16/09/11 20:33:38.12 BaHCN1p00.net
【タイトル】八柏龍紀の理解する日本史 読むだけで楽しく学べる文化史
龍の手引き書 文化史編
【著者】八柏龍紀
八柏師の「龍の手引書」シリーズ第2弾。「はじめに」を見ると
1日1時間で1週間かけて読み終えるよう作られているという。
最初に穴埋め形式の板書があり、あとに講義体で板書についての
説明という構成で板書自体は良くまとまっている。
しかし、講義部分に問題が多く、気になる箇所に付箋を付けだしたら
アッという間に付箋だらけになってしまった。
まず気になるのが歴史名辞のルビで、○教新聞やハリポタのように
全編ルビなら良いのだが中途半端にルビが振られていて、難しそうな
ところに振ってなかったり、簡単なところに振っていたり理解不能な
ケースが目立つ。それだけならまだしも、一通り日本史を学んできた
人間が見てそんな読みだったっけ?と首をひねる箇所がそこかしこにある。
例えば
仁王経(におうきょう)
山家学生式(さんががくしょうしき)
三教指帰(さんぎょうしいき)
選択本願念仏集(せんじゃくほんがんねんぶつしゅう)
六諭衍義大意(ろくゆえんぎたいい)
国性爺合戦(こくせいやかっせん)
海保青陵(かいほうせいりょう)
大蔵永常(おおくらひさつね)
とリンク先の権威ある事典とは違う「読み」が載っている。
もしかしてこれらは単なる誤植なのかもしれないのでまだ罪は軽いが、
以下の記述はリップサービスのつもりで無知をさらけ出しているのだから
笑えない。
URLリンク(roudai.exblog.jp)