19/07/16 08:01:37.62 3WM5IQbE0.net
世界的に景気が後退していることを示す指標はまだある。
2018年11月まで米国債(10年債)の利回りは3%台だった。
ところが、現状は2.2%まで一気に落ちている。
同じ10年債の利回りでは、日本、ドイツ、スイス、デンマークでは
すでにマイナスとなっている。
一方で、米国株はまだ上昇基調にあるように思える。
しかし、私はこれは“砂上の楼閣”だと見ている。当然のことだが、
債券の利回りが下がれば、債券価格は上昇する。
この動きにヘッジファンドなどが迅速に反応して、
債券価格が上がったところで売り払い、
その資金でコモディティ(商品)を買う動きが加速している。
米国株についても同じ現象が現われ、
それほど時間を置かずに急落局面を迎えるのではないか、
と予想している。
市場では、すでにヨーロッパは景気後退に入ったという見方が
支配的になっている。さらには、ヨーロッパ発による金融危機が
発生するとの見方さえ出始めている。
そうなればもちろん、日本株も大きなダメージを受けるのは間違いない。
日経平均株価1万円割れもあり得るかもしれない。
10月には消費増税も控えており、
秋以降の日本の景気は真っ逆さまに落ちる可能性が高いだろう。