11/11/12 19:12:07.46 xAwOGHzP.net
プロレス板で出ていた意見の自分なりのまとめ
スパーでは力道山は木村に軽くあしらわれている、寝技のみならず立ち技・投げ技でも、複数の証言あり。
木村は柔道の当て身も研究していて、空手もボクシングもやっており打撃も相当な物。
木村・力道山戦では木村側だけ打撃禁止ルールになっていることからも分かる(木村はこのことに不服)。
その試合のレフェリーは力道山側の人間。興行としても力道山側のリング。
力道山は試合が始まる前から八百長破りを仕掛けるつもりでいたのに対し、
木村政彦はプロレス試合として臨んでいた(木村は試合前夜まで大酒を飲んでいた、コンディションガタ落ち)。
力道山のブック破りの不意打ち打撃もプロレスのつもりで受けてしまった。それが致命的。
力道山側は表向き「木村の打撃禁止ルール」のプロレスにしておいて、その実力道山がブック破りしたあと
木村が打撃で反撃に出たら、 木村を反則負けにするつもりだったのではないか。
木村はルール、ブック、確約書に縛られて反撃に出れず。
木村はアメリカ遠征を経験しており、確約書を交わそうとしたというのは日本的な感覚では無くてアメリカの契約社会の反映ではないか。
アメリカは試合で故意に怪我をさせることは無いと遠藤幸吉のアメリカ遠征のインタビュー談。
そんなことをしたらアメリカではライセンスを取り上げられて試合ができなくなると。
木村は再戦を再三要求していたが、自分の呼んだ外人レスラーが宝石強盗をする等で再戦の機会が遠のく。
そもそも再戦になれば最初からガチ勝負になるだろうことを恐れて、力道山が応戦しない。
力道山は木村戦のあった日の晩から、木村の復讐を恐れて、自分のところのプロレスラー連中に、
拳銃や日本刀まで持たせての寝ずの番をさせている。
力道山側の背景にはヤクザが絡んでおり、木村がリング外で力道山を襲撃することも相当難しかった。