11/01/04 23:56:39 QiwzT93p.net
>>255
(前半)
異世界転移の制限要素はカッチリとかつ誰でも分かる程度に絵的に明示しておかないと
そういう疑問はフツウに沸いて来そうだな。
1.本人と同時に転移できる物品は、
自分が「持って立っている=自分の体力で保持可能な」物に限られる。
つまりリュックサック背負って手提げ袋両手に持ってベルトポーチ、ポケットその他にパンパンに詰め込んでもオッケー。
しかし、車に手をあててワープしても車は転移しない。
2.一度転移して持っていったものはその全てが、次に現実世界に再転位してきたとき一緒に戻ってくる。
(これを組み込んで作ったトンデモソードはバラバラに分解して、向こうで作った刀身とかだけ置き去りになる。)
3.これは上でも既に書いているが、主人公は「日本に住んでいる一般人」なので
たとえば「持てる限りの銃器と爆薬」を持って転移することは、
転移能力的には可能でも現実世界での調達が不可能。
(後半)
他のオーソドックスな異世界冒険譚を書くなら俺もそうするが
「俺らがフツウに買えるような品物を使ってトンデモソードをDIYする。し続ける」っていう話の趣旨からして
買い物に戻ってこれないのは致命的なんだよなあ。
むしろ「異世界で孤立する」っていうその「他ならスタートライン」な部分を
どれだけ恐ろしいものとして描くかの方が、この場合の考えどころだと思うんだよ。
まず「別の手段で帰るのは不可能」「向こうに永住する場合主役がこっちに置き去りにするものの大事さ」
あたりは明示しておかないとダメだろうな。
というかフツウの「異世界に行って帰ってこれなくなる」パターンの話って
基本、「帰る手段は必ずあるはず」って思えるようになってるんじゃないのかな?
それなら上の最終行の選択が、まるで究極の選択に思えないのも無理ない気もするけどね。