い人形のキーホルダーを腰に付けている
あっ、わかった! これが謎を解く鍵なんじゃねw
人形=大天使ラファエル。
どんな謎かはまだ読んでないけどw

659:創る名無しに見る名無し
18/02/08 13:39:51.66 XSBD6qE6.net
お前添削係だろ

660:創る名無しに見る名無し
18/02/08 14:49:25.81 d4CAP6B9.net
途中まで読んだが特に問題はない

661:創る名無しに見る名無し
18/02/08 15:48:30.33 bpXRDhSa.net
>>613
ありがとうございます!
全く知りませんでした。
ここに投稿して良かったです。

662:創る名無しに見る名無し
18/02/08 15:51:51.34 bpXRDhSa.net
>>614
確かに例の深い皺ってのも変ですね。
まだ書き始めたばかりで、登場人物の人となりもまだ書き分けられないド素人です。

663:創る名無しに見る名無し
18/02/08 15:57:41.58 bpXRDhSa.net
>>615
ご指摘ありがとうございます!
学校がミッション系スクールで、司祭と神父は
同じだと思い込んでいたので、何も考えずに書いてしまいました。読者が疑念を持ってしまわないように、詳細にも注意します。

664:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:02:06.76 bpXRDhSa.net
>>616
ご指摘はごもっともです。
その世界にどっぷり浸かっていたのが、仇になったようです。
カトリックの中でもフランシスコ会と言う会派は、神父でも柔道着を着ていました。私にとってはそれが当たり前でしたが、一般的には普通ではないですよね。大反省です。

665:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:03:15.38 bpXRDhSa.net
>>626
訂正
柔道着→修道着

666:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:09:09.29 bpXRDhSa.net
>>617
>>618
流石です!
自分で読んでいて何かが野暮ったいと感じていたので、明確な答えを頂いてとてもスッキリしました。なるほどなぁ……勉強になります。
これは嬉しい。

667:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:15:52.67 bpXRDhSa.net
>>620
伏線に気付いてもらえて嬉しいです。
人形=ラファエルではないのですが、この人形が序盤の謎解きに活かされます。
ネタバレすると、この荒木と名乗る神父は神父ではなく、殺人犯なのです。
そして、大天使ラファエルがそれを見破る鍵になります。

668:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:18:06.77 Ejc1LwdY.net
まだ夜にも講評あると思うから覗いてみてね。
全体的に上手いなとは思ったけど、>>617のレスを見て、私も同感だと思いました。
というか、勉強になりました。
努力で直せる部分だと思うので、字数制限を設けて掌編を書くのもいい練習になるかもしれませんね。
あとはディティールがキモとなるかと思いますので、ご自身の経験を生かした作風に腐心していけばきっと良い作品が書けると思います。
いつか完成したものを見せて下さいね!

669:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:22:23.35 bpXRDhSa.net
>>621
お前とは>>618さんの事ですか?
>>622
ありがとうございます!
正直に言うと、ボロクソに叩かれるものだと覚悟していたので、真摯に向き合って頂いた事に感謝しかありません。

670:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:30:40.87 bpXRDhSa.net
>>630
涙が出てる程の嬉しいお言葉です。
実は他の板で執筆中なのですが、ここにURLを貼ってもいいものかどうかわかりません。
この板のルールに従いたいので、お許しが出れば貼らせて頂きます。

671:創る名無しに見る名無し
18/02/08 16:40:32.55 Ejc1LwdY.net
このスレには二種類の住人がいます。
人に教えることで自らの学びを得る者と、人の作品及び講評を読むことで気づきを得て学びとする者、私は後者です。
貼ってください。
得られるものが、有りそうだから。

672:創る名無しに見る名無し
18/02/08 17:35:40.56 CbfrzBfF.net
「戦士ンゴヨワヨよ、怪物ンザメナメを討伐せよ」
先程オンドリニ王に言われたこの言葉がンゴヨワヨの頭から離れない。
ンゴヨワヨはンドンベ地方の部族の中でも最も勇敢なジャゴ族の中でも最も強い戦士である。しかし怪物ンザンナメを討伐しろという命令は厳しい。王が自分を殺そうとしてるのかともンゴヨワヨは思う。
これは無理ではないか、ンザンナメを討伐すればカンザンバ王国のみならずンドンベ地方の全ての国が救われる、ンゴヨワヨは英雄として讃えられザラカワの木が一生を終えても伝説として残るだろう。ンゴヨワヨの伝説は大砂漠の先や密林の小人族にも伝わるだろう。
しかしンザンナメは固い殻に覆われ、火を吹き、その爪は伝説の金属イグウェをも切り裂く怪物だ。
「考えても仕方ないな、何がンザンナメだ。ただのでかいトカゲじゃないか。」
ンゴヨワヨそう思う事にした。そう思う事でンザンナメへの恐怖を吹き飛ばすのだ。
ンゴヨワヨは足を進める。小さなバカ族の村を見つける。とても貧しいが平和な生活をするバカ族を見てンゴヨワヨは逃げ出したい気持ちを抑え、山を超える。
ンゴヨワヨが一週間程歩くと遂にナンゴンゴ山に到着した。ナンゴンゴ山は深い密林に覆われた山だ。周辺には誰も住んでいない。ここで逃げても死んだと考えられ気づかれないのではないだろうか。そんな邪念を振り払い山頂へ向かう。
山の頂上に到着すると、ンゴヨワヨは持っていた縦に長い盾とマンベレを構える。
山頂の溶岩湖からはンザンナメが顔を出していた。
国語2の文章

673:創る名無しに見る名無し
18/02/08 17:38:18.57 CbfrzBfF.net
とても酷いと思いますが
評価お願いします
マンベレは剣です

674:創る名無しに見る名無し
18/02/08 17:44:34.64 p5JkQH8S.net
>>629
wikiによると「ラファエルは黄色、東、風」に象徴的対応関係がある、って書いてあったから、「ラファエル=黄色」に脊椎反射してしまった! ハズレたかw

675:創る名無しに見る名無し
18/02/08 18:38:37.35 zBQIGeY8.net
柔道着の神父、ワロタw

676:創る名無しに見る名無し
18/02/08 18:47:58.25 p5JkQH8S.net
>>634
>国語2の文章
これはなんだろう?

677:創る名無しに見る名無し
18/02/08 18:53:35.60 CbfrzBfF.net
>>638
下の
とても酷いと思いますが
評価お願いします
マンベレは剣です
を書こうとしたら送ってしまいました

678:創る名無しに見る名無し
18/02/08 19:01:20.95 p5JkQH8S.net
>>639
国語2の教科書に載っている文章ではないのですねw
これは「勇者モノ」といわれるジャンルなのかな?
しかし結構、民族誌的な雰囲気もあって、幅広い読者層に対応できそう。
ちなみに、ンゴヨワヨ、ンザメナメなど、名前が「ん」ではじまるのがいい味だしてるね。
これはまあ第一声が口を閉じないと発声できないわけだからw 日本人の耳には斬新だw
きっと若い作家さんなんだろうけど、基本的には文章を書きなれている感じがする。
うまいよ。(細かい点は読み返してみたら自分で直せるだろ)

679:創る名無しに見る名無し
18/02/08 19:06:37.76 jTLoZSkC.net
>>633
>>633
では貼らせて頂きます。
タイトルは「欅坂の道化師」です。
最初は創作文芸板へ行ったのですが、初心者の私には敷居が高すぎて、迷い込んだアイドル板で小説を書いている人がいたので書き始めました。最初はイラストだけ描いていた暇人でした。
スレリンク(keyakizaka46板)
欅坂の道化師 その2
URLリンク(itest.5ch.net)


680:07191 保管倉庫 https://ameblo.jp/nyankozaka/



681:創る名無しに見る名無し
18/02/08 19:12:08.90 jTLoZSkC.net
>>636
なるほど、そう言う見方もあるんですね。
この天使も伏線になっていて、
ラファエルの像は必ずではありませんが、その多くが剣ではなく杖、または槍を持っています。それは聖書の逸話に由来するものです。
では、剣を手にする大天使とは誰か?
それが鳴滝がこの神父が偽物だと見破るきっかけになります。

682:創る名無しに見る名無し
18/02/08 19:13:13.48 jTLoZSkC.net
>>637
そうなると、もう神父ではなくて
ただのおじさんですよね(笑)

683:創る名無しに見る名無し
18/02/08 19:56:57.66 CbfrzBfF.net
>>640
ありがとうございます
あまり書いたことはないです
国語2は過去にとった国語の点数です
アフリカ中央部あたりをイメージしました

684:創る名無しに見る名無し
18/02/08 22:56:49.98 p5JkQH8S.net
>>644
もう原則、細かく原稿をチェックしないことにしているんだけど、初投稿だということで、チェックポイントを書き出しておくよ。
>しかし怪物ンザンナメを討伐しろという命令は厳しい。
「命令は厳しい」というのはちょっとヘンなので「王の命を成し遂げるのは難しい」とかが無難。
>「考えても仕方ないな、何がンザンナメだ。ただのでかいトカゲじゃないか。」
「」内の会話で「……。」とするのは古い書き方で、今の小説は普通は「……」として「。」はつけないよ。
>ンゴヨワヨは足を進める。
これは「ンゴヨワヨは歩みを進める」が良いと思う。
>ンゴヨワヨは逃げ出したい気持ちを抑え、山を超える。
これは「ンゴヨワヨは逃げ出したい気持ちをなんとか抑えて、山を越えてゆく」なんてどうだろう。
>ンゴヨワヨが一週間程歩くと
一週間の「週」という単位はとても西欧的なものなので、物語的に書くなら「七昼夜ほど歩くと」とかにすると雰囲気がでるかもね。
>ナンゴンゴ山は深い密林に覆われた山だ。
怪物がいる山は高いほうがいいので、「ナンゴンゴは麓が深い密林に覆われた山だ」としてみよう。
>山頂の溶岩湖からはンザンナメが顔を出していた。
これは「山頂には溶岩湖があり、怪物ンザンナメが首を水面上に突き出しているのが見えた」とか情景を詳しく描写すると良いのでは。

685:創る名無しに見る名無し
18/02/08 23:02:07.95 p5JkQH8S.net
>>634
>>644
>あまり書いたことはないです
そうなんだ! 小説をあまり書いたことなくて、これくらい自然に書ければ才能あるんじゃない?
とりあえず、物語をひとつ完成させてみよう。
勇者モノの定番でまだ出てこないのはヒロインだよね。勇者モノなら「姫」なのかなw
今度は「姫」を加えて文章書いてみてよ!

686:創る名無しに見る名無し
18/02/08 23:12:54.04 p5JkQH8S.net
>>644
短い文章の中で下記の通りたくさんの名前や地名が出てきてるね。
これは物語世界の豊饒さを表している反面、読んでいる人を混乱させることにもなりかねない。
なにか工夫した方がいいね。
たとえば
>オンドリニ王 → カンザンバ王国のオンドリニ王
という具合に説明的に書く部分を入れてやると、少しは情報を伝えやすくできると思うよ。
・ンドンベ地方
 ・カンザンバ王国
  ・オンドリニ王
・ジャゴ族
    ・戦士ンゴヨワヨ
・ナンゴンゴ山 
 ・怪物ンザメナメ    
・ザラカワの木/イグウェ(伝説の金属)
・マンベレ/盾
・バカ族の村
 ・バカ族
・大砂漠
・大砂漠の先
・密林
 ・小人族

687:創る名無しに見る名無し
18/02/08 23:19:44.49 p5JkQH8S.net
>>642
>では、剣を手にする大天使とは誰か?
ということはミカエルが出てくるのか。これが殺人事件と照応関係的に描かれるんだね。
深いw

688:創る名無しに見る名無し
18/02/08 23:29:27.42 p5JkQH8S.net
うん? 神父はミカエルをラファエルと誤認してていたのかな?
いわばイコノグラフィ(図像学)的ミステリーになるのかな。
なるほどね、この路線はイケるなw

689:創る名無しに見る名無し
18/02/09 01:36:33.15 bMl46FfP.net
>>649
ありがとうございます!
この教会の神父であるならば、当然知っているはずの事実を知らない。
怪訝に思いつつも、この時の鳴滝の目的は人探しであり、長濱も書き込み先の一人でしかなかったので、
「今の俺達には関係ない」と切り捨てたわけですが、最後には繋がって行きます。

690:創る名無しに見る名無し
18/02/09 01:46:11.44 NApHwGBo.net
>>647
いろいろとありがとうございます
設定は湧いて出てくるんですが
今度時間のある時に書いてみます

691:創る名無しに見る名無し
18/02/09 02:44:23.29 bMl46FfP.net
チャンドラーとは何ぞや?
という事で調べてみましたが、有名な作家さんだったんですね。無知で申し訳ありません。
探偵フィリップ・マーロウの生みの親。
鳴滝を日本版のマーロウに出来るよう頑張ります。格好良さは微塵もありませんがw

692:創る名無しに見る名無し
18/02/09 08:16:23.51 I+3nIGLk.net
メチャクチャ評価が甘いし酷評でもなんでもないな
とりあえず褒めるんじゃ酷評とは言わないからスレタイを変えたらどうだ?

693:創る名無しに見る名無し
18/02/09 09:29:33.10 QpdKCm2d.net
>>652
そうだね、探偵小説のトレンドは、ますます探偵が異常な性格のキャラを持つようになっているw
それは探偵という職業にリアリティを確保するためだそうだ。
探偵が活躍できる「世界」を作り上げるか、探偵が「世間」から孤立するか、二つに一つだw
じっくり主人公の個性を磨いていけばいいよ。

694:創る名無しに見る名無し
18/02/09 09:33:13.38 QpdKCm2d.net
>>654
>年配のバーテンダーが通りかかり、薄くなった私のスコッチの水割りをちらりと見た。私は首を振り、彼は白髪頭を縦に振った。
まさにそのとき、夢かと見紛う美しい女が入って着た。一瞬、まわりの物音がすっかり消えてしまった。
やり手の男たちは忙しく張り切るのをやめ、カウンターの酔客たちはあてもないおしゃべりを中断したみたいだった。
指揮者が譜面台をタクトで叩き、両腕を宙に静止させたときのように
                  「ロング・グッドバイ」村上春樹訳 早川書房

695:創る名無しに見る名無し
18/02/09 09:50:39.90 QpdKCm2d.net
>女はほっそりとして、ずいぶん背が高かった。高級な仕立ての白い麻の服を着て、白と黒の水玉模様のスカーフを首に巻いていた。
髪はおとぎ話に出てくる王女を思わせる淡い金髪だった。小さの帽子をちょこんとかぶり、淡い金髪がそこに巣の中の小鳥のように収まっていた。
瞳は矢車草のブルー、あまりない色だ。まつげは長く、見えるか見えないかというくらいのほのかな色をしている。
彼女は通路の向かい側のテーブルに行って、肘まで隠れる白い長い手袋をとった。
年寄りのウェイターが彼女のために恭しくテーブルを引いた。
私がウェイターにそんな立派なテーブルの引き方をされることはきっと死ぬまであるまい。
「ロング・グッドバイ」村上春樹訳 早川書房

696:創る名無しに見る名無し
18/02/09 11:54:55.42 I+3nIGLk.net
どこが酷評なんだよ
面白いしか言ってないのが酷評なのか?

697:創る名無しに見る名無し
18/02/09 12:57:02.56 00NBaN1T.net
>>656
お前コテハン名乗れや
ファンだからお願い

698:創る名無しに見る名無し
18/02/09 13:05:20.07 QpdKCm2d.net
投稿テキスト 早見表
>>3
>>43 モニ
>>115 -116 赤翡翠「小さな留学生」
>>179 -180-181
>>188「腹を蹴られる」
>>237 -238-239-240 フカ「HANABUSA」※プロットのようなもの
>>360 モニ

699:創る名無しに見る名無し
18/02/09 13:06:09.16 QpdKCm2d.net
投稿テキスト 早見表
外部リンク
URLリンク(note.mu)
井上深海「Mimi」※群像新人文学賞1次選考通過作品
URLリンク(note.mu)
 井上深海『復楽園』 群像新人文学賞1次選考落選作品
URLリンク(kakuyomu.jp)
 ロム猫「話会」

700:創る名無しに見る名無し
18/02/09 13:09:15.29 QpdKCm2d.net
投稿テキスト 早見表
>>387 -388-389-390 arks >>421 -422 arks お題「寒波」
>>446 -447 赤翡翠 お題
>>543 →547 ◆0EizgVdAXOiA
>>554 →558 篠原大生 ◆bG0O/cLFAM
>>588 -589-590

701:創る名無しに見る名無し
18/02/09 13:09:40.59 QpdKCm2d.net
投稿テキスト 早見表
>>601 -602-603-604 匿名希望「出会って二時間の男性と」
>>610 -611
>>634

702:創る名無しに見る名無し
18/02/09 13:38:28.96 INDzJsJS.net
>>662
乙!この早見表、いつも助かるなって思ってたんだ!

703:創る名無しに見る名無し
18/02/09 19:50:58.81 4zDroBsu.net
>>654
>>610を投稿した者です。
リアリティをどこまで求めるかは難しいところではありますよね。リアルに徹すると、その辺の居酒屋の酔っ払いが語る武勇伝みたいに、なんとも面白くないものになりそうで。
専門用語や小難しい比喩で読む人の思考を止めないように、なるべく分かりやすく、でも好奇心をそそるようなものを書けるようになりたいと思います。

704:創る名無しに見る名無し
18/02/09 19:55:13.75 4zDroBsu.net
>>655
>>656
>瞳は矢車草のブルー、あまりない色だ
何故かこの一文に震えました。

705:創る名無しに見る名無し
18/02/10 08:11:35.55 tpESIPPx.net
>>660
やっぱ
『復楽園』いいわー。

706:創る名無しに見る名無し
18/02/10 16:45:11.67 w6M04lK2.net
>>664
リアリティという意味は、リアリズムとか自然主義とか露悪的とか現実主義的でエグい内容ってことでないよ。
探偵という職業自体にリアリティを持たせないといけない、という意味だよ。
探偵って、実社会では「浮気調査」とか、せいぜいそんな存在。推理小説みたいな探偵なんていないでしょ。
だから小説のなかだけでも、探偵にリアリティを与えてやる必要がある。
その手段のひとつとして、探偵のキャラを濃くする、っていうのが探偵小説のトレンドになっている。そういう意味。


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