12/02/06 03:16:02.22 k3VyhCXQO.net
>>278
たとえば登場人物の行動ひとつの解釈も、内面的なものか、外観からわかる事実にのみ基づいてのものなのか、まで読み取る
伏線の回収がとても巧い
表現に込められた裏の意味を、設問に絡めて深く読み取る
有名出典ではないが有名作家のおいしいところを解説する
客観的な読みに徹底し、“近親相姦小説”と言われる太宰治の『魚服記』も能面を被ったように解説する
菊地寛『父帰る』という入試では異色の戯曲を解説
個人的には、芥川龍之介・梶井基次郎・堀辰雄・川端康成の読み取りが非常に素晴らしいと思った