20/05/12 05:52:45 JB5hAbaD.net
【2】「現状維持」のベクトルが強く、「新陳代謝」に乏しい
「生きている会社」は、何かひとつの事業に成功しても、「挑戦」を怠らない。「さらによい成果」につながるように目標や理想を常に掲げ、リスクがあっても果敢に「挑戦」していく。
一方で、「死んでいる会社」は、「挑戦」よりも「現状維持」のベクトルが強くなる。「無理をすることはない」「自分がやらなくても誰かがやってくれる」「あえてリスクに挑戦しなくてもなんとかなる」と、
リスクを避けて「現状維持」ばかりを考えてしまう。
その結果、「安住」という老廃物が社内に溜まり、会社は「老いて」いく。経営は、この「老化との闘い」という言い方もできる。
「生きている会社」ほど、「老化を防ぐ」ために、今ある事業や業務を見直し、「捨てる」「やめる」「入れ替える」という「新陳代謝」を重視する。しかし「死んでいる会社」ほど、その「新陳代謝」に乏しい。
成功したあとに、新たな「挑戦」に向かうか「現状維持」に終始するか、そして「新陳代謝」を適切に行っているか―。「生きている会社」「死んでいる会社」の差は、そこにも端的にあらわれる。