16/09/05 18:24:56.41 oGwSD0UR.net
>>215
ゼロレーティングについて
―特定のコンテンツの通信量を無料にすることは、通信業界では“ゼロレーティング”と呼ばれます。
どの通信が無料対象なのか通信の中身を見なければいけない、という点も踏まえて、ネットワークの中立性や通信の秘密と関連するところですが、
日本では、いくつかのMVNOが特定のサービスの通信量を無料にする方針を明らかにしています。LINEモバイルのカウントフリーももちろんそのひとつですよね。
ゼロレーティングに関しては、国内で議論がまだ進んでいないとも思えます。
嘉戸氏
今の状況は確かにまだスタンダードがありません。我々としては、我々自身がスタンダードを作っていくべきだと思います。
カウントフリーそのものはユーザーにすごくメリットがあります。どういうカウントフリーの在り方であれば、通信の秘密などをクリアできるのか、
整理してサービスすることにしようと考えました。
通信の秘密という切り口では、誰が何を見ているか、どうやっているか、これまでどなたもきちんとお話されたことがないと思います。
今回、我々は、契約いただける場合、個別かつ明確に、同意をいただかなければお申込みを進められない形にしました。カウントフリーにあたっては
MVNEの事業者さんに委託していますが、そのとき何を見ているのか、明確にユーザーさんにお伝えするようにしています。
舛田氏
これまでの問題は、利用規約で包括的に同意を取ってしまう、なし崩し的に後からゼロレーティングが導入されるといったところです。
今回はサービスの核がゼロレーティングになりますので、申込フォームで、同意を明確にいただかなければ進めない形にしたのです。
―なるほど、個別にきちんと同意をとることが肝だと。しかしITリテラシーの低い方にそのあたりの説明が分かりやすく伝わるのかどうか気になります。
嘉戸氏
確かに「IPアドレス」などと言われてもわからないかもしれませんが、隠すわけにはいきませんので、「こういうものを見ています」と示し、
カウントフリー以外の目的で利用することは一切ないと表記しています。