あなたの文章真面目に酷評します Part106at MITEMITE
あなたの文章真面目に酷評します Part106 - 暇つぶし2ch201:創る名無しに見る名無し
18/01/20 12:22:52.99 VBhCfOQv.net
>>188
>(直立した状態を0度とした場合)
の補いとか、なんかアスペチックだよね。
そこらが味になるのだろうけれども
長丁場になると読者がバテるのじゃなかろうか?
(読者は適当に読み飛ばすにしても)
「俺の腹」にとあるので、一人称の主人公にB太を語らせているのだな。
「なろう」でなら、加減してポイントポイントに使うのならありのように思う。
主文の途中で、記号で囲うことによって、かなりフリーダムに
補いの文を挿入しているのは挿入領域の明示性の点では嫌いではない。
これも「なろう」でなら、たまに使うのありかもしれない、と思った。

202:創る名無しに見る名無し
18/01/20 12:27:22.07 VBhCfOQv.net
>>179
>収穫直前の稲穂のごとくこうべを垂れている
稲穂とか間近で見る機会のほとんど無い都会人としては
語りの人が、農業経験者かなにかなのか、気になる比喩でした。

203:創る名無しに見る名無し
18/01/20 13:41:48.24 amJw43F3.net
実るほどこうべを垂れる稲穂かな

204:し
18/01/20 15:15:39.56 SLczRzG6.net
まだ書き始めてもねーよ。

205:創る名無しに見る名無し
18/01/20 15:20:06.07 qohFcpqj.net
急いで書いたら偉いわけじゃない

206:創る名無しに見る名無し
18/01/20 18:19:28.35 IjKkaiek.net
>>179 です。
みなさん批評ありがとうございます。
個別に返信すると大変なので、気になった部分だけ返信させてください。
返信していない部分は概ねその通りだな、と思って読ませていただきました。
>>184
「定量的に評価しうる手段などない」というのは、100m走のタイムように、
誰から見ても同じで数値化できるものではない、という意味だったので、少しこちらの書き方が不親切だったでしょうか。
「普遍的かつ定量的に」とかだときっちりしていますが、少し冗長すぎるかな、とも思ったので。
>>186
哲学がある、タバコを吸うだけでは書けないから、登場人物は嘘をついているのに、「僕」がそれについて考えていない、という指摘ですが、
「やつ」が語っているのは十分条件でなく必要条件ですし、この場面において、正しくは何が必要かとかを語る意図はない(「僕」は質問そのものが意味がないと思っている)です。
ので、「僕」がその二つの条件についてどう思うかを考えないのは自然であるように思います。
>>187
まあ全体的にそういう「なんとなくそれっぽいもののテンプレの寄せ集め」感は否めないかな、と自分でも思います。
古い、という指摘が(おそらく私の読書量不足のせいですが)わからないです。具体的になにが原因で"古い"のでしょう?
「僕はここが好きだ、小説の名の下に」というのもよくわからないですが、どういう意味なのでしょう?
>>194
私も別に農業の家の出身ではないのですが、頭を垂れる=稲穂というイメージがあります。(たぶん>>195 の句がイメージの根源にあると思います)

207:創る名無しに見る名無し
18/01/20 18:23:10.53 IjKkaiek.net
どの台詞を誰が喋ってるのかわからない、というのは自分でも投稿する前にすこし見直して直したんすが、やはりこれも作者にのみ見えてるということなんでしょうね。
気をつけます。

208:創る名無しに見る名無し
18/01/20 19:56:14.06 EYTDXZ4o.net
>>179
最初のほうで『ほとんど』という単語が何度も出てくるところは直したほうがいいよね

209:創る名無しに見る名無し
18/01/20 20:02:25.42 qohFcpqj.net
>>198
>「やつ」が語っているのは十分条件でなく必要条件ですし
どこにそう書いてあるのかね。


210:普通に解釈すれば十分条件だろう。 もし「やつ」が条件といわず必要条件と言っていたら別だよ。 一人称視点だということを忘れないで。 一人称視点なら「僕」が 「こいつほんと馬鹿だな」 か 「ちょっと話を聞いてみるか」 のどっちかはほぼ絶対書かなきゃいけないよ。 どちらも頭に浮かばないなら何を聞いても反応しない白痴という設定になってしまうよ。



211:創る名無しに見る名無し
18/01/20 20:15:11.78 EYTDXZ4o.net
俺も第一印象では作者の言うとおり必要条件で解釈していたけど、いろんな解釈があるんですね。

212:創る名無しに見る名無し
18/01/20 20:16:43.86 IjKkaiek.net
>>201
単に「条件」と言ったら必要条件か、十分条件か、というのは私は普通必要条件だと思いますが、答えのない議論なのでそれは置いといて、
そういう捉え方をする人が存在するのなら私の書き方が不親切だったのだと思います。
しかし「なんだと思う」の後に
「僕は質問の答えを考えるふりをしながら、やつの浅薄な発言を非難するための言葉を頭の中で懸命に組み立てていた。」
とあるので、質問自体は「僕」の中では問題でないというのはわかるかな、と思うんですが、どうでしょうか?
(というか、自分の文章についての解釈を自分で説明しなければいけない時点でどうなのよ、という感じはありますね)

213:創る名無しに見る名無し
18/01/20 20:22:58.41 EYTDXZ4o.net
主人公の感想って質問に対して『何重もの意味で、くだらない』って表現されてるんだから、それで十分だと思うんだけどな。

214:創る名無しに見る名無し
18/01/20 20:40:35.69 qohFcpqj.net
>>204
> 何重もの意味で、くだらない。
> 愚問、という言葉はこういうときのためにあるに違いない。
 確かにそうあったな。一度読んだが見落としてた。
 ただ、主人公が持つ「やつ」の印象を書いておけばもっとわかりやすかったと思うよ。
 長い付き合いになるが、いつも人を小馬鹿にしたようなことを勿体つけて話す癖がある。
 格好いいと思っているようだが、軽佻浮薄な印象を人に与えることに気づいていないようだ。
 なんて感じで。

215:創る名無しに見る名無し
18/01/20 20:55:10.88 VBhCfOQv.net
>実るほど頭を垂れる稲穂かな
意味は知っていても画的なイメージは身近からだいぶ遠くなってしまった
ことわざかもしれません。(深々としたお辞儀も稲穂も)
5chで見かけるときは、
「上から目線キモ」と同程度の意図で使用出来るdisバトル用コマンドの趣も…()
>>198
「やつの家」の近辺に田んぼがあるとかだとイメージが繋がり広がったかもしれません。
(古いテンプレというか言葉のパレットから受ける、情緒感とかしっとり感といったモノ、嫌いではないです)

216:創る名無しに見る名無し
18/01/20 21:30:19.19 oP8gib6H.net
>>198
>「普遍的かつ定量的に」とかだときっちりしていますが、少し冗長すぎるかな、とも思ったので。
別のやり方もあるだろうが、ここは冗長な書き方にしてもいいと思う
大体にしてこの語り手が冗長なのでね
空気清浄機を人間に見立てて「受動喫煙の全国大会」やら「精神的な健康の損害賠償」やらどうのこうのと益のない思弁を並べる人間だ
そんな語り手が「やつ」の部屋に救われるということは、思弁の積み重ねでは辿り着けない何らかの飛躍を「やつ」の非論理性から発見できるとか、
もしくは語り手の冗長な思考が「やつ」に一時停止させられることでリフレッシュできるとか、まあ何がしか相性の良さがあって、
そこに小説を書く一つの要点があるのだ、と、この話は言おうとしている(と、いう風に俺は勝手に読んだw)
シーンの狙いについては作者の意図を知りたかったんだが
まあ少なくとも「やつ」の一見、非論理的なだけにも見える言動が、語り手にとっては「ある種魔法のような力」に感じられるのは確かだ
ということは、それだけ語り手の思考が冗長だったり、論理に厳密さを求めすぎて空転しているってことだろう
であれば語り手が「おおらか」に見えちゃいかんのだろうな、と思って「もっと細密で厳密な言い回し」を求めている

217:創る名無しに見る名無し
18/01/21 00:35:18.33 2rUxzCgv.net
>>207
言いたいことはまさにその通りですね。
解釈から指摘から全てその通りだと感じました。
センター国語とか受けたらすごい点とれそうですね。

218:創る名無しに見る名無し
18/01/21 00:36:34.45 2rUxzCgv.net
ID変わりましたが


219:>>179です



220:創る名無しに見る名無し
18/01/21 01:13:48.88 pWz/mKix.net
横からだけど
>定量的に
の話、「賞レースの順位や売り上げなどで作品の価値は評価できない(されたくない)」っていう小説家ごころを読み取れたな
ある種の主人公の頑固さを表せてるとも感じる
>条件がある
自分も必要条件として読んだよ
参考までに
センターに限らず国語という教科が苦手な自分も>>207のようにとれたから作者には安心してほしい

221:創る名無しに見る名無し
18/01/21 02:44:16.14 rmlrTP7q.net
普通は十分条件だけどなあ。
結婚するなら年収○○円が条件
とかさあ。これを必要条件としたら意味が通らない。
これが満たされていれば絶対に結婚していなければならない条件が必要条件だよ。
必要条件と必要な条件を間違ってるんじゃないか?
そもそもわざわざ小難しい言い方をしなくてもいいのに。

222:創る名無しに見る名無し
18/01/21 02:51:33.90 rmlrTP7q.net
必要条件だとしたら、哲学があって煙草を吸ってる人は全員作家なんじゃないの?
俺が間違ってる?

223:創る名無しに見る名無し
18/01/21 02:54:53.22 2rUxzCgv.net
>>210
ありがとうございます。

>>210
なにが我々の間で「条件」に関する解釈に齟齬があるように感じます。
「結婚するなら<年収500万以上>が必要条件」=「500万円以上の年収がない者とは結婚しない」
「結婚するなら<年収500万以上>が十分条件」=「年収500万以上あるなら誰とでも結婚する」
ではないですか?
この場合必要条件でないと意味が通らなくないですか?
「これが満たされていれば絶対に結婚していなければならない条件が必要条件」というのは……?
あと「必要条件」と「必要な条件」の違いがわかりません。

224:創る名無しに見る名無し
18/01/21 02:55:43.10 2rUxzCgv.net
安価ミスです、
>>210>>211 でした

225:創る名無しに見る名無し
18/01/21 08:01:49.69 amNXJTX2.net
速報!直哉、何かを受賞したらしい!

226:創る名無しに見る名無し
18/01/21 08:04:34.74 rmlrTP7q.net
>>213
「pならばq」の命題が真のとき、pはqの十分条件、qはpの必要条件である
ああ、逆かな。難しいねほんと。
必要条件で正しいかな。
ごめんね。

227:創る名無しに見る名無し
18/01/21 08:18:05.42 4BiSNtAU.net
>その小説がどれだけ素晴らしいものであるかどうかを定量的に評価し得る手段などない。
作家さんのコメントにあるように、普通はこれを「文芸の科学」のことだって思うよなw

228:創る名無しに見る名無し
18/01/21 10:16:49.73 AotFCP22.net
必要条件,十分条件の話,気になったので勝手にまとめてみた.

p→qが真のとき,pはqの十分条件,qはpの必要条件.
言い換えると,pを満たす要素数はqを満たす要素数より少ない.
ベン図を書くとpがqに内包される.
例えば,「人間である(p)」(ならば)→「動物である(q)」とか.
今ここで,
>いい小説を書く作家の条件
>「二つある。第一に、哲学があること」
>「煙草を吸うことさ」
から,
「いい小説を書く作家である」と「哲学がある人,かつ,タバコを吸う人」
の関係について考える.さて,どちらの要素数が大きいか.
「哲学がある人,かつ,タバコを吸う人」の方が「いい小説を書く作家である」より要素数(人数と言い換えてもいいかな?)が多い.だから,
「いい小説を書く作家である」→「哲学がある人,かつ,タバコを吸う人」が成り立つ.
つまり,「哲学がある人,かつ,タバコを吸う人」は,「いい小説を書く作家である」であるための‘必要条件’である.
対偶は,
「哲学がない人,または,タバコを吸わない人,」→「いい小説を書く作家ではない」
である.少なくとも「やつ」はそう考えている.

229:創る名無しに見る名無し
18/01/21 10:20:26.07 AotFCP22.net
では,一般的に「条件」というとき,どちらを指すのか.
>結婚するなら年収○○円が条件
を例として考えよう.
「Aさんが求める結婚相手」と「年収○○円以上の人」とはどちらの要素数が多いか.
普通,上記の条件を明言していても,他に,学歴,身長,性格なんかも加味するだろう.だから,「Aさんが求める結婚相手」のよりも「年収○○円以上の人」の方が多い.
少なくとも,少ないことはない(「年収○○円以上の人ではない」人と結婚することはないから).
つまり,
「Aさんが求める結婚相手」→「年収○○円以上の人」
である.「年収○○円以上の人」は「Aさんが求める結婚相手」の
必要条件である.
ここからわかることは「Aさんは年収○○円以上だからといって誰とでも結婚するわけではない」 である.
(ベン図を書けば,「年収○○円以上」かつ「結婚したくない人」が存在することがわかるだろう.)
ただし,「十分条件」でもある可能性もある.それは,Aさんの結婚条件が本当に「年収○○円以上」だけの場合だ.
このとき,「Aさんが求める結婚相手」と「年収○○円以上の人」はお互いが‘必要十分条件’である.(要素数が等しい)
(「十分条件」単独では,Aさんは年収○○円以上でない人とも結婚する可能性があることになるので,無いだろう)
結婚の条件の例は上記の通りだが,「採用の条件」「入場の条件」などにしても同じことがいえるだろう.
以上より,所謂「条件」とは‘必要条件’(場合によっては,必要十分条件)のことである.
ちなみに,「必要条件」と「必要な条件」は同義であるべきだと思う.

230:創る名無しに見る名無し
18/01/21 10:27:10.49 rmlrTP7q.net
そうだけど必要条件十分条件がわからない人にもわかるように書いてほしかった

231:創る名無しに見る名無し
18/01/21 10:36:20.87 AotFCP22.net
付け足しだが,
>つまり,「哲学がある人,かつ,タバコを吸う人」は,「いい小説を書く作家である」であるための‘必要条件’である.
とき,結婚の例同様,
「哲学がある人,かつ,タバコを吸う人」が必ずしも「いい小説を書く作家である」ではない,こともわかる.
むしろ,十分条件ならば,「「哲学がある人,かつ,タバコを吸う人」が必ず「いい小説を書く作家である」」が成り立ってしまう.
>>220
直感的理解をしたいなら.ベン図を書くことをおすすめするよ.

232:創る名無しに見る名無し
18/01/21 10:53:18.31 SyuatHIy.net
>>218
面白いなサンクス

233:創る名無しに見る名無し
18/01/21 11:21:38.27 4Xvogjtg.net
そのうち空気清浄器が人化して良い作家になりそうなスレの勢いです……。
オチに空気清浄器だった過去を条件に加えてみませう。
さて、これは必要条件か十分条件とすべきか。
答えは、物語の結末によります。

234:創る名無しに見る名無し
18/01/21 12:47:38.15 4BiSNtAU.net
>>218
すっきりした! ありがとう。
で、問題のテキストだけど、
あれは、作家という全体集合があって、「良い作家」と「凡庸な作家」という部分集合がある、
というのじゃないかな。そして哲学を持っていてタバコを吸う作家という要素がある、と。
って、これってハードボイルとかでよくある文章だよね。
良い探偵の条件とは…
良いバーテンダーの条件とは…
とかね。で、なんかきいた風なことが言われるw

235:創る名無しに見る名無し
18/01/21 14:12:27.05 N5YvHHpe.net
必要条件十分条件が分からない人のことまで考えて文章書いてたらきりがないと思うんだけどな

236:創る名無しに見る名無し
18/01/21 14:35:21.81 rmlrTP7q.net
機械音痴や数学音痴は物書きには多いからね
たとえ玲瓏な文章を書く人でも機械はてんでダメだったりするから
そこは合わせてあげた方がいい

237:創る名無しに見る名無し
18/01/21 14:35:53.25 rmlrTP7q.net
私のことはともかくそういう人はたくさんいるから

238:創る名無しに見る名無し
18/01/21 14:44:00.81 4BiSNtAU.net
その通りだw
あくまでテキストを分析するときに使うのであって、小説を書くときはほぼ関係ないよ。
まあ、普通、躓かないところで躓く読者がいるってことに気づく、ってことではこのスレは役立っているんじゃね?

239:創る名無しに見る名無し
18/01/21 16:42:53.42 AotFCP22.net
>あくまでテキストを分析するときに使うのであって、小説を書くときはほぼ関係ないよ。
必要だと思うけどなあ
論理構造をおざなりする人が書いた文章は、当たり前だけど論理破綻が生じるよね。
そうしたら、ちゃんと論理構造を理解している読者が躓いてしまう。
この問題は、論理構造が理解できてない読者がつまずくことよりずっと深刻だと思う。

240:創る名無しに見る名無し
18/01/21 16:46:47.82 2rUxzCgv.net
つまり、「いい小説を書く作家の条件」ではなく、
「いい小説を書く作家に必要な条件」とかにすればいいってことでしょうか?
ちょっとわからないのが、>>186さんは、必要条件と十分条件の意味を逆に捉えてはいたものの、結局意味的には必要条件だと解釈した、ということですよね?
必要条件と十分条件という表現は本文中にないので、これを読んだ人が意味的に必要条件だと理解できているのなら問題ないと思うのですが、どうでしょう?

241:創る名無しに見る名無し
18/01/21 17:01:22.19 4BiSNtAU.net
そんな一般論はいいよw
作者さんは礼儀正しい人だから書かないけど、かなり呆れているよ。
当該テキストの会話って、もうめちゃめちゃありふれているよ、これまで書かれた小説の中でな。
これをいちいち躓く方がどうかしてる。

242:創る名無しに見る名無し
18/01/21 17:12:57.53 AotFCP22.net
>>230
いや,>>186は,意味的には「必要十分条件」として捉えていたんだと思う.
「必要条件」であることを表すのためには,どちらの表現でも一緒だと思う.
ただ,どちらにしろ「十分条件」でないことを明言できてはいないと思う.
微妙なとこで,「いい小説を書く作家に必要な条件」のほうがそのニュアンスを感じるかもしれないけど..

243:創る名無しに見る名無し
18/01/21 17:21:13.63 AotFCP22.net
けど,このスレでも殆どの人が「必要条件」と捉えたし,
上で書いた考え方が正しければ,「条件」といったら普通「必要条件」.
明記がない限り,「必要十分条件」と読むべきではない.
だから,「十分条件」でないことをわざわざ表現する必要はないよ.

244:創る名無しに見る名無し
18/01/24 17:07:05.26 rbBgIIpX.net
~評価テキスト募集中~

245:モニ
18/01/24 23:37:52.67 uM1JoD93.net
書きたいなあ、だけどまだ

246:創る名無しに見る名無し
18/01/25 12:33:14.54 WEdjHpiR.net
ミリオン出版がコアマガの出版物から無断転載して謝罪してたんだな
【大洋図書・ミリオン】ミリオン出版・大洋グループ総合スレ【ワイレア・大洋書房】 [無断転載禁止]&#169;2ch.net
スレリンク(zassi板)

247:フカ
18/01/25 18:25:41.58 rAL6LzAB.net
はじめまして。途中までですが、ちょっと思いついたので書いてみました。
忌憚なくご感想をよろしくお願いします。
HANABUSA1/8
一、
とある拘留所で、僕は初めて彼女にあった。彼女には、殺人及び殺人教唆、そして無差別テロの容疑がかかっている。
僕は、本当は小説家になりたかった。
しかし、僕にはその才能がないのか、毎年公募している文学新人賞には、十回応募しても、落選し続けていた。
大学では卒業論文の成績はよく、また、ゼミでのレポートもいつも評価はAだった。
某SNSでの日記も、小説よりも圧倒的にコラムを書いた時の方が、足跡や閲覧数が多い。
例えば、同じエロネタでも、どエロな小説よりも、ちょっとしたエロネタの方が反応がいいのだ。これは、SNSの性格だろうか。
僕はもう、小説を書くのをやめようかと考え、悩んだ。
文学の新人賞には、小説の他に、評論部門やルポルタージュ部門等も公募されていたので、思いきって、今年はルポものを書いてみようと思った。
その取材対象として、僕は彼女を選んだ。
いや、厳密に言うと、彼女に僕は選ばれたのだ。

248:フカ
18/01/25 18:28:24.14 rAL6LzAB.net
HANABUSA  2/8
二、
死刑は確定だろうと噂されている彼女は、ある意味、時の人である。
彼女については、マスコミ各方面から、この数年間、ひっきりなしに報道されていたので、僕は最初は「これだけ騒がれているなら、自分の出番なんかないだろう」と諦めていた。
また、インターネットでも、彼女についての情報も溢


249:れんばかりにあった。 現在起訴されている事件から、実に十年が過ぎている。 当時、彼女は既に有名人だった。 若冠十六歳で彼女は、歴代最年少で芥川賞を受賞したのである。 作品はたちまちベストセラーになり、映画化もされた。 しかし、その事がきっかけで、彼女は数々の罪を犯すきっかけになってしまった。 ある有名な評論家は、以下のように彼女を評した。 「あの作品は確かに評価に値するが、芥川賞に選んだのは間違いであった。 若冠十六歳が書いたものとしての話題性があってこその受賞であったにすぎない。 つまり、出版社側の利潤主義、所謂大人側のの都合により、幼い彼女に莫大な財を与えたのがそもそもの間違いであった。 結果、彼女は大犯罪を犯す為の、軍資金を得るに至ったのである」 また、テレビニュースの街頭インタビューでは、中高年の主婦が、 「子供に大金を渡してはいけないのだと実感した」 と答えていた。 拘置所でのガラス越しの面会が、リアルの彼女を見た最初の時だった。 彼女はもうすぐ四十歳になるが、テレビや雑誌、インターネットで見るよりずっと若く見えた。 第一印象は、所謂「可愛いタイプ」で、犯行に及ぶ前の、芥川賞を受賞した当時には、ワープロのコマーシャルモデルとして活動していた程である。 今も当時の印象とほぼ同じだった。 分かりやすく言うと、清純派アイドルが、良妻賢母役がはまる女優に成長したような感じの容姿である。 こんなにも犯罪とは無縁にしか思えない女性が、日本中、又は世界をも震撼させるほどの犯罪を犯したとは、誰もが我が目を疑うだろう。 また、彼女の起こした事件は、海外のマスコミでも報道されている。 国内外のマスコミや一般市民は、「彼女を羊の皮を被った狼」だとか、「聖女の仮面をした悪魔」だのと、表現した。つまり、容姿とのギャップを感じざるをえないとの感想が多かったし、僕もそう思っていた。 だが、彼女の処女作『海鳴り』と言う小説を読む限り、受賞は妥当な評価だと思うし、十六歳にして、既に哲学者としての片鱗が充分にを読み取れた。 また、彼女が小説家としての才能があるのは、確かで、受賞後十数年の間に書いたものは、ほぼ全てがベストセラーになり、高い評価を得ていて、二十歳の時に書かれた小説は野間文芸賞を受賞した。 そんな、若きベストセラー作家の彼女に、一体何があったのか。 彼女の作品を読みとくと、犯行の動機は明らかであったと、読者の誰もが納得した。



250:フカ
18/01/25 18:30:22.62 rAL6LzAB.net
HANABUSA 3/8
三、
彼女は、作家デビューした十年後に、「はなぶさの会」なる新興宗教を開設し、その教団の教祖となった。
当時は、パソコンやインターネットが、一般家庭にも普及し始めた頃である。
小学生でもネットサーフィンをする事が、今では当たり前だが、当時はまだそこまでではなく、どちらかと言うと、若い理化学系のマニアが中心だった。
彼女の思想は、すでに小説を通して、若い層に絶大なる支持をえていた。
彼女は若者の代弁者として、カリスマ的存在だった。
はなぶさの会は、入信者こそ少ないものの、隠れた信者、つまり小説のファンが大勢いたので、活動するための財源には事欠かなかった。
彼女の処女作『海鳴り』には、彼女が宗教者になったきっかけになったと思われる、実体験に基づいた、ある作中のエピソードに見られる。
つまり、十六で財を成したことが彼女に犯罪を犯させた原因だと言うのは、全くの曲解であると、作品を読んでいくうちに、考えられるものである。
今では、彼女の著書は各出版社側の、良心により、全て絶版になっている。
はなぶさの会に、購入を希望すれば手に入る事はあるが、教団の信者自身が購入した、小型の印刷機での手作業による発行のみをしていて、一度に大量の印刷は出来ないのが現実であるとか。
また、近々、大量印刷してくれる印刷会社を見つけないと、布教活動に支障をきたすとの話も教団関係者の話もある。
今では、古本屋でもAmazonでも、滅多に手に入らない貴重な作品なので、是非ともインターネット上での発表をしてほしいと、僕


251:は思う。 だが、インターネットでの作品の公開は、教祖である彼女自らの希望により、今のところ公開はしていない。



252:フカ
18/01/25 18:31:55.79 rAL6LzAB.net
HANABUSA  4/8
四、
小説『海鳴り』には、以下のような記述がある。


私は五歳の時に、両親と兄とで海に釣りに行った事がある。
以前に水族館に連れて行って貰って、魚や海中生物の美しさに感銘を受けて、小さい私は、大きな水槽の傍から、閉館までの間の数時間、ずっと離れられなかった。
両親は、海で魚釣りに連れて行けば、私がもっと喜ぶし、情操教育にもいいだろうと考えたのだ。
しかし、私は両親の期待を裏切った。
近くの海岸で、釣りをする両親と兄とを見て、釣りをする行為が不可解で仕方がなかった。
また、釣った魚がバケツの中でぴちぴちと動くのを見て泣いた。
「お魚さん、お水が無くて、苦しいんじゃないの?」
私がそう言ったら、家族みんなが笑った。
夕食は釣った魚を母が捌いて料理したものだった。
私は食卓で、疑問を投げかけた。
「なんで、お魚を釣って食べるの?」
私は涙目のままだった。
「お魚は釣れたてが美味しいからよ。冷めないうちに、食べなさい」
「お魚さん、可哀想。私、食べたくない…」
「食べてもらえなかったら、もっと可哀想でしょ。あなたに食べて貰うために、このお魚さんは、お皿の上にいるのよ」
「嫌、嫌だよ。何で私、食べないといけないの?お魚さんは、私達が釣らなければ、元気に泳いでたんでしょ?お母さん、どうしてお魚さんを包丁で殺したの?どうして私は食べないとダメなの?ねぇ、どうして?」
私は食卓で散々泣きながら駄々をこねた。
「昨日は豚さんを食べたでしょう?しょうが焼きにして。あれと同じよ。豚さんもあなたに食べて貰うために、生きてきたのよ、さあ…」
「嫌だ、なんで動物を殺して食べないとダメなの?ミミちゃん(当時の愛猫)が死んだとき、お墓を作って天国に行けるようにお祈りしたのに。なんでお魚や豚さんにはお墓がなくて、ミミちゃんは食べなかったの…?」
私は両親を困らせた挙げ句、その夜をきっかけに、肉だと知っている食べ物を一切拒んだ。
極端な偏食だとか、摂食障害だとかで、病院に連れていかれた。
植物性のタンパク質や牛乳なら受け付けたので、年老いた医者は、
「成長期だが、肉を無理に食べさせるのは、精神的にストレスになるし、ベジタリアンでも死ぬことはない」
と言ったのだ。
やっと両親に安心して貰えたのは、小学生にあがる直前の事である。

253:創る名無しに見る名無し
18/01/25 18:40:49.64 Bg/ySsg9.net
まんま「1Q84」じゃないか!
だからどーというわけじゃないが、作者はどーしたいのかな?

254:フカ
18/01/25 18:41:49.94 rAL6LzAB.net
HANABUSA
※NGワードのせいでこれ以上は書き込めませんでした。
ここまでですが、よろしくお願いします。

255:フカ
18/01/25 18:49:24.24 rAL6LzAB.net
>241さま
ありがとうございます。
すみません、『IQ84』は読んでません。
思いついたはいいけど、続かなかったので。。。
アイディアメモでして。
長編にしたかったのですが、ラストのアイディアまでは浮かばなくて悩みました。

256:創る名無しに見る名無し
18/01/25 18:53:06.35 N9qUg+AM.net
成功した人間は保身に走るので犯罪などしません

257:フカ
18/01/25 19:00:32.86 rAL6LzAB.net
>244さま
ありがとうございます。
確かに。。。保身に走るほうが楽でしょうね。
実は、NGワードで入らなかったのですが、彼女の目的は世界征服でして。
人間を皆殺しにするのが目的でした。

258:創る名無しに見る名無し
18/01/25 19:03:50.45 N9qUg+AM.net
この世の中を変えてやる! という峻烈なエネルギーがある成功者は普通はいない
何かしらこじつけて理由付ければそれらしくなる

259:フカ
18/01/25 19:08:46.22 rAL6LzAB.net
なるほど、何かこじつけないとダメなんですね。
ありがとうございました。

260:創る名無しに見る名無し
18/01/25 19:12:15.35 Bg/ySsg9.net
「1Q84」を読んでいないけど、その世界像が似ている、というわけですね。
じゃあ、仕方がないかな。
>ふかえり(深田絵里子)
と「彼女」はほぼ重なるよ。どちらのヒロインが魅力的か読み比べているといいよ。

261:フカ
18/01/25 19:17:20.69 rAL6LzAB.net
そうでしたか。
偶然ですね。1Q84、読んでみます。
ありがとうございました。

262:創る名無しに見る名無し
18/01/25 19:48:23.00 00hV2p9Z.net
>>237
↓(ネット?)
>しかし、その事がきっかけで、彼女は数々の罪を犯すきっかけになってしまった。

>結果、彼女は大犯罪を犯す為の、軍資金を得るに至ったのである
↓(きっかけは大金、動機は……)
>彼女の作品を読みとくと、犯行の動機は明らかであったと、読者の誰もが納得した。

>彼女の処女作『海鳴り』には、彼女が宗教者になったきっかけになったと思われる、実体験に基づいた、ある作中のエピソードに見られる。
・文後半で、日本語が変です。
作者が自らの感想で述べている部分とネット等から引用されている
部分の判別がシャープではなかったです。
イベント関係の年月日情報が何故か無い。
また、行間が空き気味で、話の組み立てロジックが曖昧なまま先に進んでしまうので、
とても、もやもやした感じを受けました。
それが後々、作品の味になるのか、単なる手抜きだったのか
後続次第なので、現段階では善し悪しの判定はしません。
ところで映画化等も含めて当時の芥川賞ってどのくらい作家は儲かったのでしょうか?

263:フカ
18/01/25 20:01:05.74 rAL6LzAB.net
>>250
ありがとうございました。
たしかにまだまだプロットと言うか、アイデアメモの段階でして、お見苦しいかと存じます。
あの時代の芥川賞作家は、何億かは儲かったぽいです。又吉さんくらいかなと。
宗教法人を立ち上げるには十分な額かなと思っていますが。
彼女はエコロジーテロリスト宗教家として、人類滅亡を試みます。研究グループが人間にしか効かない毒薬を開発してしまうとか、色々とエピソードがありましたが、何故かNGワードで書き込めませんでした。
すみません。。。

264:創る名無しに見る名無し
18/01/25 21:45:41.73 iw+MdBWl.net
>>237
>とある拘留所で、僕は初めて彼女にあった。彼女には、殺人及び殺人教唆、そして無差別テロの容疑がかかっている。
出だしは大事なので
「僕が初めて彼女に会ったのは、とある留置所だった。彼女には、殺人及び殺人教唆、そして無差別テロの容疑がかかっていた。」
とかにしたほうがいい。
>僕は、本当は小説家になりたかった。
話が飛びすぎ。彼女についてもう少し話を続けてから
「その取材対象として、僕は彼女を選んだ。
いや、厳密に言うと、彼女に僕は選ばれたのだ。」と続け
「実は、小説家になりたかった僕は…」という流れで構成を考えて、作品の最初は特に
読者に興味を持たせることが大事だと思う。

265:フカ
18/01/25 21:54:57.42 rAL6LzAB.net
>>252
ありがとうございます。
なるほど、そういう書き方ですか。。。
勉強になりました。

266:創る名無しに見る名無し
18/01/25 22:14:38.02 0lU547Ay.net
>>フカ
私の個人的な感想ですが、あなたは文章云々というレベルではなく、内容云々というレベルだと思います。
だから、余計に最後まで読めなかったのが残念でなりません。
正直、引き込まれました。
カクヨムみたいなサイトであげていただけると嬉しいです。
読者になります!

267:フカ
18/01/25 22:30:37.05 rAL6LzAB.net
>>254
ありがとうございます。
実は某新人賞に予選通過経験があります。
プロを目指していますが、ここ数年スランプでして、行き詰まりを感じています。
そんな中で、この作品はアイデア出しのレッスンとして、皆さんのお力をお借りしました。コメ下さった皆さんには深謝です。
とりあえず、新人賞に予選通過したものを近々何かで発表する予定です。この作品はボツネタですが。。。
お褒めの言葉、涙がちょちょぎれました。
重ねてありがとうございました。

268:創る名無しに見る名無し
18/01/25 22:46:42.29 iw+MdBWl.net
予選通過って一次?
某新人賞ってどれ?

269:創る名無しに見る名無し
18/01/25 22:48:38.01 iw+MdBWl.net
あと、創作文芸板の時にも
語尾に「。。。」と書き込む癖の人がいたけど同じ方�


270:ゥな?



271:フカ
18/01/25 22:49:31.75 rAL6LzAB.net
>>256
はい。
群像新人賞の一次審査です。もう四年くらい前ですが。。。

272:フカ
18/01/25 22:51:33.36 rAL6LzAB.net
いいえ、5ちゃんは初めてです。

273:創る名無しに見る名無し
18/01/25 23:09:55.40 iw+MdBWl.net
〉〉258
それは才能ありですね。
是非いつか商業作家になれる日が来るよう応援しています。
アマとプロの違いは、質よりもむしろ、その作品で稼げるかどうかなので
難解なものを書こうとしがちな作家性よりも、読者の身になって読者よりに、世間一般人が読みたいものを書く比率を上げるといいと思いますよ。
作家性4:読者寄り6くらいでちょうどいいくらいです。
頑張ってください。

274:フカ
18/01/25 23:30:08.12 rAL6LzAB.net
>>260
お褒めの言葉、ありがとうございます。
とても嬉しいです。
実はプロの先生に指導を少し受けているのですが。師匠は、書きたいものを書かないと意味がないと言っておられました。
でも、私は新人だし、やはり読者に伝わる文章を書くべきかなと、迷います。
書きたくないものは書けないし、売れるものとはどう言う作品かがまるでわかりません。
まずは作家性から始まり、その上で読者寄りに書いていこうかなと思いました。
何が売れるかは全くわからないので、とりあえず書けるものから書くしか、今の自分には術がないように思います。
時間はかかるだろうけど、これからが正念場だと思って頑張ります。
とりあえず、今は大スランプ真っ只中なので、インプットを増やして世界を広げる所存です。
皆さん。ありがとうございました!

275:創る名無しに見る名無し
18/01/25 23:34:45.72 MKJwtXcF.net
>>フカ
ここには名物どS課題人というのがいて、自分の力量よりちょっと負荷のかかる絶妙な課題を出してくるんだが、
なかなかの人物だから、君も乗ってみないかい?
赤翡翠(椿)さんと伯仲してるとみた。

276:モニ
18/01/25 23:39:25.92 vLz7TSHw.net
椿さんと伯仲とはなかななかだ。

277:創る名無しに見る名無し
18/01/25 23:43:54.46 rAL6LzAB.net
>>262
ありがとうございます。
そうですね。もう少し慣れたらお願いしてみようかと思います。
もともと短編が苦手で、長編が主なので、まずは近いうちに、群像に出した作品をどこかにアップして、こちらにURLを貼らせて頂きたいと思うんですが。原稿用紙150枚くらいですが。あんまり長いと皆さんの負担にならないかなと心配です。
お許し頂けるなら、なるたけ早くアップしますので、よろしくお願いします。

278:創る名無しに見る名無し
18/01/25 23:44:21.79 iw+MdBWl.net
まあ、喰っていけるプロ作家は作家性にこだわりますが、
出版社の立場は、まず新人に望むものは即”売れるもの”を望むようです。
作家として喰っていけるようになってからでも作家性は出せますし
書きたいものを書こうとしすぎると作家の独りよがりなものになりがちなので、
読者の興味をそそらない文章を書くよりは
読者が次のページ、次の章と、先を読みたくなるように書くよう「構成」「編集」していくのも大事かと。
で、いくら読者寄りに書こうとも作家性は残るもので
出版社はそういうものの中に、作家性も見出しますから
新人賞狙いでは、作家性4:読者寄り6くらいでちょうどいいバランスになるはずです。

279:フカ
18/01/25 23:49:42.30 rAL6LzAB.net
>>265
なるほど。
ありがとうございます。
確かに読者ありきですよね。まずは、伝わる文章を書く努力をします。
そういう意味では、こちらのサイトはすごく勉強になりそうですね。
改めて、みなさんよろしくです。

280:創る名無しに見る名無し
18/01/25 23:51:07.56 jqBce1Nm.net
うん。椿さんの衝撃的なところは、やっぱり「之」の字の三画目のくぼみに見つけた蜘蛛の巣の描写じゃなかろうか。
あれで、みんな一気に椿ファンになったし、一文の破壊力の効能を認識させられた事件でもあった。

281:フカ
18/01/25 23:51:52.23 rAL6LzAB.net
モニさん、ありがとうございます。

282:創る名無しに見る名無し
18/01/25 23:54:42.87 jqBce1Nm.net
>>フカ
少なくとも私は読みたいので是非お願いします!
今日でさえ生殺しなのに!
ただ、私は好き嫌いレベルでしかものを言えないヘボです。
ごめんなさい。

283:フカ
18/01/25 23:58:11.20 rAL6LzAB.net
>>267
そうなんですか。
一文の破壊力…そんな文章を書いてみたいです。椿さんのお墓のお話をだいぶ前に読ませていただきましたが、味があるなあと思いました。
私も頑張ります!

284:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:01:04.99 iscnMMDN.net
>>269
ありがとうございます。
はい、近々みなさんの胸をお借りしたいので、なるべく早くアップします。ただ、
どこのサイトがいいのか、迷います。

285:赤翡翠
18/01/26 00:04:55.47 DX3JXThg.net
フカさん、とても興味深く読みました。語り手、彼女、その周りの宗教法人、そして幼少期と何重にもエピソードが取り巻いていてすごい。続きが気になりました。
それにしても、一次通過されるというのははるか向こうのことなのだなあと愕然としました。
私は話を書くということを始めたのはつい最近なので、伯仲どころか門前の小僧です。
ところで最近悩むのは、つい主人公の語りで話を進めてしまうことです。
登場人物(の体)を動かして、会話させて、かつ心情を表すような描写ができればいいんですが、なかなか。
課題では、そういった具体的な描写から普遍的な人間性を読み取らせるようなものを書けと言われているように思っていますが、人の中身が表せない。
締め切りは週末ですが正直、スタックしています。

286:赤翡翠
18/01/26 00:15:34.92 DX3JXThg.net
それと、実は椿というのはタイトルのつもりでした。
わかりにくくてすみません。

287:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:16:41.25 mivwM/LH.net
群像一次通過の現物を見たい気もするけど、
まだ応募する気みだいだから、古い作品とはいえ5ちゃんに晒さない方がいいよw
編集部にバレたら、もう取り返しがつかないよ。デビュー前に色がついちゃったらどうしようもない。

288:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:17:43.54 cScnSgm0.net
>>237
「彼女」の削り出し次第で面白くなりそうな気配を感じるが、
言葉選びに引っかかる部分は多い

>とある拘留所で、僕は初めて彼女にあった。彼女には、殺人及び殺人教唆、そして無差別テロの容疑がかかっている。
「とある」のニュアンスは「よくあるうちの一つ」や「ふらりと立ち寄った」に近くなる
なので、「喫茶店」の頭に付くと自然でも、「拘留所」に付くと違和感がある
最初の一文だけ読むと、「僕」は拘留所の常連・法務関係者なのかと思えなくもない
それと「無差別テロの容疑」とは何だろうか
>しかし、僕にはその才能がないのか、毎年公募している文学新人賞には、十回応募しても、落選し続けていた。
文末近くで、「僕」の応募を「十回」で一度区切っている
そこから「落選し続けていた」と継続調に転換するので状況把握に混乱を招く
「僕」は十回落選した時点にいるのか
それとも落選し続ける慣性の中にいるのか
>某SNSでの日記も、小説よりも圧倒的にコラムを書いた時の方が、足跡や閲覧数が多い。
「某SNS」が何なのか不明
そのため、日記枠の中で小説やコラムが書ける、というシステムの把握を読者に乱暴に投げている感あり
「圧倒的に」は文構造上「多い」にかかっているから、位置を「多い」の近くに移動させた方がいい
>その取材対象として、僕は彼女を選んだ。
>いや、厳密に言うと、彼女に僕は選ばれたのだ。
ここは「厳密に言うと」というより「正確に言うと」ではないだろうか

語の選択に妙なところが多い
そのため話者が子供っぽく、話はボンヤリした印象に感じられた
これが狙っているのでなく作者の作風なら、主人公の選択には気をつけた方がいいだろうな
で、


289:続きまだ?w



290:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:20:02.20 mivwM/LH.net
これって、まだプロットやアイデアメモの段階のようなものだって作家さんが言ってんじゃんw

291:フカ
18/01/26 00:21:31.62 iscnMMDN.net
>>272
椿さん、はじめまして。
お褒めの言葉ありがとうございました。
一人称の語りの方が主人公の内面を表現しやすいと私は思います。
神の視点からだと、主人公の心情を語るのは難しいですし、初心者向けではないらしいです。
私は椿さんの作品は味わいがあって、いいと思いましたが。
もう一作読めるなら、もっと温度が高いというか、熱っぽい文章を書いて欲しいです。
情熱的と言うか。迫力と言うか。
椿さんは上手すぎるから、かえってそこが難しいのでしょうか。さらりと書いてらっしゃる感じがしました。
生意気を申し上げてすみません。
次回作楽しみにしています。
椿さんにしか書けないものが書けますように。。。

292:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:25:57.95 iscnMMDN.net
>>275
ありがとうございます。
すみません。まだプロットしか出来てないんです。正直、この作品はボツかなと。
思いつきでふらっと書いただけのものを読んで頂くのは、やはり失礼だったかなと反省してます。ごめんなさい。

293:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:26:50.05 iscnMMDN.net
>>276
はい、そうです。
みなさん、ごめんなさい。

294:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:28:35.57 iscnMMDN.net
>>273
あ、失礼しました。
赤翡翠さんですね。

295:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:29:15.31 mivwM/LH.net
一次通過には敬意を表するけど、
一次通過ではどうしようもない、ってこともまた事実なわけで。

296:フカ
18/01/26 00:32:46.29 iscnMMDN.net
>>274
そうなんですか。
一次通過のは、もう名前とタイトルが雑誌に載ってしまったので、他には出せないのですよね。
私としても終わった作品…過去の作品なので、もう公開しちゃいたいなあって感じです。
でも、そんなにやばいですかね?

297:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:36:13.11 iscnMMDN.net
>>281
そうなんですよ!
師匠にも、受賞しなければ意味がないと言われてまして。
初めての応募での好成績だったので、微妙な気持ちです。
技術的には上がっていても、実際には結果にコミットしてないわけですしね。。。

298:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:38:34.44 mivwM/LH.net
>>282
やばいよw
でもみんな読みたがっているだろうから、無理には止めないけど。

299:赤翡翠
18/01/26 00:43:40.00 DX3JXThg.net
>>277
ご回答をいただきありがとうございます。
たしかに、神の視点は内面を描くのがとても難しいですね。
やってみると形だけの三人称で、一人視点の地の文に心情が混ざるようなことになってしまいます。
まずは一人称で練習するところからですね!
また親身なアドバイスまでありがとうございます!
熱い心情を書きたいですが、人間性が出そうで恥ずかしい気もします。
書き始めれば割と冷静にいくのでしょうけども。

300:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:44:31.11 mivwM/LH.net
>>283
5ちゃんを利用していくんだったら、群像一次通過は金看板だけどなw
やっぱり5ちゃんに限らず、ネットは危険がいっぱいだから、身元がバレないような利用を心がけないとね。
師匠がいるんだったら、まず師匠を唸らせるような作品を模索してみたら?

301:フカ
18/01/26 00:47:13.89 iscnMMDN.net
>>284
んー…かといって、このままプロになれないでウダウダするよりも、サイトにアップして色々とご指摘受けたいなと思うんですが。

302:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:51:30.96 mivwM/LH.net
>>287
作家さん本人がそれでいいんだったら反対はしないよ。
みんなきっと待ってるよ、群像のレベルの一端がわかるだけだからさw

303:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:53:36.04 iscnMMDN.net
>>285
いえいえ、遠慮が無くてすみません。
人間性は消したくても消えないものですから、恥ずかしがっていては、何も書けないと思います。
私なんか、実体験を切り売りしてますから。
※今回は違いますが。

304:創る名無しに見る名無し
18/01/26 00:57:10.52 iscnMMDN.net
>>286
そうですね。師匠は誉めてくれましたが。
審査員は誉めてくれませんでした。
こちらのサイトでは、勘が鈍らないように、何か短編を書いてアップしよ


305:うかしら?



306:創る名無しに見る名無し
18/01/26 01:11:31.56 mivwM/LH.net
二次には進めなかったとはいえ、評価されなかったとはいいきれないよ。
結局、おっ? と思わせる部分があれば、連続応募する過程で何かが起きるかも、という感じかもw
>>290
短編がベストだと思うよ。人生は短いからw 修行も時短に限るよ。

307:フカ
18/01/26 01:20:54.11 iscnMMDN.net
>>291
ありがとうございます。
そうですね、短編のレッスンとして、皆さんにお世話になる事にします。
よろしくお願いします。

308:創る名無しに見る名無し
18/01/26 01:28:01.42 W7b0Mt4B.net
師匠って誰よ?

309:し
18/01/26 01:47:12.48 gN18WHXl.net
小説書き始めたけど、新潮に出そうかと考えている。
冒頭くらい晒しても別にいいよね?

310:創る名無しに見る名無し
18/01/26 01:51:24.46 W7b0Mt4B.net
新潮に出そうかと考えてるなら、それを部分的にでもさらすのはやめたほうがいいですよ。
のちに指摘されて、掲示板のをパクったと思われても自分が作者だったという証拠がなく、言い返せくなるから。
後悔するだけ。

311:創る名無しに見る名無し
18/01/26 01:52:12.86 W7b0Mt4B.net
こういうのを業界用語で
「新潮に出す気なら慎重に」という。

312:創る名無しに見る名無し
18/01/26 04:42:31.44 Ug2+68uX.net
私、創作についてド初心者で、いま現在なにか書きたいテーマも特になく、なにかしらの創作文章を書きたい欲求だけあるのですが、
課題人さんにお願いすればテーマと講評を無条件でもらえるのでしょうか?
でしたらお願いしたいなと思うのですが

313:創る名無しに見る名無し
18/01/26 06:04:15.45 uxQ9l1KV.net
>>297
いいよ
じゃお題「寒波」、1500字程度、落ちあり
これで何か書いて

314:創る名無しに見る名無し
18/01/26 07:53:39.04 iscnMMDN.net
>>293
すみません。師匠の名前は出せないんです。訳ありでして。

315:創る名無しに見る名無し
18/01/26 08:33:43.59 FH3MR5Ol.net
>>265に気をつけろよ。
>まず新人に望むものは即”売れるもの”を望むようです。
こんなことを書いているやつはまずまともじゃない。

316:フカ
18/01/26 09:04:26.63 iscnMMDN.net
URLリンク(note.mu)
群像で一次予選に選ばれた作品をnoteにて公開しました。
もう4年も前に投稿したものですし、私の中では過去の作品になったので、公開します。
皆さん、忌憚なくご感想を宜しくお願い致します。

317:創る名無しに見る名無し
18/01/26 09:31:10.86 iscnMMDN.net
>>300
ありがとうございます。
売れるものがなんなのかがよくわかりませんが、自分が面白いと思うモノを書きます。

318:創る名無しに見る名無し
18/01/26 09:53:05.82 mivwM/LH.net
>>301
読みました。シェアリングありがとさん。
群像一次通過したのもわかるような気がするけど、まあそこまで、ってのも感じたな。
結局、ミミという人物に魅力があるだけで、私とか雄二の描き方が致命的に平凡なんだよなあ。
こんな平凡な現代劇を、小説に仕立てる書き方は確かにあるよ。編集者が欲しいのはそこなんだよ。
だからそのセンスが評価されたんじゃないかな。
私はミミを映す鏡にすぎないから平凡がデフォとしても、ミミに照らし出される側の人生にここまで魅力がないとなあ…。
だから、ミミの人物造形の不自然さもあとから気になってきたりする。もったいないよね。
まあしかし、こういったリズムや語彙や会話のリズムとか、なかなか書けないけど。

319:創る名無しに見る名無し
18/01/26 10:07:42.44 iscnMMDN.net
>>303
ありがとうございます。
確かに、主人公が平凡ですね。ミミさんのキャラを引き立てるには、あまりアクの強いキャラだとだめかなと。
ミミさんの人物造形のどの辺りが不自然でしたか?今後の参考にお聞かせください。

320:フカ
18/01/26 10:48:28.18 iscnMMDN.net
>>294
あー。晒すのはやめた方が良さげだと思います。

321:創る名無しに見る名無し
18/01/26 11:59:57.71 HNHFn28o.net
>>301
お、あついね
帰宅したら読もうかな

322:フカ
18/01/26 12:11:21.64 iscnMMDN.net
>>306
お疲れ様です。ご帰宅なさったら、
ぜひ読んでご感想をよろしくお願いします。

323:創る名無しに見る名無し
18/01/26 12:24:54.35 Ug2+68uX.net
>>298
ありがとうございます、書いてみます。
締め切りとかありますか?

324:フカ
18/01/26 12:37:35.09 iscnMMDN.net
すみません、読み返してみたら、ミスがありました。
ある外国人のメル友にこの作品を送った際に、翻訳し易くするためにミミさんの台詞に解説をつけたのですが。消し忘れがありました。
雑誌投稿時には書いてないので、スルーして下さい。

325:創る名無しに見る名無し
18/01/26 12:52:10.37 mivwM/LH.net
>>304
まあ読む方は「ない物ねだり」するからねw
>ミミさんの人物造形のどの辺りが不自然でしたか?
やっぱり言葉だよね。だってこの人、なんだかんだいっても移民?一世だろ。
ああ、そういうもんかな、人によっては母国語忘れるかな、と処理して読み進めてみるけど、
だんだん、また気になってくるって感じ。
細かい点だけど、写真家は photographer だろ(日本語でキャメラマンといえば映画のことだし)。
やっぱり人はどこか嘘をついて生きているわけだから、腑に落ちないところがあってもいいけど、
ミミは「謎のばーさん」であるにしてはガラス張りすぎる印象。
まあ「ない物ねだり」だけどw

326:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:02:34.93 iscnMMDN.net
>>310
そういえはそうですね。ふぉとグラファ、ですね。ご指摘ありがとうございます。
じつは、ミミさんのモデルはうちの実の祖母でして。40年くらいアメリカに住んでいましたが、帰国したらルー大柴状態でしたので。

327:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:31:48.00 mivwM/LH.net
やっぱりモデルがいると思ったけどw
それが小説的リアティティを獲得できているか否か、ですな。
そういう意味では、このスレの他の人がどう読むかで判断したらいいんじゃないかな。
主人公=語り手が没個性っていうのは仕方がないことだけど、ミミ以外の作中人物の誰に感情移入できるか、っていえば特にいない…。
人物は平凡だけど、彼らの関係が平凡ではどうしようもないよ。
心療内科に通ってたとか、自殺未遂とか、三角関係とか、死別とか、道具立は揃っているけど。
そろっているだけ。書割っぽいよ。
なんかそこはかとなく漂ってくる哀しみとか、ひりひりした痛みとか、書けてないんだよね。
勝手なこと書いていると思うだろうけど、このあたりがキモだろ、こういう小説にとっては。
そうそう、唯一、謎があって、陰があって、小説的な存在になりえたのは「薫」だと思うな。
彼女には嘘がありそうだし、いろいろ惹かれるものがある。だけど、結局、主人公たちの「うしろめたさ」の指標にしかなっていない。
いかにももったいないよね。

328:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:37:24.52 DZKaIPqg.net
>>フカ
読んだよ!私は凄く好きな作品です。
序盤は「ミミ語」に引っかかりまくりだったけど、読み進めていくうちに
カタコトが目に楽しく、終盤にかけてはすっかりミミファンになりました。
文章も読みやすく引っかかりも少ないし、安易な悲劇に逃げない読後感も良かったと思います。
先日の投稿文に比べると荒さが目立つ感は否めませんが、裏を返せば筆力が上がっているということでしょうか。
個人的に残念なところは、主人公の恋愛を正当化する為に遠回しに薫を落としているところでしょうか。
人を暴くのも小説でしょうが、この物語には少しそぐわないのかなと思いました。
仕事中のざっと読みだったので、帰って熟読をしたいと思います。
良い作品を読ませてくれてありがとう。

329:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:38:55.07 iscnMMDN.net
>>312
なるほど、ひりひりした痛み…ですか。
つまり、さらっと書きすぎていて、登場人物の心情がまるで書けてないって事ですよね。
ありがとうございました。
次に繋げます。

330:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:42:39.91 DZKaIPqg.net
うーむ


331:、ここの批評人たちの読みは深いな。私の感想の稚拙さが際立ってしまう。



332:フカ
18/01/26 13:46:15.76 iscnMMDN.net
>>313
ありがとうございます。
ミミファンだなんて、嬉しいです。
実は去年の応募作にもミミさんが、戦争体験者として再登場します。リライトして春の新人賞に出しますので、落ちたらまたこちらにアップしたいです。
そうなんですよね、薫の存在の扱いが難しかったです。もう少し回想シーンなどで薫の事情も書くべきだったかもですね。
ありがとうございました。

333:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:48:24.39 iscnMMDN.net
>>315
いえいえ、有難いご指摘ばかりです。ある意味、師匠よりもチェックが細かいです。
みなさん、ありがとうございます。

334:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:50:21.03 DZKaIPqg.net
アップしてくれるのは嬉しいけど、落ちないことを願っています(笑)

335:創る名無しに見る名無し
18/01/26 13:52:50.86 iscnMMDN.net
>>318
ありがとうございます。
確かに…万が一受かったら、こちらにもご報告させていただきます。笑。

336:創る名無しに見る名無し
18/01/26 17:32:34.88 mivwM/LH.net
>>314
うーん、さらっと描きすぎじゃなくて、逆によーいどん!で自殺しているだろ?
もっとなんか、なんとなく死なないと…。むしろ「ワザとらしい」んだよね。行動の動機が。
心情を描くのはいろんな方法があるけど、この場合は、心理を描かないことによって描く、というテーストが大事なんじゃないかな? 
そのための文体であり会話のリズムなんじゃないの? センスの良さがストーリー作りに生かされてないというか。
最終審査に行くには、この路線で成功しているプロの作家(あえて名前は言わないがw)に追いつかないと。
そして、追いついた地点から自分の個性を出さないと厳しいんじゃないかな。

337:フカ
18/01/26 18:13:04.26 iscnMMDN.net
>>320
ありがとうございます。
なるほど、自殺のくだりがいきなり過ぎましたか。
色々課題がありますね、私には。
この作品は純文学としては初めての作品でしたし、全体的に、あまり考えないで書いたせいもあります。
自分でもよく、予選通過したなあと。。。
とにかく、これからはもっと考えて書きます。
ご指摘深謝です。

338:創る名無しに見る名無し
18/01/26 18:21:07.97 iscnMMDN.net
>>320
いきなりすぎ、というか、書き方が下手なんですかね。
語らないで描写する…難しいです。
自分の個性、ですか。
そのあたりが私には足りない気がします。
私の個性ってそもそもなんぞや?と。

339:創る名無しに見る名無し
18/01/26 18:25:00.26 P5wq6cBM.net
>>301
ミミさん魅力的。
他の人物、魅力なさすぎ。
あとは表現磨きなよ。
私の宝物 とか、顔を赤くした とか、凡庸すぎ。

340:フカ
18/01/26 18:27:06.46 iscnMMDN.net
>>323
ありがとうございます。
そういわれてみれば。。。
もう少し勉強します。

341:創る名無しに見る名無し
18/01/26 18:34:41.36 P5wq6cBM.net
>>324
でも読めたよ。大抵、ネットに上がってるのは読む気もしないのに。俺はいくつか中央の純文系でn次なんだけど、なかなか他人の読む機会ないからいい経験になったよ。ありがとう。

342:創る名無しに見る名無し
18/01/26 18:42:33.62 iscnMMDN.net
>>325
ありがとうございます。
読めた、って言うのは、少なくとも意味があったと言うことですよね?
こちらこそ、書いて良かったです。
てぇんきゅう!

343:創る名無しに見る名無し
18/01/26 18:51:52.38 P5wq6cBM.net
>>326
ミミさんのセリフ遣いはミミさんだけのものだった。俺はセリフ多いの好きじゃないから、地の文で努力しろよって思っちゃうんだけど、ミミさんはこれでしか表せないからこれでいいんだと納得できた。

344:創る名無しに見る名無し
18/01/26 19:04:13.68 iscnMMDN.net
>>327
なるほど、ありがとうございます。
私は逆に地の文で語ると、単調になってしまうので。表現力の足りなさが単調になる理由かも。
私が書きたかったのは…。
自殺志願の若者を癒すのは老人だと思ったので。変わり者の祖母をモデルの老人を主人公にして、いかに自殺から若者の気を紛らわすかを書きたかったのです。
これを読んでも死にたい人は死ぬかもですが。自分に何かできないかなと思って書きました。図々しい思い上がりかもですが。。。汗。

345:創る名無しに見る名無し
18/01/26 19:07:53.57 P5wq6cBM.net
>>328
ただ、「癒し」とかいう言葉を使う凡庸さ、そういう常識的な考え方はマイナスになると思うよ。小説は教科書じゃないから。

346:創る名無しに見る名無し
18/01/26 19:11:11.33 iscnMMDN.net
>>329
はい。
作中では癒し、と書いてはいけないと自分でも思います。ただ、書くきっかけと言うか、動機が癒しだったと言う意味です。
そう言っちゃうと、なんかつまんないですね。すみません。

347:創る名無しに見る名無し
18/01/26 19:32:49.83 mNz6CDBO.net
でも、私はフカさんのように明確にテーマをぼかすことなく、語れるところはいいと思う。

348:モニ
18/01/26 19:39:54.27 6w+v04fp.net
ハードル高くて私は後何年ここの域までこれるやら。精進しなきゃ。

349:フカ
18/01/26 19:43:00.26 iscnMMDN.net
>>331
ありがとうございます。
そうおっしゃってくださると嬉しいです。

350:フカ
18/01/26 19:43:29.43 iscnMMDN.net
>>332
頑張って下さい。

351:創る名無しに見る名無し
18/01/26 19:43:42.61 4Dlq8WTh.net
>>モニ
頑張ろうな!

352:創る名無しに見る名無し
18/01/26 20:03:48.70 4Dlq8WTh.net
雑談禁止とわかっているがひとつだけ言わせてくれ!
板変えて正解だったな!

353:創る名無しに見る名無し
18/01/26 20:14:47.71 Z1AJWsmA.net
>>308
二月三日まで

354:フカ
18/01/26 20:17:21.38 iscnMMDN.net
>>308
お!締め切りでましたね。
頑張って下さい。

355:創る名無しに見る名無し
18/01/26 20:21:10.97 4Dlq8WTh.net
>>308
楽しみにしてるよー

356:創る名無しに見る名無し
18/01/26 20:27:07.48 4Dlq8WTh.net
>>337
ていうか、課題人。ごめん。課題の「三人称、家族離散もの、感動あり 2千文字程度」
二千文字がどうしてもクリア出来ず、五千文字くらいになってしまうけど、読んでくれないか?

357:創る名無しに見る名無し
18/01/26 21:13:52.70 uxQ9l1KV.net
>>340
OK
構わないぞ

358:フカ
18/01/26 21:19:13.30 iscnMMDN.net
>>340
OK出ましたね。
時間があったら、私も読みたいです。読んでもいいですか?

課題人さん、部外者ですが。参戦してもよかですか?

359:創る名無しに見る名無し
18/01/26 21:19:18.63 Ug2+68uX.net
>>337
了解です。

360:創る名無しに見る名無し
18/01/26 21:20:41.35 qWeJI0lo.net
>>301
十年前の話にした理由がわからない。昔の話だったら最後は「今」に戻ってくるべきじゃない?
自殺志望者に対する癒しというならフィアンセが死んでミミが凹んだら台無しと思うし、最後ボケてしまうなんてあんまりだ。蛇足にもほどがある。
あと気になるのは文章作法とか表記のルールとかマナーと言われるやつなんだけど、章番号(?)のあとの読点とか、セリフ文を一字下げてるとか、三点リーダを一個しか使ってないとか、びっくりマークとはてなマークのあとに文章が続く時に空白を一字入れてないとか。
これってわざとなの? 師匠はなにも言わないの?
こだわりがないなら作法通りに書くべきだと思うな。変なこだわりがあるヤツと思われても嫌だし。

361:フカ
18/01/26 21:31:30.53 iscnMMDN.net
>>344
鋭いご指摘ありがとうございます。
十年以上前にしたのは、ミミさんの年齢、モデルになっている私の祖母の年齢に近づけないと、戦争体験者として成り立たなかったからです。
あと、写真の仕事の関係で。
今時のカメラマンは本当に儲からないので、
今にしちゃうと銀盤写真ネタが使えない為です。
確かに今、に戻すのも手でしたね。すみません。
作法の方は、すみません。そこまでは知りませんでした。
師匠も何もおっしゃってないし、こういったツッコミは初めてです。
ご指摘いたみいります。

362:フカ
18/01/26 21:35:54.83 iscnMMDN.net
>>344
追伸です。
フィアンセが死んで悲しむのは当然だと私は思いますが。確かにミミさんは凹みますが、雄二の慰めもあり、死んでならないのを再確認しています。
確かにショックで認知症が進んでしまうのは、悲しい話ですが。蛇足でしたか?

363:創る名無しに見る名無し
18/01/26 22:02:00.83 qWeJI0lo.net
>>3


364:46 近しい人が亡くなるというのは大きなストレスです。それが読者の生きる気力を奪っているものかもしれません。そういう人にとってミミさんがあまりに凹むと癒しにならないかと思うのです。 悲しみながらもなにかミミさんらしいことを言って乗り越えていくような展開があって癒しになるかと。痴呆についても主人公を忘れてしまうなんて悲しすぎです。ひょっとすると亡くなるより辛いかも。 癒しがテーマなら書きすぎな気がします。 人生は無情である、という話なら今のままでも別にいいかな。 それに……最後にボケてしまったら続編が書けないではないですか!



365:フカ
18/01/26 22:14:01.92 iscnMMDN.net
>>347
なるほど、ありがとうございます。
でも、長く生きると言う事は、親しい人の死に目に合う事は避けられないですよね。
私は逆にそれは幸いだと思うんです。
私自身が親戚が少ないせいか、葬式に出れたりするのがちょい羨ましいのもあります。
変かしら?
ボケてもちゃんと歌を歌って楽しそうな姿が最後に見れて、ある意味ハッピーエンドでは?
死なない人間はいないのです。
だからこそ、今を生きる事がいかに貴重だと私は思います。そこが、ポイントでした。
単なる慰めや癒しではなく、生きることそのものに意味があると思って書きました。
続編…実は次回作もばーちゃんネタだったりしますから、安心してください^_^
来週あたりにでも、落選作をnoteにアップする予定です。
一生懸命読んでくださり、またあついメッセージをありがとうございました。

366:創る名無しに見る名無し
18/01/26 22:15:29.29 mivwM/LH.net
>>322
>語らないで描写する…難しいです。
難しいけど、難しく考える必要はないよw
まず行動から書けばいいんだよ。一切の説明なしで行動の描写から入る。
ただなんとなく撮影のあと海岸にいってビール飲んで。ボートに近寄って、いきなり多量の錠剤を流し込む。
風景描写に移って、また私の心の声が出てきて、すっと意識がなくなる。これだけでああ自殺なんだな、って読者にはわかる。
で、行動の動機とか、説明的なものは、意識が回復してから書けばいいんだよ。
まあもちろん別の書き方もあるけど、これってハードボイルドな書き方ってわけで、いくらでも手本はあるだろ。
ハードボイルドが性に合わないんだったら、外野からとくに何もいわないけどw
>なるほど、自殺のくだりがいきなり過ぎましたか。
よーいどん! になっているってのは、いろいろヒントをあたえて、予告しておいてから、やっぱり!とかなっているという意味。
いきなりすぎる、のじゃなくて、むしろ熱い風呂にかけ湯してから入っているって感じ。
推奨したいのは、こいつ何してんの? と読者に思わせといて、えっ? となる展開を見せる、っていえばいいのかな。
「Mimi」は、これこれこういう悩みがあるのよーいやんなっちゃう、死のうかな、死のう、えいや! という書き方になっている作品だと思うんだけど。
どうも作家さんに言いたいことが伝わらないなw それはやっぱり作家さんは基本的にこれが良いって書いているからだろうけど。
自分の「酷評」は以上です。

367:フカ
18/01/26 22:22:01.20 iscnMMDN.net
>>349
わあ、沢山ありがとうございます。
なるほど、ハードボイルドですか。何冊かしか読んでないから、詳しくなかったです。
行動の描写で表現…なるほど。上手いことを考えておられますね。盲点でした。
今書いてるやつに、その辺りの勉強が役に立ってきそうです。
色々と課題をありがとうございました。
頑張れそうです。^_^

368:創る名無しに見る名無し
18/01/26 22:22:39.20 mivwM/LH.net
>>349
そうそう、唯一、いきなり感があるのが冒頭の「トゥギャザーしようぜ」的な婆さんに「お嬢さん」と声をかけられるシーンだね。
へんな喋り効果もあるけど、この唐突感=他者性がミミに読者の視線を向けさせているんじゃないかな。

369:フカ
18/01/26 22:30:49.14 iscnMMDN.net
>>351


370: ありがとうございます。この冒頭はちょい自信あったりして。。。 実は、このテレホン局ネタは、うちの祖母が駅前でやらかしたのが元ネタでして。 家族全員で笑いました。^_^ このシーンが書きたくて、ここだけで数年かけて書きました。 全部書き終わるまで、実に七年かかりました。 だから、写真ネタも出てきてしまうのです。



371:創る名無しに見る名無し
18/01/26 23:11:45.35 Ug2+68uX.net
課題人さん、テーマに「寒波」をいただきましたが、テーマということは、「寒波」についてメインで書くという認識でいいでしょうか?
例えば、登場人物たちの街がいま寒波の下にあって、そこでの主人公たちの(寒波という特殊性を活かした)物語、というよりは、寒波自体が物語の主題であるような文章、ということでしょうか?

372:創る名無しに見る名無し
18/01/27 01:12:18.25 kAPKpsUM.net
>>301
一次通過を読ませていただくのはありがたいです
これから読み進めますが、冒頭から気になる箇所だけ
 あれはもう十年位前の事だ。日本中が猛暑だの酷暑だのと騒がしかった、あの年の夏。
 東京から電車に乗って一時間位の所にある港町の駅前で、老婦人に道を訊かれた。
―二つの連続する「位」はない方が読みやすい
 「お嬢さん、テレホン局はどこだね?」
 私はリュックサックとカメラケースと三脚を持って、信号待ちをしているところだった。
後ろからそんな風に声をかけられて、少し驚いた。
 もう三十を過ぎた私が「お嬢さん」と呼ばれた事にはあまり驚かなかったが、
その「テレホン局」とは何なのかが分からなかったので…
いや、実は一番びっくりしたのは、その老婦人の風貌だった。
―「もう」「あまり」「その」は過剰な副詞と連体詞なので削ったほうが読みやすいのでは

373:創る名無しに見る名無し
18/01/27 02:50:42.91 uQqC5084.net
>>354
こんばんは。
ご指摘ありがとう。
確かにそうですね。四年以上前の作品ですので。。。すみません。

374:創る名無しに見る名無し
18/01/27 08:02:53.89 OlduX4ro.net
>>342
んじゃ、
「人の成長を描く放浪もの。一人旅。2000字程度」
期限、二月十三日まで
>>353
好きにやって構わないw

375:創る名無しに見る名無し
18/01/27 11:07:08.93 xbaaACJD.net
もう・作例
一生独身だつた彼の伯母はもう彼の二十歳の時にも六十に近い年よりだつた。
芥川竜之介『或阿呆の一生』
四人の職員が再び職員室に顔を合せたのは、もう十一時に間のない頃であつた。
石川啄木『足跡』
それはもう九時過ぎだつたけれども私は神楽坂の或る飲食店へと出かけて行つた。
有島武郎『骨』
これこそわたしにとっては、もうとっくに終わってしまったはずのものだった。
市川陽『放課後のロックンロール・パーティ』
藤原は藤原のオカンが言うように、もうおれへん気がするんや。
植松真人『高橋の話。』
もう九州だという感じがほんとになつかしみのあるうれしい感じだった。
伊藤野枝『わがまま』

376:創る名無しに見る名無し
18/01/27 11:14:44.76 xbaaACJD.net
あまり・作例
吉田は東京から病気が悪くなってその家へ帰って来たのが二年あまり前であった。
梶井基次郎『のんきな患者』
おれはおれを愛してはいるが、そのおれ自身だってあまり信用してはいない。
石川啄木『一利己主義者と友人との対話』
だが、あまり長く音も立たなかったので、人の居ることは忘れて居た。
折口信夫『死者の書』
しかしまた一つにはマッグだけはあまり往来へ顔を出さずに家にばかりいるためです。
芥川竜之介『河童』
半身のあまり自由でないラザレフは、あれに足を掛けて引く力を助けるのだ。
小栗虫太郎『聖アレキセイ寺院の惨劇』
その委細が新聞に出たが、それだけ古い事になると読む人をあまり動かさなかつた。
片山広子『L氏殺人事件』

377:創る名無しに見る名無し
18/01/27 11:37:00.39 xbaaACJD.net
その・作例
私の借りた家は札幌の町はずれを流れる豊平川という川の右岸にあった。
その家は堤の下の一町歩ほどもある大きなりんご園の中に建ててあった。
有島武郎『生まれいずる悩み』
ただ、何故それを嘘だと思ったかと云われれば、それを嘘だと思った所に、己の己惚れがあると云われれば、己には元より抗弁するだけの理由はない。
それにも関らず、己はその嘘だと云う事を信じていた。今でも猶信じている。
芥川竜之介『袈裟と盛遠』

378:モニ
18/01/27 13:09:55.26 hlEMcvVC.net
がんばりました。初心者ですのでお手柔らかにお願いします。
私はそう言うとベッドの上でコンビニエンスストアで買ってきた、
安いチューハイをゴクゴクと飲み干した。
「もう残業やだな、二度としたくない」
 私は、スマホの転職サイトを見始めた。
いい給与のところは仕事が厳しい。
 ざっとみて、また寝転がった。
「こんな今の仕事やだな、俺」
 だが私は辞める勇気もなかった。やめたら
低い会社を転々としてしまう。そうやって、
苦しむ同僚を多くみてきた。わたしは酎ハイの缶を握りしめた。
缶は、怒りを含みながらくちゃくちゃになって、ベッドの上で転がった。
その時、スマホのニュースに、ベアではなく手取り収入を社員の全員に
三万円上げることと、残業の禁止、有給休暇の完全実施をしますと、
首相が宣言したという記事が流れていた。非正規の全員を社員にすると流れていた。
私は、
「ふーん」とだけ言ってテレビをとめた。
 翌日会社に向かったら、なにもかも変わっていた。
陰気なムードが明るいムードに変わっていた。みんな表情が笑顔だ。
「なにが起こったんだろう」
私は聞くことにした。
「なにかあったの?」
「給与もあがり、残業もなくなったんだよ」
「ふえーっ。早いねー。国の実施はこんなに
はやく実現するの?」
「こういう問題は急がないとね。日本の勤務はきつすぎたよ」
「そっか」そういうと私は自分の席についた。わたしは、こっそり人形のカップルを、
机のみえるところに飾った。
「これで、早く帰れる。私も結婚できるかもかも」
そとで鳩がざあっと飛び立った。まるで祝福するかのように。

379:創る名無しに見る名無し
18/01/27 14:59:50.36 xbaaACJD.net
>>360
チューハイ←→酎ハイ
ざっとみて、また寝転がった。 ※また→削除?
低い会社を ※ 給料が低いの意味か?
ベッドの上で転がった。 ※(握りつぶした缶が)ベッドの上に転がった? 
ベアではなく手取り収入を社員の全員に ※????
有給休暇の完全実施をしますと ※有給休暇の完全取得を実現しますと?
非正規の全員を社員にすると流れていた。 ※非正規の全員の正社員化も目指すらしい?
テレビをとめた →テレビを消した
私は聞くことにした→私は尋ねてみることにした。
国の実施は→国の(経済界に対する)要請は
早いねー←→はやく
人形のカップル ※????
そう言うと←→そういうと

380:創る名無しに見る名無し
18/01/27 15:04:28.94 M3xO9RuD.net
>>360
何度も読み返して考えてるんだけど、この話は
「語り手である男性の独り言」に見せかけて


381: 実は「語り手である女性が「俺」である彼氏と会話している」 そして、最後、「その彼氏と結婚できるかも」って話? それとも単に、「俺」=「私」?



382:モニ
18/01/27 15:05:15.06 hlEMcvVC.net
>361
ありがとうございます。どうして表現を変えなければいけないか、咀嚼して
考えます。

383:モニ
18/01/27 15:07:45.69 hlEMcvVC.net
>362
人称を通すのが不安定でした。指摘ありがとうございます。

384:創る名無しに見る名無し
18/01/27 15:13:17.27 xbaaACJD.net
>>363
どうせ、言葉遊びくらいにしか感じてないんだろw
表記の統一とか、慣用表現とか、不正確な事実の書き方とか、そんなのは咀嚼するまでもないだろw
単にさっさと直せ、って話。

385:創る名無しに見る名無し
18/01/27 15:17:40.02 xbaaACJD.net
直接話法と地の文の主語ってだけだろw

386:モニ
18/01/27 15:33:33.34 SnslY/RG.net
>365
おっしゃる通りで、そういうことは考えていませんでした。すみません

387:創る名無しに見る名無し
18/01/27 15:45:00.63 gaUTzcSA.net
>>モニ
逆に考えれば、モニは文章力をつければいいだけなんだよ。
努力次第でなんとでもなる。
と、修行中の身である私が言ってみる。
面白かったところとしては、給料があがり、残業がなくなり、非正規が正規雇用に変わるような、突拍子もない出来事を、同僚が何食わぬ顔で受け止めているところ。
不条理な世界を正当化するために、主人公が狂っていく様を描いてみたら面白かったかもかも。
「かもかも」ってかわいいね。

388:モニ
18/01/27 15:55:28.40 SnslY/RG.net
>368
そうなんですよね、文章力なんですよ。努力が長い間必要ですね。
ありがとうございます。

389:創る名無しに見る名無し
18/01/27 15:56:51.92 Kb5KbqQt.net
>>360
●ユニークだと思ったところ
1.首相に左右される人々の描写に、「軽い」人生への風刺が込められている、と読めなくもない
2.主人公の幼児性にちょっとした驚きを感じる(「ふえーっ。」「人形のカップルをこっそり机に飾る」等)

●読みにくいのでなおした方がいいと思ったところ
1. 冒頭「私はそう言うと」←どれを指してるの?
2.中盤「ベアではなく」←不要っぽい

●感想
はじめに描かれた給与待遇への不満という抑圧が、後半で解消される
解消は政治からもたらされたモノだ
主人公は反応しているだけなので何かを成し遂げたという読者的満足感はなく、生活環境の急激な転換がクローズアップされる
その展開の急転が示しているのは、
人々への皮肉めいた見方なのか、作者なりの政治的アジテーションなのか
それとも、特にそんな考えはなく驚きで遊びたいのか
今のままではよく見えないので、考えを明確にしてくれるとコメントしやすい
お手柔らかバージョン

390:モニ
18/01/27 16:16:11.06 SnslY/RG.net
>お手柔らかバージョン助かります。
このままだと起伏や展開がないので、主人公の缶酎ハイからキツイ日常を暗示して
ラストの周囲の変化をつけました。仕事が楽になるぞという気持ちの
変化でしょうか。ありがとうございます。

391:創る名無しに見る名無し
18/01/27 16:31:57.84 Kb5KbqQt.net
>>301
「ミミさん」との交流シーン
独特な言葉遣い、夏みかん、イチゴサンドクリーム、PUFFY(権利関係、平気だっけ)などをフックに使ったのが良かった
ただ、後半にはもうひとつ山が欲しかったな
一度は自殺に向かった主人公が、「ミミさん」の影響をどう受けたのか、それを示す山場
例えば、誰かの自殺を止めるとか、「ミミさん」の助けがない場所で自殺を踏み止まるとか
作者が今どう変わってるのかも見てみたいと思う

392:創る名無しに見る名無し
18/01/27 16:40:10.31 xbaaACJD.net
酷評スレですよーw

393:フカ
18/01/27 16:40:27.83 uQqC5084.net
>>372
ありがとうございます。
後半の山場ですか。
改めて考えてみます。

394:創る名無しに見る名無し
18/01/27 16:49:37.96 Kb5KbqQt.net
>>371
>仕事が楽になるぞ
なるほどw
氷結ストロングと職場の待遇改善、これは現代人の運動方針でもある
次は、話をどうやったら読者のドキドキハラハラに繋げられるか考えみると、面白いかもしれないよ

395:創る名無しに見る名無し
18/01/27 16:52:35.65 Kb5KbqQt.net
○ 考えてみると

396:創る名無しに見る名無し
18/01/27 21:45:00.30 GgW15Rmz.net
モニ氏が昔どっかにあげてた最初の作品はとても良かった。本当に。嫉妬するくらい。ここで稚拙と言われている文体は最初の作品にはよくマッチしていた。
文体が>>43は悪い方に化学反応をおこし、>>460はいい方に化学反応を起こしかけている。
文体を変えるのではなくて切り口を変えると考えてみればいい。例えば、寒波のお題に「地球寒冷化が進んだ現代の女子高生」みたいなものを書いてみればモニ氏はすごく面白い作品をかけると思う。
木を見て森を見ずにならぬよう老婆心から

397:モニ
18/01/28 10:00:59.75 y+Qzxa35.net
>377
ほんとうにありがとうございます。あの初期のほうがいいですか。いまのほうが校正は直ってきたんですが、
かえってて失っているものがあるのかもしれません。ありがとうございます。

398:モニ
18/01/28 10:02:45.53 y+Qzxa35.net
多分切り口、飛躍した描き方みたいなものなんでしょうね。

399:創る名無しに見る名無し
18/01/28 10:39:57.39 Pv5wHc8N.net
コインチェック社の社長「道玄坂で人が倒れてると思ったらホームレスおばさんだった…心配して損した」
スレリンク(liveplus板)
【東大】 試験用のトレーニングばかり  ≪カンニング学校≫  一般教養が身につかない奴 【京大】
スレリンク(liveplus板)

400:創る名無しに見る名無し
18/01/28 21:10:41.50 1W5a/yx3.net
今までのモニさんの作の中で一番か二番に良いと思う。

401:モニ
18/01/28 21:20:01.98 IM4dNGiX.net
>381
ありがとうございます。また励みになり、投稿します。

402:創る名無しに見る名無し
18/01/28 22:04:16.28 M2u72Nl3.net
>>359
作品例を挙げてくださりありがとうございました。勉強になりました。
気づかなかったです。お礼が遅くなりすみませんでした。

403:フカ
18/01/28 22:11:53.75 M2u72Nl3.net
みなさん、『Mimi』のご感想をありがとうございました。
やっぱり私はまだまだですね。
群像一次に通してもらったのは、マグレと言うか、ビギナーズラックだったかなと。。。
みなさんにご指摘頂けて、とても光栄です。
プロへの道は遠いなと思いました。けど、
遠くても、諦めないで頑張る事にします。
みなさん、本当にありがとうございます。重ねてお礼申し上げます。

404:創る名無しに見る名無し
18/01/29 10:48:38.89 CUbne057.net
フカさん リアル投稿原稿の公開ありがとうございました。
文体・語り口・セリフまわし、そうとうレベルが高いと感じました。
ああ、こういう風に書かないといけないんだと、改めて気づかされましたよ。
もちろん小説なんて、自由に書いて、わざわざ苦労するみたいにして、個性的というか個人的に歪な文体を作ってもいいんですがw
しかし、そのわざわざ作ったマイ・スタイルが仇となり…w
だから、なにか生まれ変わった気になって自覚的に「態度変更」しないと、人に読んでもらえるような文章にはならない!
そういうことを思いながら読みました。
少なくとも現代の若者の日常を描いた小説の書き方としては、「Mimi」の文体はかなり優れていると思いました。
公募新人賞の一次選考通過というのはちゃんと理由のある世界なんだな、と


405:w もう自由自在に書ける技量があるわけですから、最終選考に向かうには、いわゆる物語内容が高評価を受ける必要がありますね。 (「Mimi」の場合は、薫が生きていて三角関係っぽくなっているなかでミミ婆さんが出現。 薫の妊娠、薫の死などの事件を通過する、っていう方向もあったかな、と。雄二も「頼りなくて狡い」とか。 まあこれは読者の勝手な感想ですがw) 旧作の何が足りなかった、というのを考えて改稿する、っていうのも大切だと思いますよ。 何かが足りなかったわけですから。新しい要素を付け加えるんじゃなくて、組み合わせ方を変えるとか。 まあ人は常に新しいものを欲しがるわけですがw ではフカさん グッドラック! 一応、「Mimi」のアドレスを下記にコピペしておきます。 再読されることを推奨します。 さらっと、何気なく、ライトに書くむつかしさに気づけるかな? 301フカ2018/01/26(金) 09:04:26.63ID:iscnMMDN>>303>>306>>323>>344>>354>>372 https://note.mu/fukamiinoue/n/n3a1538863a6d 群像で一次予選に選ばれた作品をnoteにて公開しました。 もう4年も前に投稿したものですし、私の中では過去の作品になったので、公開します。 皆さん、忌憚なくご感想を宜しくお願い致します。



406:フカ
18/01/29 12:35:06.53 fUd+XkCB.net
>>385
ありがとうございました。
おかげさまで頑張れそうです。
お褒めの言葉、嬉しいです。
ミミを書いたあと、なかなか成績が上がらず、苦しんでますが。
薫が生きていた方が、確かにドラマとしてよかったかもですね。
しかし、ミミのテーマは
自殺からの更生と言うか、いかに立ち直るか、でしたから。薫には可哀想ですが。
私自身が老人との生活で随分と救われたので、何か小説にならないかなと思い書きました。
わざわざURLのコピペまでありがとうございます。
とても光栄です。

407:arks
18/01/30 01:58:46.94 InHeRtqV.net
「寒波」でお題をいただいた者ですが、書き進めるうちに、まったくお題と字数を無視したものが出来上がってしまいました。
お題に忠実なものはまた別で書こうと思います。
とりあえずできたものを載せておきます。
1/4
ほとんど呆けていたから、電車が止まっているのに暫く気がつかなかった。
ずっと、前方の窓とも壁ともつかないあたりを、特にどこを見つめるというわけでもなく見つめていた。全体を視界に入れていた、とでも言うべきだろうか。
窓からは外の様子が見えた。景色と呼べるようなものではない。全て真っ白。
雪のない季節でさえ、一面の畑と、田んぼと、没個性という言葉をそのまま体現したような画一的な杉林の広がる山肌と、
それを擁するのっぺりとしたどれも同じような起伏に乏しい山が連なっているだけの風景なのに、
雪がそのささやかな起伏をレーキで均したように奪い取り、色彩を消し去り、空は口裏を合わせたようにどこを見上げても死んだ動物の骨のような灰白色に覆われているものだから、
よほど注意深く窓の外の様子を観察していない限り、それが動いているのか止まっているのかわからないのは当然のことのように思われた。
昨夜の積雪の影響で、架線がなんとか、線路がなんとか、といった説明が車内放送でなされた。
雪のせいで電車が遅れたり止まったりすることは、冬にこの路線を利用するものにとって日常の一部である。
大抵は十分か二十分程でまた動きだすけれど、これまでの


408:経験からくる直感から、今回は長くなりそうだと思った。 一両しかない車両の中には、僕を除けば、目の前のシートの年齢の離れた小学生の男女二人組(おそらく姉弟だろう)、七八才くらいの子を連れた母親、 お爺さんとお婆さん、それくらいだ。六人くらい座れるシートが向かい合っていて、合わせて六つ並んでいる。 一つのシートに一人か二人が腰を下ろしていて、立っている者は一人としていない。 合わせて何人いるか数えようと思えば十秒とかからないだろうが、結局数えなかった。とにかくそれくらいの人数だった。 電車が止まったことに対して文句を言ったり、不満そうな表情をしている者はほとんどいない。 僕同様、この状況に慣れきっているのもあるだろうし、そもそもこのあたりでは、時間に追われて行動するような人間が極端に少ないのだ。



409:arks
18/01/30 02:00:52.15 InHeRtqV.net
2/4
僕はと言えば、不満どころかむしろ安心さえしていた。まだ現実を受け入れなくてすむ。
僕はこの一年間、ある大学に合格するために、必死の努力を続けてきた。必死、というのは口先だけのものではない。思い返しても、自分でもよくやったなと思う。
単純な時間量で言えば、他の同級生たちの三倍か四倍はしたはずだ。遊びになんてもちろんいかなかったし、睡眠時間だって追い込みの時期はかなり削った。
模試の結果がうまくついてこなくても、諦めようなどとは考えず、すべての一日を合格のための最善であろうとした。
それでも届かなかった。
まず間違いなく不合格だろう。センターの点数だってギリギリだったのだ。二次試験はもう思い出したくない。ひどかった。合格しているはずがない。
そのことをわかっていても、真にそれがはっきりするまでは、まだわからない、万に一つ、もしかしたら合格している可能性だってないわけではない、
奇跡の大逆転があるかもしれない、という一縷の、ミジンコの産毛ほどの一縷の望みを結局今日まで捨てきれなかった。
それに縋ること以外に、精神を保つ方法がなかったからだ。
しかしそれもついに今日までだ。はっきりさせなければならない。現実を受け入れるのだ。曇天の元に張り出された受験番号の中に、僕の番号がないことを確認しなければならない。
この一年で、僕は僕という人間が可能な範囲で最大限の努力をしたのだ。もうこれ以上ない、という努力だ。なかなかできるものではないと思う。それをした。それでも駄目だった。
そうなると結局、生まれもっての才能とか、器量とか。そういうことだ。
僕はこの一年で何度それを思ったかわからない。しかし、不断の努力を続けなければならない身において、そんな言葉は言い訳にしかならない。だから、絶対にそんな言葉に迎合してやるか、甘えるな、と常に頭の片隅で繰り返していた。
才能のせいにしない、というのは、僕のこの一年の活動において最も重要なテーゼだった。
けれど、もう、今は、才能のせいでした、と言うしかない。この一年自分で自分の逃げ道を埋め立て続けた結果がこれなのだ。
逃げ道を塞ぎ続ければ、いつか前へ進む道が拓けるはずだと思っていた。どこへも行けなくなっただけだった。

410:arks
18/01/30 02:03:26.49 InHeRtqV.net
3/4
現実というのはいつだってそうだ。暴力的なまでに現実は現実なのだ。
余命があと何ヶ月とか、恋人が殺されたとか、今月限りで解雇だとか、地震だか洪水だかで街が壊滅しただとか、どんなに非道いものでも、それが現実だと言われたら、誰だって、はいそうなんですか、と言って受け入れなければならない。
明日からその現実とともに生きなければならない。そんなのってない。
そして今


411:、そんなぼくの惨憺たる思いを汲んだように電車は止まった。僕は、どうしようもなく僕を打ちのめすであろう現実から、数十分、ある程度の距離を保てる時間が増えたことに安堵した。 もうこのまま、二度と動かなければさらにいい。すぐそこの山で雪崩が起きてこの電車を静かな雪の中に閉じ込め、永遠にこの時を文字どおり冷凍保存してしまえばいい。そんなことを考えていた。 「なんで止まってるんですか?」 ふいにそんな声が聞こえた。それを言ったのが目の前のシートに座っている小学生の姉の方だとわかるのには時間はかからなかった。女の子はまっすぐ僕の目を見つめていた。 その目は、何かわからないことを教えもらうために人にものを尋ねた、というより、君はどう思うのか、と試している面接官のような目だった。 はっきりした目だ。あまりにまっすぐだったものだから、僕は一瞬たじろいてしまったくらいだ。 「雪のせいだよ」 僕はとりあえずそう返した。それ以外に何を言うべきかわからなかった。 「ふうん」



412:arks
18/01/30 02:06:19.05 InHeRtqV.net
4/4
女の子は、ただ純粋にそれを訊きたかっただけのようだった。話し相手が欲しかったわけでもないだろう。
何か話したいだけならば、僕ではなく彼女の隣に座るおそらく弟と思われる男の子に話しかけたほうがいいに決まっている。
一方で、僕の方では彼女たちに対する興味が湧いてきた。
平日のこんな時間に子供だけで電車に乗っているということもそうだし、何よりも僕は彼女とは対照的に、純粋に話し相手が欲しかった。
誰かと喋ってさえいれば、とりあえず目の前の現実に目を向けなくてすむ。
「どこから来たの?」
僕がそう言うと、女の子はまた同じ目で僕を見た。疑っているわけでもないし、見下しているわけでもなく、ただしっかりと僕の目を見ていた。
僕の目の奥の、僕の意識の尻尾のようなものを捕まえようとしているような目だった。
「あっち」
そう言って、女の子は僕と目を離さないまま、電車が来た方向を腕をぴんと伸ばして指差した。
そりゃあ、この電車に乗っている人はみんなあっちから来ているだろう、と思ったけれど、別に元々この質問に大した意味があったわけでもないし、それについてはそれ以上訊かないことにした。
「どこに行くの?」
そう質問してから、この子はきっとまた、あっち、とか言って電車の進行方向を指すに違いない、と思った。
「お母さんのところよ」
意外にも素直に答えてくれたけれど、どう反応していいのか迷った。
それは彼らの家庭における彼らに対する母親の存在の大きさを表しているとも言えるような気がしたし、住環境としての家と、
母親の住む場所が分かれているような、凡庸な言い方をすれば「複雑な家庭」に彼らが属しているのかもしれなかった。
「お母さんはね、一年前の今日死んだの。毎月会いに行ってるけど、今日は特別」
僕の予想はまるで的を外していたらしかった。
僕は側からみてもどぎまぎしていたと思う。してはいけない話を振ってしまったと思った。どう言えばこの場が収まるのかを考えていた。
「あなた、お母さんはいるの?」
彼女はまだ僕の目を見ていた。予想外の質問だった。いないということはない。
「いるよ」
とりあえず僕はそう答えた。それ以外に答えようがない。長い沈黙が車内を満たした気がした。
「そう」
彼女はそれだけ言って、はじめて僕から目を逸らし、僕の後ろの窓の外の景色を眺め始めた。そして一言だけ、
「幸せね」
と言った。僕は彼女の目の奥に、静かな、ある種の強さを認めた。
体が左に振られた。電車が動き出したようだった。
僕と彼女たちは、それ以上になにも言葉を交わさなかった。彼女は僕の後ろの窓から見える景色をずっと眺めていた。彼女には美しい景色が見えているのだろうと思った。
札幌駅について、僕はまっすぐ大学に向かった。迷いも躊躇も既になかった。

413:arks
18/01/30 02:10:37.60 InHeRtqV.net
段落は一行開けで表現してます。
内容については、後半にあまり自信がありません。
ちなみに、私はこのスレに文章を投稿するのは3回目です。

414:創る名無しに見る名無し
18/01/30 07:09:43.50 MDTTG3rr.net
丁寧に書かれている印象を受けたが、この物語の方向性がはっきりしないまま終わってしまった感がある。
続きがあるならどういう展開をしていくのか気になる。ストーリーの展開というよりも、書き手がどういったジャンルの物語としてこれを書いたのかという興味だ。
小学生と思しき少女との出会いがストーリーに深く関与していくのか、そもそも少女は実在するのか(描写が現実感に欠けているため)、純文学なのかミステリーなのか……。
色々想像は尽きないが、この序盤の展開において特に気になった点は3つ。
>>387の「一両しかない車両の中には~」で始まる段落の中でしきりに“数”にこだわった描写をしている点。果たして意図はあるだろうか。俗に言う「目が滑る」状態になる。
・全体のシチュエーションに不自然さはないだろうか。センター試験受験をしていることから、現代劇であることは明白であるにも関わらず、不合格を前提として遠方の大学の合格発表を見に行くだろうか。
 現在国公立大学をはじめとする各大学はほぼ確実にネットでの合否発表をしている。
 大学での合格発表の確認は半ばセレモニー的になっていると言わざるを得ない。
 そんな中で、大雪で電車が止まってしまう状況で不合格を確信している者がわざわざそれを見に行くだろうか。
 物語に重要な「今日性」が失われ、無理やり作られたファンタジーの世界になっていないだろうか。
・女の子の口調が極めて短い台詞であるにも関わらず、現実味を失わせている。
 ただでさえ僕の僕による僕のための私小説的な表現であるこの作品において、唯一の会話相手である女の子は外部との数少ない接点である。
 その女の子の口調があまりにも子どもらしさを欠いており、まるで主人公の作り出した幻想であるかのような非現実性を持ってしまっている。
 そして女の子との会話が、最後の行にある「迷いも躊躇も既に」なくなるほどのきっかけになったのだろうか、という疑問。
 おそらく書き手さん自身も引っかかっているとは思うが、唐突すぎる印象を受けた。
以上、僕が起き抜けに読んだ感想だよ!

415:創る名無しに見る名無し
18/01/30 07:30:51.45 p+9eDgsZ.net
>>387

課題としてはあらためて提出を待つよ

416:創る名無しに見る名無し
18/01/30 10:33:52.44 wuZeyrPH.net
曇天の元に× 曇天の下に◎
僕は側からみても× 僕は傍からみても◎

417:創る名無しに見る名無し
18/01/30 11:02:26.11 wuZeyrPH.net
この一年自分で自分の逃げ道を埋め立て続けた<<<<この一年自分で自分の退路を断ち(……、逃げ道を塞ぎ続ければ)
とりあえず目の前の現実に目を向けなくてすむ<<<<とりあえず目の前の現実に向き合わなくてすむ
面接官のような目だった<<<面接官のような目だと感じた(目に見えた)
僕の後ろの窓の外の景色を眺め始めた ※の+の+の+の

418:創る名無しに見る名無し
18/01/30 11:05:04.33 wuZeyrPH.net
【原文】それは彼らの家庭における彼らに対する母親の存在の大きさを表しているとも言えるような気がしたし、住環境としての家と、 母親の住む場所が分かれているような、凡庸な言い方をすれば「複雑な家庭」に彼らが属しているのかもしれなかった。
【改稿案】それは彼らの家庭における母親の存在の大きさを表しているように思われた。あるいはまた住環境としての家と、 母親の住む場所が分かれているような、凡庸な言い方をすれば「複雑な家庭」に彼らが属していることを示しているのかもしれない。

419:創る名無しに見る名無し
18/01/30 11:07:03.74 wuZeyrPH.net
腕をぴんと伸ばして指差した。
※腕をぴんと伸ばすだろうか? ぴんと伸ばすのは、慣用的に指ではないか?

420:創る名無しに見る名無し
18/01/30 11:28:42.36 wuZeyrPH.net
精神を保つ方法がなかったからだ△<<<精神の均衡を保つ方法がなかったからだ○

421:arks
18/01/30 14:54:54.07 wKa61MM5.net
>>392
ありがとうございます。ミステリーとして書いたつもりはないです。
僕としては、
①主人公が不合格という現実を受け入れたくない

②何かクリティカルな出会い、会話、があり心情の変化がある

③とりあえず現実を清々しく受け入れてやろう、という気持ちになる
というのを書きたかったんですが、②が弱すぎてダメですね。
わざわざネットで見ないで現地で見る


422:のは、僕がそうしたからですね。僕がそうしたのは、現地の方がネットより一時間~二時間くらい公開が早い(たぶんどこでもそう)のと、単純に近かったからです(電車で20分くらい)。 まあ不合格だと思うのを現地で見るか?と言われればまあ見ないかもな、とは思いますが、そこまで現実感がないわけでもないと思います。 少女の現実感のなさ、というのは半分意識して書いたのはありますが、なんかそういう現実的にあまりない出会いを心情の変化の原因とするのは、ずるいなあ、と自分でも思いました。 しかも特によく書けているわけでもないし。 もっと現実的で、かつ主人公の心を決定的に揺さぶるようなものを、と考えたんですが、なかなか難しいですね。 とりあえず後半だけでも書きなおしてみようかなと思います。 あと、数千字でオチをつけるのってかなり難しいですね。全然できなくてびっくりしました。 赤翡翠さんの椿を読んだときは、上の①②③全てが完璧だと感じたのですが、やはりなかなか簡単にできるものではないですね。



423:創る名無しに見る名無し
18/01/30 15:08:40.92 wuZeyrPH.net
たかが受験をテーマに「地下室人のモノローグ」で語られる、空疎なのにヘビーな物語。
(北大?が象徴する価値というものは、内地の者にはわからない、そういった面がある?
主人公の僕の「複雑な」生い立ちが仄めかされている箇所がある。
僕にとって北大に合格するということは、良い大学に入る以上の意味をもっていたのだろうか?)
【要約】
破局の訪れをできるだけ引き延ばそうと心の中で葛藤している受験生の僕。
北大?の合格発表に向かう僕が乗った列車は、雪のために立ち往生する。
僕はこの遅延に苛立つよりもむしろ、破局の到来が遅れる恩寵と捉えてひそかな安堵を覚える。
僕を待ち構えている破局とは、受験に失敗することだった。
僕の脳裏にはこの1年間の受験勉強の艱難辛苦のあれこれが去来している。
僕は不合格を確信している。しかしその事実を受け入れる心の準備ができていない。
僕は「ミジンコの産毛ほどの一縷の望み」にすがりつくような心境で合格発表に臨もうとしている。
(そのためネットで事前に合否を確認したりはできない)。掲示板に自分に受験番号が載っていないことをこの目で見てはじめて、不合格という僕にとって残酷すぎる事実を受け入れることができると考えているのだった。
僕は向かいのシートに座っている小学生の女の子に話しかける。
「どこからきたの?」
「あっち」
「どこにいくの?」
「おかあさんのところよ」
「お母さんは一年前の今日、死んだの」
「…」
「あなた、お母さんはいるの?」
「いるよ」
「幸せね」
気がつくと列車は動き出していた。
札幌で下車すると僕は合格発表会場へと向かった。
【感想】
雪で立ち往生している列車の中で、僕が少女に話しかけるシーンが良かった。
子どもが(どこか)大人びており、大人が子どもじみているという描写は、現代文学においてひとつの機能を担っている。
それによって、主人公の僕の内面にある変化を生じさせることになるわけだ。
(結末で僕の中で何かが吹っ切れているのはそのため)。

424:創る名無しに見る名無し
18/01/30 15:15:07.81 wuZeyrPH.net
>>389
ぴんと伸ばすのは「背骨」だったw

425:創る名無しに見る名無し
18/01/30 15:21:00.90 wuZeyrPH.net
>>402
またまた訂正。
ぴんと伸ばすのは足指の先だなw
難しいな日本語って。

426:創る名無しに見る名無し
18/01/30 15:29:26.73 wuZeyrPH.net
>この電車を静かな雪の中に閉じ込め
静かな雪???

427:arks
18/01/30 15:50:34.62 wKa61MM5.net
感想、訂正等ありがとうございます。
「ぴんとのばす」について、慣用的に「腕」に対して使うべきでない、ということでしょうか?

428:創る名無しに見る名無し
18/01/30 16:59:13.12 wuZeyrPH.net
げっ、ググったら、ゴルフとか野球の記事で「ぴんと腕を伸ばす」というのが出まくりw
ふーん、世間ではそうなのか?
レッスン・プロとかインストラクターはそういうのかな?
自分が読んできた小説なんかでは「腕をぴんと伸ばした」なんて読んだことないな…。
と思って調べていたら、「手」「腕」がピンと伸びている表現があるねえ…。ラノベとか翻訳小説が目立つね。
基本は、ぴんと張る、みたいだから、結局、背筋、耳というのがデフォって感じですか。
若い人の言語感覚では、もう普通にピンなんでしょうかね。市民権あるなあ。
ということで撤回しますw おさわがせしました。

429:創る名無しに見る名無し
18/01/30 17:00:33.66 wuZeyrPH.net
【腕・手】
・子供たちは手をぴんと伸ばし 上西晴治『十勝平野』
・まだ両手をぴんと広げて 柳美里『女学生の友』
・両腕をぴんと真下に伸ばし
・ぴんと伸びたその先にはちゃんと肉球と爪があって
・両手両足をぴんと伸ばした格好は 鈴木光司『バースデイ』
・六本の腕のうち、一対は頭上に掲げて円を作り、一対は左右にぴんと伸ばし 山本弘『サーラの冒険 6 』
・長くたくましい両腕をぴんと伸ばし、ぎごちなく振りまわしている。
・ぴんと伸ばした手を 赤松中学『緋弾のアリア 第01巻』
・充は両腕をぴんと伸ばし、腿につけた。 沢木冬吾『償いの椅子』
・横にぴんと伸ばしていた腕をゆっくり脇に下ろしました ジョーンズ『ハウルの動く城01 』
・手足をぴんと伸ばし、ちずるはきゅ、と体を硬くした 西野かつみ『かのこん 第02巻 』
・蔦矢が手をぴんと伸ばすと 水野良/白井英/山本弘『妖魔夜行 悪魔がささやく』
・あわてて腕をぴんと伸ばす 桜坂洋『All You Need Is Kill』よ
・左足をぴんと伸ばし、ダイブキックの構えに入る 川原礫『アクセル・ワールド 05 -星影の浮き橋-』
・まだ両手をぴんと広げて膝の上に置いた 坂東眞砂子『蛇鏡』

430:創る名無しに見る名無し
18/01/30 17:25:32.60 AjGG7eDa.net
>>arks
読んだよ。また夜に感想書くね。
おー、と唸ったところもあったし、おや?と思ったところもあったけど、
書き手ではなく、読み手として、棚に上げて感想を書くね。
とりあえず、作品を読ませてくれてありがとうとだけ伝えておきます。

431:arks
18/01/30 17:37:07.25 wKa61MM5.net
>>407 お待ちしています。
>>406
ずっと気になっていたんですが、こういう小説のなかの用例みたいなのってどこで見つけられるんでしょう?

432:創る名無しに見る名無し
18/01/30 17:43:44.00 wuZeyrPH.net
wikiによると「イッヒ・ロマン」って単に一人称小説のことらしいけど、
結局、小説を書こうとしたとき、それは「私の体験」を書くことになってしまいがちなんだろね。
いくら創作的要素が入っても、基本的には「私の体験」の枠組みのなかでしか書くことができない。
だから、その体験の記憶とか、書きたいテーマが「フィクションとして面白く読んでもらえるのか?」という判断がつきにくいのではないかな?
純粋に「虚構を軸とした客観小説」として書くことができないんだな。
この「受験小説」の会話部分は、何かに似ているな、と感じながら読んだけど、なんとなく「めくらやなぎと眠る女」の構造に似ているじゃないかな。
東京の会社を辞めて帰郷した僕は、難聴の治療のために病院に行く甥の付き添いを頼まれる。路線バスを待つ間、僕と甥は言葉を交わす。
結局、僕は「何か心の傷を負った辛い体験」があるようだ。甥はもちろんそんなことは知りもしない。
A=主人公は「何か心の傷を負った辛い体験」をもっているようだ。
B=事情を知らない年若い道連れとの会話。
C=主人公の中で「何かが呼び起こされる」
D=冒頭の主人公と、結末の主人公とは何かが変わっている。
構造だから、A-Dの項にどんなものを当てはめても良い。
もちろん、小説はこんな構造したがって書いてもいいものになる保証はないが、もし面白いものにならなかった場合、反省する手助けにはなる。
でも、まあ作家さんというのは、自分が書きたいもの、書きたかったものに縛られるから、事後的に作品を救ってやることが難しいのかもしれない。
って、まあ何を書いているかわからないかもしれないからこれでやめるけどw


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