16/09/05 18:16:19.98 BQOCIGA3.net
>>207
参入の理由とターゲット層
―LINEがMVNO事業へ参入するということはスマートフォンの普及率を踏まえてということでした。
その際、一番背中を押したものは何だったのでしょう?
嘉戸氏
LINEが抱える課題のひとつに、いわゆる“パケ死”があります。たとえばLINE MUSICが登場したことで通信量が増えます。
そういった部分の課題に対して、MVNOになることが良いのではないか、〇GBという形ではなく、カウントフリーという考え方と
コンテンツ提供を組み合わせることで、お客さまがコンテンツを長く楽しめるチャンスがあるのではないか。そういう切り口で考える
サービスは今までなく、それをお客さまも望んでいる。それをLINEが解決できると考えたのです。
―ターゲット層はどうお考えですか? LINEの利用状況を踏まえると、特定の層とは言えないかもしれませんが……。
嘉戸氏
コミュニケーションツールは誰もが使うものですので、確かに“オールリーチ”という面はあるかもしれませんが、料金プランによって
利用者層が異なるとは思っています。LINEだけが無料対象のLINEフリーは、家族に持たせたい場合などエントリー層向けでしょう。
一方、コミュニケーションフリーは、スマートフォンを使いこなすヘビーユーザー層を含めて、使いやすいプランになっています。
舛田氏
Facebookは男性の30~40代、ビジネスマンが多く、Twitterは若年層が多いとされています。LINEは10~60代まで満遍なく利用されている。
コミュニケーションフリーのなかでも10GBプランはヘビーユーザー層になるでしょう。LINEフリーは2台目、あるいはエントリー層になるかなと。
最初にLINEモバイルを選ぶのは
―既存のスマホユーザーからの乗り換えと、LINEモバイルの目標とも言えるこれから初めてスマートフォンを選ぶ方と、どちらが多くなるのでしょう?
嘉戸氏
時期によって変わると思っています。おそらくこの12月、来年3月までは、18歳以上の年齢認証関連の機能もあって、既存のMVNOユーザーからの
乗り換えがメインではないでしょうか。認知度が上がると「LINEなら」という安心感があって加入いただける可能性があるかなと。