11/12/24 07:31:52.29 SwgmA7PQ.net
ダグラス・ロジャース(東京五輪銀メダリスト)
「無理ですよ。今の柔道家では木村先生には勝てません」
「いま拓大の柔道部員は三十人くらいでしょうか。私が在籍した頃(昭和四十年前後)は七十人以上いました。
大学にも高校にも警察にも、どこに行っても柔道家が今よりずっとたくさんいたんです。拓大だけを見ると
柔道人口が半減したように見えますが、実際はもっともっと減っています。びっくりするほど激減していますよ。
でも、木村先生が学生の頃は私がいたころよりさらにたくさんいたそうです」
「それから練習の量、質も落ちています。私たちがやらされた練習量は木村先生たちがやっていた何分の一か
ですし、今はそれよりさらに減っています。柔道人口の低下と練習量の低下で、日本の柔道のレベルは
戦前の木村先生の時代より私の現役時代の方が落ちていると思うし、今はさらに落ちているでしょう。
しかも、木村先生の時代は柔道はスポーツではなく武道でした。精神的なものが違いますから」
「ヘーシンクとルスカですか。彼らでも無理ですね」
ロジャースはヘーシンク、ルスカ、キクナーゼとともに外国人四強の一人に数えられた強豪
へーシンクには敗れているがルスカには勝っている。
ヘーシンク198cm 120㎏
ルスカ 190cm 110㎏
ロジャース190cm 118㎏
「木村先生と寝技をやると私は赤ちゃんになってしまうんです(笑)。赤ちゃんみたいに何もさせてもらえない
んです。(注=木村に寝技で取られまくっていたこのとき、すでにロジャースは五輪重量級銀メダリストだった)」