20/07/12 10:53:05 PDT+J0v7.net
>>62
意図とか設計なんて小難しい話じゃなくて単純に需要がないとか実装の難易度とかで結果的にそうなってるってだけでしょ
単純なvconsoleの表示の仕組みとしては
1. ハードウェアが「このモードではX列Y行Z(数)色の表示が出来てメモリのa番地からb番地までをフォントのデータとして扱う」みたいなモードを複数持ってる
2. カーネルがフォントのデータをロードしてハードウェアのモードをセット
3. アプリケーションやシェルが「この色で"XXX"って表示して」ってカーネルにお願いしてカーネルが同じことをハードウェアにお願いする
みたいな感じ
なのでフォントの設定は2の段階なのでカーネルは今アクティブなttyが何番かってのは自身で管理してるんで異なるtty毎にフォントを変えるのもさほど面倒でもない
(一番楽に実装するなら何番目のttyでも同じフォントを使うようにする形だけど)
色に関しては3の段階で各アプリやシェルの設定によるのでそこに何番目のttyかっていう外部の状態に依存する要素を絡ませるのは基本的にあまり良くないのでそうはなってない