ドラえもん のび太のBIOHAZARD改造版 Part5at GAMEAMA
ドラえもん のび太のBIOHAZARD改造版 Part5 - 暇つぶし2ch300:名無しさん@お腹いっぱい。
09/05/30 22:55:33 kYDuFq2P.net
面白い。

301:イグソートス
09/05/31 23:04:36 gjGSU2QG.net
始めましてYOUTUBEを見てノビハザにはまったものですが、よろしければジャイアンⅡの
下水のところの金庫の解除コード分かる方いませんか?(200個ぐらい打ち込んだけど分からん!)
つぎのUPで初めてですが小説を出そうと思うのでお願いします。

302:イグソートス
09/06/01 06:46:20 5t0tjZzk.net
では参ります。

Easy:地下坑道にて
のび太は出来杉を前にしていた。(タミフル所持)
のび:「さて彼には死を持って償ってもらおうか」
そういうと彼は父親の骸から取り出したTナイフを構えた。
そしていざ突き立てようとしたそのときある考えが頭をよぎった。
のび:(いや、一切の抵抗手段を奪って支配下に置くというのもアリだな)
そこでのび太はTナイフを仕舞い込み、換わりにハンドガンを取り出して銃底で2,3発殴って出来杉を叩き起こした。
のび:「起きてよ出来杉君、そんなところで寝てたら風邪引くよ?」
出来杉は何がどういう理由でこんな展開になっているのかわけが分からず出来杉はおきあがると、
のび:「あれは単なる一瞬の気の迷いなんだよね?アンブレラに脅されていたんだよね?はる男を殺したのもそうだよね?」
出来杉:(え?まだ僕のせいなの?)
とまた混乱しつつ出来杉はたずねた
出来杉:「僕を助けてどうするつもりだクz…のび太君」
つい出そうになった二文字のことばを耳ざとく聞き取ったのび太は一本、極太の自制回路が度派手に弾け飛ぶのを確かに感じた。
しかし出来杉も出来杉で「のび太はアマちゃん」という固定観念が功を奏し
のび太のなかで渦巻きつつある暗黒物質に気づくよしもなかった。
のび:「出来杉君、僕には君が必要なんだよ。(奴隷的な意味で)だから、まず君の持っている銃と弾薬を分けて欲しいんだ…全部(黒化)」
言いたい事が分かった出来杉は(っていうか全部言ってる)尚のび太を甘く見ていた。
出来杉:「お前状況を理解していないな、この天才の僕がそうやすやすと渡すとでも思っているのかい?だから君はクズなんだ」
と、銃をのび太の眉間に向けながら吐き捨てるように言った。
出来杉:「この至近距離で撃たれたら君の命は塵のように吹きとb…!」
その時には何かが頬を掠め、後ろには大穴が口を開けていた。
出来杉:「……!!」(一見水鉄砲にしか見えないのになんて威力だ!まさか普通の水鉄砲に超高速の加速を与えて撃っているのか?!だとしたら勝ち目なんてないじゃないか!)
この時多少勘違いしている(水鉄砲の件)ところもあったがこの時初めて自分のおかれた状況に絶望した
のび:「もう一度言う全部よこせ…頭蓋と体を繋ぎ止めたかったらはやく出せ」
とのび太は首筋に水鉄砲を向けた
出来杉:「ひぃ!出します!出します!!」
と急にびびり倒した出来杉はすべての装備を解いてのび太に渡した。
のび:「よろしいでは指示する方向に行ってもらおうか」
と出来杉に銃を向けて小突きながら出来杉をあるところに連れて行った。
そこは大岩が左側への道を塞ぎ、右側には何か青い石みたいなものがテラテラ光っているT字路に出た
そう、ここはどうみてもトラップな訳でありまして、のび太はここを攻略するために出来杉を連れてきたのだった。
のび:「この道を右に行ってあの青いのをとって来いよ。まあ途中喉が渇く(押しつぶされて血が抜ける)だろうからこれやるよ」
とのび太はポーションを出来杉に渡しながら言った(ポーションをもってしても石に押しつぶされたら生きては帰られないだろうと思って)
出来杉はもらったポーションをすぐに飲み干して右側の道を歩いたそして青石にもうすぐのところで大岩は転がり始めやがて道の奥でとまった
のび(黒):「はる男の仇だ…」
といいながら左側の道をとり、Tウイルス改を手にしたのび太はすぐにそれを使用し闇のびたとなった
のび(闇):「ふっこれで世界最強は欲しいままだ」
と坑道を後にしようとすると正面の大岩が急に破裂した。
のび:(爆弾でも仕込んでいたのか?)
しかし実際はそうはいかなかった。
そう、出来杉の特殊技能「狂喜の刃」によって破壊されたのだった
もちろんナイフの類は持っていなかったが、自らの手を刀と見立てることとポーションの効果により
迫りくる大岩を抉り生き延びていたのであった。
出来杉:「…君の中身見せてよ」(最大級の笑顔で)
のび:「ふん、貴様に見せるのはただ{死}あるのみだ!」
この後ドラえもんが用意した中性子爆弾は起動されることなく街が消滅したのは言うまでもない…



いかがでしたでしょうか?

303:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/01 18:58:34 6a4Edeii.net
面白いと思うよ!
だが聖奈さんは居ないのはこの場面ならしょうがないか

304:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/01 20:20:48 kJV/YWEd.net
自己満足ワールド@ドラえもんページ!
1 名前: まつはし 投稿日: 2000/06/16(金) 03:23
はじめましてー まつはしともうします。
僕はドラえもん大好き中学生です。
来年ついに受験を迎えるんですよ・・・・助けて(爆)
どこの高校がいいかなあ
でも、今言ってる中学から、そのまま行ける高校・・・
東北学院でもいこうかなーなんて

さて、僕はドラえもんが大好きなんで、HP作ってます!
今回は、みなさんに来てもらいたくて。
URLリンク(www2u.biglobe.ne.jp)
です!
おもしろいんで、来てね!!(^O^)

あと、なんていうか、コスプレ板がむかつきます

305:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/01 20:55:57 HFcwgFBe.net
イグソートスへ
ネタはうまいが、とりあえずサゲしてくくれんか?
Eーmail欄にsageと入れれば良いだけだから、後コテハンは叩かれやすくなるから止めといた方がいいぞ

306:イグソートス
09/06/02 05:49:47 5dAkbbqe.net
そうでしたか申し訳ありません。
つぎのUPから名前変えておきます。
小説を書くのは初めてだったのですがスレッドに書き込むのも初めてだったもので
以後、気をつけます。

307:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/02 05:57:59 5dAkbbqe.net
元「イグソートス」ですが実はsageの意味や、書き込みをどう下げればいいのか分かりません…
本当に何も知らないド素人ですみません。
どなたか教えていただけないでしょうか。

308:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/02 10:44:11 /tmyNbF9.net
>>307
書くときに名前欄を空欄にして、メール欄に「sage」と入れるだけ。

309:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/02 22:04:37 5dAkbbqe.net
今度、オリジナルキャラクターをいれて見ようと思います。
(しかしシナリオには一切関わらずのび太たちの行く先々に現れてはただ見ているだけで勝手にゾンビ等のBOW達を観察しては一人レポートを書き続ける少年という設定で)
どうでしょうか?皆さんの意見を聞かせてください。

310:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/02 22:22:27 5dAkbbqe.net
始めましてYOUTUBEを見てノビハザにはまったものですが、よろしければジャイアンⅡの
下水のところの金庫の解除コード分かる方いませんか?(200個ぐらい打ち込んだけど分からん!)
つぎのUPで初めてですが小説を出そうと思うのでお願いします。




311:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/02 22:23:39 5dAkbbqe.net
では参ります。

Easy:地下坑道にて
のび太は出来杉を前にしていた。(タミフル所持)
のび:「さて彼には死を持って償ってもらおうか」
そういうと彼は父親の骸から取り出したTナイフを構えた。
そしていざ突き立てようとしたそのときある考えが頭をよぎった。
のび:(いや、一切の抵抗手段を奪って支配下に置くというのもアリだな)
そこでのび太はTナイフを仕舞い込み、換わりにハンドガンを取り出して銃底で2,3発殴って出来杉を叩き起こした。
のび:「起きてよ出来杉君、そんなところで寝てたら風邪引くよ?」
出来杉は何がどういう理由でこんな展開になっているのかわけが分からず出来杉はおきあがると、
のび:「あれは単なる一瞬の気の迷いなんだよね?アンブレラに脅されていたんだよね?はる男を殺したのもそうだよね?」
出来杉:(え?まだ僕のせいなの?)
とまた混乱しつつ出来杉はたずねた
出来杉:「僕を助けてどうするつもりだクz…のび太君」
つい出そうになった二文字のことばを耳ざとく聞き取ったのび太は一本、極太の自制回路が度派手に弾け飛ぶのを確かに感じた。
しかし出来杉も出来杉で「のび太はアマちゃん」という固定観念が功を奏し
のび太のなかで渦巻きつつある暗黒物質に気づくよしもなかった。
のび:「出来杉君、僕には君が必要なんだよ。(奴隷的な意味で)だから、まず君の持っている銃と弾薬を分けて欲しいんだ…全部(黒化)」
言いたい事が分かった出来杉は(っていうか全部言ってる)尚のび太を甘く見ていた。
出来杉:「お前状況を理解していないな、この天才の僕がそうやすやすと渡すとでも思っているのかい?だから君はクズなんだ」
と、銃をのび太の眉間に向けながら吐き捨てるように言った。
出来杉:「この至近距離で撃たれたら君の命は塵のように吹きとb…!」
その時には何かが頬を掠め、後ろには大穴が口を開けていた。
出来杉:「……!!」(一見水鉄砲にしか見えないのになんて威力だ!まさか普通の水鉄砲に超高速の加速を与えて撃っているのか?!だとしたら勝ち目なんてないじゃないか!)
この時多少勘違いしている(水鉄砲の件)ところもあったがこの時初めて自分のおかれた状況に絶望した
のび:「もう一度言う全部よこせ…頭蓋と体を繋ぎ止めたかったらはやく出せ」
とのび太は首筋に水鉄砲を向けた
出来杉:「ひぃ!出します!出します!!」
と急にびびり倒した出来杉はすべての装備を解いてのび太に渡した。
のび:「よろしいでは指示する方向に行ってもらおうか」
と出来杉に銃を向けて小突きながら出来杉をあるところに連れて行った。
そこは大岩が左側への道を塞ぎ、右側には何か青い石みたいなものがテラテラ光っているT字路に出た
そう、ここはどうみてもトラップな訳でありまして、のび太はここを攻略するために出来杉を連れてきたのだった。
のび:「この道を右に行ってあの青いのをとって来いよ。まあ途中喉が渇く(押しつぶされて血が抜ける)だろうからこれやるよ」
とのび太はポーションを出来杉に渡しながら言った(ポーションをもってしても石に押しつぶされたら生きては帰られないだろうと思って)
出来杉はもらったポーションをすぐに飲み干して右側の道を歩いたそして青石にもうすぐのところで大岩は転がり始めやがて道の奥でとまった
のび(黒):「はる男の仇だ…」
といいながら左側の道をとり、Tウイルス改を手にしたのび太はすぐにそれを使用し闇のびたとなった
のび(闇):「ふっこれで世界最強は欲しいままだ」
と坑道を後にしようとすると正面の大岩が急に破裂した。
のび:(爆弾でも仕込んでいたのか?)
しかし実際はそうはいかなかった。
そう、出来杉の特殊技能「狂喜の刃」によって破壊されたのだった
もちろんナイフの類は持っていなかったが、自らの手を刀と見立てることとポーションの効果により
迫りくる大岩を抉り生き延びていたのであった。
出来杉:「…君の中身見せてよ」(最大級の笑顔で)
のび:「ふん、貴様に見せるのはただ{死}あるのみだ!」
この後ドラえもんが用意した中性子爆弾は起動されることなく街が消滅したのは言うまでもない…



いかがでしたでしょうか?






312:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/03 06:04:03 5aDTmYw5.net
あれ?上の下げるつもりで打ったはずなのに何で消えるどころか
新しい投稿になっているんだ?
なんか変にスレッド長くしてすみません。
309のところの意見もお聞かせください。

313:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/03 16:32:54 Ju/Z5UBY.net
いや問題ないよ
>>309で上がっただけ
内容は上手いと思うw

314:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/04 02:11:30 3uQ+qRkI.net
試しに世界観、プロフィール、プロローグ三本で参ります。

世界観:ノビハザ無理Ⅰ~Ⅳで、ひとりの少年の視点で描かれるもう一つのノビハザ

プロフィール:
      名前:宿神 白華 (やどがみ びゃっか)

      学年:第六学年

      性格:真実であれば相手を傷付ける事でも容赦なく(つい)いってしまう。変に正直すぎる性格

    特殊技能:存在感は無い訳ではないが存在感が一人歩きするという変わった技能を持つ。(BOW達があらぬ所に集まっていく)

   その他能力:勉強は文系普通で理系はトップクラス。特に体の構造に関しては並々ならぬ知識を持つ(百科事典や父親の大学時代の参考書から得た)

   身体的特徴:武士の血を引く生粋の日本人…なのだが色素欠乏症により真っ白。虹彩は当然赤い。

学校での立ち位置:生徒会会計風紀委員担当(つまり聖奈の事はよく知っている)(風紀委員活動関係で警官と知り合い)
         経緯は先生からの推薦のみで会計になった(人望が無いため)

プロローグは長すぎて投稿出来ないので次であげます。

315:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/04 02:12:33 3uQ+qRkI.net
では、プロローグ参ります。

プロローグ:
梅雨もあけ、いよいよ夏休みが始まろうかという夏真っ盛り前の7月20日、とある小学校の生徒会室に二人の男女がいた。
聖奈:「白華君、秋の運動会の委員会向けのレジュメってどうなっている?」
白華:「あーもう出来てるよ。ついでに言うと、パンフレットは粗方出来てる。って言うか何俺一人に作らせてるんですか。
    あなたは『用事だ用事だ』ってただ部活に行っているだけじゃないですか。何?自分で立候補しといてそんなにテニスはだいじですか?
    そうですよねぇレギュラーですもんねぇ。まあ確かに部活も大事だけど、こっち(生徒会)の業務に差し支えの無い程度で頼みますよ?」
聖奈:(プチッ)「あなたのその物言い何とかならないの?友達減るわよ?」
白華:「いいの、いいの、元からいないし人望無いから先生の推薦で会計になったんだよ」
聖奈:「はぁ」(まぁ彼がいるから回しきれているからあまり文句も言えないわね。そこが彼の性質の悪いところでもあるんだけどね)
白華:「作業も終わったんで帰らせてもらいますよ?では、楽しい夏休みを。」
と言いつつ彼は蒸し暑い生徒会室をあとにした。
白華:「毎度の事ながら宿題面倒臭いなー。っと言ってもどこも行かんし外出たく無いからもうおわらせよっと」
と家に着いた。
白華:「じゃあスタート!」
と言うなり猛然と(30分で2~4日のペースで)宿題を片付けはじめた。
そして、運命の7月28日、少し前に両親は旅行に行っており、ウイルスの影響でゾンビ化した人々が歩き始め、ニュースでも{集団暴徒化事件}と言っているのに
白華はずっと家でぐうたらしていた。
白華:「最近外が騒がしいな…一体何なんだよ?」
眠い頭を起こしつつ、下に下りると、窓に
ゾンビ:「ガー!!」
と叫びながら窓をたたいているゾンビがいた。
白華:「何じゃこりゃ!?ホームレスか?まさか金目の物を狙って家に…」
と勘違い(原因:ただれた皮膚がただ単にぼろ服を着ているように見えた為)しながら白華は家を守るために一つの結論に至った
白華:(バツンッ)「こうして居られない、殺してでも侵入を防ぐか。まぁ殺しても確か{十四歳以下これを罰せず}という刑法の法律があるはずだから何とでもなるだろう。(白華:11歳まだ誕生日来てない)」
と考えるや否や家宝の名刀、紅い刀身を持つ名刀(妖刀との声もあるが)「紅花」を手に取った。
その時「バリン」とガラスの割れる音がして部屋にゾンビたちが入ってきた。
白華:「他にもいたかっ、ホームレスども(まだゾンビと分かっていない)貴様らを住居侵入の罪でお縄に付けてやる!(白華は銃刀法違反)抵抗したら…裂く!(斬るんじゃないの?って言うか明確な殺意あり)」
しかし初めて持つ刀、上手く扱えるわけも無く、相手も迫ってきていたのでありとあらゆる人間の急所を刺しまくった。
ゾンビ:「あぁー」(バタン){アキレス腱も切断してるしね}
白華:「はぁはぁ何なんだよこいつら一体…」
ひと段落着いたところで白華は久しぶりにテレビを観た。
そしてテレビから自分の家が危険地区に指定されたことを知り、とりあえず学校に避難することにした
白華:「暴徒と言えども規模は大きくないだろう」
とまだ寝惚けた頭でそんなことを言った白華は刀と長期保存用の食料をキャンプ(テントなし)セット
と共に背負ってのらりくらりと家を出た。
彼は歩いた、ただただ歩いた。彼はゾンビの真横やケロベロスの真前でも歩いた。
しかし彼は傷一つ負うことなく歩いていた。なぜならそう、本人が無意識のうちに彼の存在感を一人歩きさせていたからであった。
その時ゾンビやケロベロスの目には何も映っていなかった。そう、もはや誰も感知できないある一種のステルス状態であったのだ。
学校に着くと、校庭には三体の死体が無造作に転がっていた。
白華(もう目は覚めている):「なんだよ…ここも危険だな。ったく避難所の意味が無いな。とりあえず中で医療具とか見てこよう。」
そして白華は学校に入っていった。
とっくの昔に始まっているのにやっと悪夢だと理解した悪夢の始まりであった。

≫311に引き続きかなり長くなってしまいましたがいかがでしたでしょうか。
ご意見お聞かせ願います。
これで良さそうであれば続きを書てみようと思います。
ご精読ありがとうございました。


316:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/04 08:06:07 PoZSyrVj.net
無理Ⅰからと同じ時間軸ってことはいつものメンバー(のび、ドラ、スネ、ジャイ)
は出てこないのかな?
中々良いと思うけど、個人的に聖奈さんの扱いが気になるw
この視点で行くと今後聖奈さんは出てくる?

317:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/04 21:46:44 3uQ+qRkI.net
ええ、もちろん全員出します。しかし彼の技能によって、のび太たちの視界には一切入りません。
実は勝手にゲーム内で起こるイベントの元凶だったりと結構迷惑を掛けていくかも知れません。(え?)
ちなみに刀は次の話で折ってあとは工具(金槌とか六角レンチや鋸等)で最後まで暴れさせます。
レポートは彼が普段持ち歩いているUSBメモリで記録していくのでそこら辺のパソコンを使っちゃいます。
相当身勝手な設定ですがよろしくお願いします。

318:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/05 06:08:20 +PtFjP4+.net
>>314
名前と、目が赤いっていうので厨二くさい。

319:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/05 10:43:47 35WUd23X.net
厨二上等
面白ければ問題無し

320:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/05 12:00:24 G/XMKQif.net
>>317 なんか読みにくい。セリフと地の文の間隔空けた方がいいと思うよ。後、セリフの前に名前いらない。

321:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/06 06:43:12 nyXJAq2H.net
厨二くさくてすみません。
いや、体が白いのをいいことに壁を保護色に見立てて隠れるが見つかるって言うネタを出していこうかと思って、色素欠乏症にしたのですが、
目が赤いっていう注釈は色素欠乏症であることを強調したかっただけです。
名前は、僕の友人の苗字と名前から適当に四文字選んで名前になるように並び替えたらあんな名前になりました。(「華」はもちろん女性です)
武士の血~の所は最初に刀を装備させる為と、僕自身が武士の家系の者なのでそれにかぶせて書きました。
余計なカミングアウトかもしれませんが、僕には日本人の血が8分の3しか流れていないので、純血への憧れゆえかも知れません。
あと、書き方は以後改善に努めます。
これからは話を細かくして、少し連話ものっぽく書こうと思います。
重ね重ねですがよろしくお願いします。

322:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/07 12:34:00 9sAtKxQK.net
いいよいいよ~

323:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/07 13:28:58 9sAtKxQK.net
オレに絵の才能があれば、、、挿絵の一つでもうpできたのだが・・

324:名無しさん@お腹いっぱい。
09/06/21 19:21:03 BOYI1vHl.net
あ゛~~!もうこのままだとどう考えても最後までいけないのでもう一回
設定しなおして出直します!すみませんでした!
(だけど傍観者ネタを諦めるつもりはありませんよ)

325:名無しさん@お腹いっぱい。
09/07/17 21:59:12 +rGjyFfQ.net
自分が納得行くまでやり直して下さい。
それまで楽しみに待ってます。
面白そうでしたからね~

326:のびハザ
09/07/21 23:31:49 cTVur/GU.net
某動画でのびハザの無理のないシリーズを見ていたら書きたくなっていました。
とりあえず、ゲーム通りの筋を基本にしますが色々と注意事項。
1、基本のび太の視点ですが、時々別の人に。
2、のび太の話し方、性格などが若干違う風に感じられるかもしれませんが、
そこは『これがのびハザののび太なんだ!』という作者の妄想で作られて
いますので、ご注意ください。
3、オリジナル要素も混じり合っています。
4、のび太の射撃能力は世界一ぃぃぃぃぃ……かもしれない。

的な要素があります。
では、序章がどうぞ。

327:序章
09/07/21 23:33:48 cTVur/GU.net
2004.7.25

『の~び~太君!』
「あっ、ジャイアン達だ!」

 僕はカバンのチャックを締めて、皆を迎えに玄関に向かった。
そこにはいつものメンバーのジャイアンにスネオ、静香ちゃんがいて、三人とも待ち遠しいと言わんばかりの顔だ。たぶん、僕も同じ顔をしているんだろうなぁ。

「いらっしゃい、みんな」
「おう、のび太は準備出来たか?」
「うん、ばっちりだよ。後はドラえもんがママと話をしているだけだから、先に上がってよ」
『それじゃ、お邪魔しま~す!』

 三人が階段を上がっていくのを横目に台所に向かうと、まだドラえもんとママは話をしていた。

「ねぇドラえもん、まだ?」
「あっ、すぐ行くよ。それじゃママ、行ってきます」
「はい、行ってらっしゃい。ドラちゃん、のびちゃん達の事、よろしくね」
「任せて下さい!」

 自信満々に胸を叩くドラえもんだけど、案外周りの大人から信用されているんだよね。見た目はタヌキだけど。

「……何か変なこと考えなかった、のび太君?」
「そんなわけないよ。あっ、皆待っているし、早く行こう!!」

ギクッとしたけど、それを誤魔化すようにドラえもんの背を押していく。ホント、ロボットなのに結構勘が鋭いんだよな。

「ちょっと押さないでよ、のび太君! それじゃ行ってきます、ママ」
「行ってきます、ママ!」
「はい、二人とも怪我しないでね」


328:序章
09/07/21 23:35:13 cTVur/GU.net
 笑顔で見送るママに、僕もドラえもんも分かったと返す。
 昨日、バカンスに行くのには渋い顔をしていたママだけど、宿題もちゃんとすると言うとすぐOKしてくれた。ただ、帰ってきたら見せなさいって言われたからなぁ。ドラえもんも一緒に聞いていたから、少しやってないとマズイよね。

「遅いぞ、のび太!」
「なにぐずぐずしてんだよ」

部屋に入るとジャイアンとスネオに怒鳴られたけど、本気で怒っているわけがないぐらい分かる。だって、早く行きたい気持ちは僕も同じだし。

「ごめんごめん。ほらドラえもん、行こう」
「分かってるよ。『どこでもドア』!!」

 四次元ポケットから出た見慣れたドア。この先には今から三日間だけど、僕達だけの島が待っているんだ。それにもしかしたら、何か冒険があるのかもしれない。

「それじゃ、無人島へのバカンスに―」
『しゅっぱ~つ!!』

 ドアを開けると皆が一斉に入って、僕もそれに続こうとしたけど、

「……あれ?」

 入る直前で、何でか僕は後ろを振り返っていた。もちろん後ろには向かいの部屋のドアと階段しか見えない。おかしいところなんで、どこにもない。
 けど、なんでだろう。

「のび太君、どうしたの?」
「えっ、な、何でもないよ」

 ドアの向こうから呼びかけるドラえもんの声に、僕はさっき考えていた事を忘れるように慌ててドアをくぐった。首を傾げていたけど、僕は何でもないとしか答えられなかった。

だって、


329:序章
09/07/21 23:37:08 cTVur/GU.net
(もう、ママやパパに会えない気がしたなんて)
 
 気のせいに決まってるよ、そんなの。
 そうだ、せっかく無人島へ来たんだ。ゆっくりと楽しまないと。

 下見の際にドラえもんが建ててくれたロッジに向かって、僕は皆と一緒に走っていった。胸にある嫌な気持ちを消したくて。



だけど、昔から嫌な予感は外れなかった事を僕は忘れていた。そして三日後、悪夢が待っている事を知る筈もなかった。


330:序章
09/07/21 23:41:11 cTVur/GU.net
とりあえず、序章は終了です。
本編の三日前の様子ですが、まぁ私の技量ではこれで限界です。
次から本編に移る予定ですが、亀の如く遅いので気長にお待ちください。

ちなみに投稿してから気付いたのですが、
「これ読みにくくね?」
と思った方がいればすぐにお知らせを。
その辺りは随時対応します。

331:無理ないⅠ ◆rXUHEibmO2
09/07/22 23:45:09 wMK/GSDm.net
2004.7.28
僕達は夏休みの初日に、ドラえもんにとある無人島へ連れて行ってもらった。
誰にも邪魔されず好きなことをやって、思う存分バカンスを楽しんだ。海水浴や島の冒険、バーベキューに花火とか、夏の思い出として残したいぐらいにいっぱいに。
そんな楽しい時間もあっという間に過ぎて、帰宅の日がきた。
 三日も見ていない家族の顔が見れると思うと、なんだか嬉しい気分になる。

 ―だけど、待っていたのは悪夢だった。



どこでもドアで無人島から僕の部屋へ戻ると、何だか一気に安心出来た。無人島生活も楽しかったけど、やっぱり自分の部屋が落ち着くね。

「うわぁ~、すっげー楽しかったぜ!!」
「あ~、やっとママに会えるよ」
「いざ家族の顔を何日も見ないとなると、恋しい思いをするものね」
「でも、楽しかったよ」

 ジャイアンはともかく、スネオや静香ちゃんは早く家族に会いたそうだった。僕もどちらかと言うと、早くママに会いたいな。だけど、三日間のバカンスを皆で過ごしたのは、本当に楽しかったなぁ。それに少しだけど、泳げるようになったし。

「ありがとう、ドラえもん」
「お安い御用だよ。じゃあ、僕は先にママに挨拶してくるよ」

 僕の言葉にドラえもんは少し照れくさそうに頭をかくと、どこでもドアを四次元ポケットに仕舞ってから一階に下りていった。ドラえもんも、何だかんだでママが恋しかったのかな。
 そう言えば、もうお昼なのにまな板の音が聞こえない。昼までには帰るって伝えているから、ご飯を作ってくれていると思っていたけど。
それに、やけに周りが静かな気がする。変だなと思うけど、別に大した事じゃないよね。

「そんじゃあ、俺達も帰るからな」
「じゃあね、のび太さん」
「うん、バイバイ」

 玄関まで見送ろうかなと思ったけど、皆すぐに行ってしまった。駆け足で階段を下りていく音に、少しだけ笑ってしまった。皆(ジャイアンも)もよっぽど両親に会いたいんだと、僕も同じ気持ちだからよく分かるから。

「僕もママに顔を見せてこなきゃ」

 さっそく台所にいると思うママに会おうと階段を下りていくと、何処からか変な音が聞こえた。
 胸にムカムカと嫌な感じがする、嫌な音。

「……? 風の音かな?」

 気のせいだろうと思って向かうけど、台所前にドラえもんがいた。覗き込むように中を見ているけど、どうしたんだろう。ママの機嫌が悪そうなのかな。
 近づいてきた僕にドラえもんが気付くと、しーと指を口に立てた。この様子だと、やっぱり機嫌が悪いようだ。


332:無理ないⅠ ◆rXUHEibmO2
09/07/22 23:46:44 wMK/GSDm.net
(も、もしかして、テストの答案が見つかった!?)

 そんな事を考えていたけど、僕を見るドラえもんの表情はそんな風に見えなかった。いつもの『また何かやったの?』と呆れたものじゃなくて、いつかの大冒険の時のような真剣なもの。

「のび太君、何だかママの様子が変だよ」
 
 小声で話すドラえもんだったけど、僕は真剣に取り合おうとしなかった。確かにいつもと違うドラえもんに何だろうと思ったけど、きっと心配する事でもない。気のせいだよと笑って、止めようとするドラえもんの手を振り切って台所へ入った。

「ママ、ただいま!!」

 元気よく声を掛けたけど、返事はなかった。こっちに背を向けて座り込んでいたママは、よく見えないけど何かをしているように見える。だけど、ママから聞こえるこの気分が悪くなるような音はなんだろう。

「ママ……どうしたの?」

 何故か激しく聞こえる心臓の音を無視して、もう一度僕は恐る恐る声を掛けた。
 だけど、返ってくるのは気味の悪い音だけ。無視してまで“なにか”をしているママにカチンときて、僕は声を荒げた。

「ねぇ、ママったら!!」

 その瞬間、ママの周りに赤い染みがたくさん出来た。それはまるで、この間の夕食に落としてしまったお茶のようにゆっくりと広がって様に似ていると場違いに感じた。
 だけど、そんな考えもそこに転がっていく“なにか”で全て吹き飛んだ。

(……なに、アレ?)

真っ赤に染まったソレは、まるでホラー映画に出てくるものと同じ。頭みたいなソレは顔の半分がメチャクチャだけど、残っていた片目が驚いた様子で僕を見ていた。でも、どうしてだろう、ソレが誰なのか分かっているのに分かりたくない。
そして、ゆっくりと振り向いた顔の口から赤い水を垂らしている、目の前の人は誰なんだろう。

「ぱ、パパ!!」

 横から聞こえたドラえもんの叫び声で、ようやく分からされた。アレは、パパだ。
 そして、目の前にいるのは信じたくないけど、ママだ。

「ま……ママ!? パパをどうしたの!?」

 だけどママは口を開けたまま、さっき階段で聞いた嫌な音を出しているだけ。それに僕を見る目は白くて、どう見ても普段のママとは全然違い過ぎた。

「のび太君、様子が変だ! 何時ものママじゃない!!」

 それに頷こうと思った時、盛大にガラスの割れる音が聞こえた。その音は唐突過ぎて、お漏らしをしなかった自分を褒めたかった。

「ドラえもん、今の音は!?」
「居間のほうからだ! 呻き声も聞こえたけど……」

 僕達が居間の方へ目を逸らした時、ママは突然僕に向かってきた。口から赤い液体を、パパの血を垂らしながら迫る姿は僕にはもう、恐怖でしかなかった。


333:無理ないⅠ ◆rXUHEibmO2
09/07/22 23:47:30 wMK/GSDm.net
「ど、どうしちゃったんだよ! ママ、しっかりしてよ!」

 僕の言葉にママは何も言わず、手を伸ばしながらゆっくりと迫ってくるだけ。正直すぐにでも逃げ出したかったけど、足が震えて動けなかった。頭もメチャクチャで、自分が何を考えればいいのかも分からくなっていた。
 そのまま動けない僕を、ママは掴もうとして、

「のび太君、危ない!」

 ギリギリのところで、ドラえもんがママを突き飛ばしてくれた。だけど、思いっきり壁にぶつかったのに、全然痛そうには見えない。まるで痛みなんて感じないように、もう一度僕に向かってくるけど、ドラえもんが何とか抑えてくれた。
 だけど、ドラえもんに抑えられているママは、もうママじゃなかった。僕を襲いかかろうと必死に手を伸ばすその表情は、まるでテレビで見たライオンのように凄まじかった。

「ドラえもん!」
「外に逃げて、のび太君! ママを何とかしたら、僕もすぐに行くから!
「で、でも……」
「早く!!」

 ドラえもんを、親友を放っていきたくない。けど、今の僕にはどうする事も出来ないことを身にしみて感じていた。

「わかった、ドラえもんも早く来てね!!」

 ドラえもんに背を向けて、玄関に走っていく。途中にさっきガラスの割れる音が聞こえた居間を見たけど、ママのように血まみれの人が徘徊していた。どう見ても様子がおかしくて、近寄りたくない。

 (何だか変だ!! 皆に知らせないと……)

 靴を履き替えて、ドアを勢いよく開けた先には、



―地獄が待っていた。


334:無理ないⅠ ◆rXUHEibmO2
09/07/22 23:50:43 wMK/GSDm.net
つい予告もなく投下しちゃったぜ☆

……うん、忘れていました。
うん、誰もいないって寂しいものです。


……逆に考えるんだ。
誰もいないって事は、このスレは私のモノだ!(違う

では、次のお話までさらば~

335:名無しさん@お腹いっぱい。
09/07/23 16:36:14 Q3pcjPEu.net
>>334
とりあえず俺のような暇人も覗いてるんで
次の話もがんばってください

336:名無しさん@お腹いっぱい。
09/07/23 22:23:01 4BAQyqjf.net
私も居ますよノシ
のび太の心理描写が面白い。

337:名無しさん@お腹いっぱい。
09/07/29 22:29:30 94zyRSxr.net
続きに期待。続きが出来る事を願って!

338:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/01 20:40:35 349x8pRA.net
5の出木杉の2がプレイできません。
出木杉1をクリアすることが条件のようですが、クリアしたのにプレイできません。
これはバグなんでしょうか?
それともほかに条件があるのでしょうか?

339:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/02 20:18:18 IjQYPxCS.net
おそらく既出だと思うんだけど、扉を開ける時にゾンビが隣に居ると延々噛み続けられて死ぬのをなんとかしてほしい
それと端っこで挟まれた時、メニューも開けず武器も構えられなくて嵌め殺されるのもなんとかしてほしい
RPGツクールの仕様的に無理なんだろうか?今無理のない~を3までクリアして修正されてないから、直すのは
余程大変なんだろうなあと思うけど

340:無理ないⅠ ◆M21AkfQGck
09/08/02 23:54:25 ba9sUoRb.net
時間がかかってすみませんです。
無理ないⅠ#02を書いている最中、表現の仕方をどうしようかと悩んでいたら
書いては消し、書いては消しであっという間に日が開いてしまいました。
と言う事で、注意事項に一部変更。

1、基本のび太を中心(一人称だけでなく、三人称も使用します)ですが、時々別の人に。
2、のび太の話し方、性格などが若干違う風に感じられるかもしれませんが、
そこは『これがのびハザののび太なんだ!』という作者の妄想で作られて
いますので、ご注意ください。
3、オリジナル要素も混じり合っています。
4、のび太の射撃能力は世界一ぃぃぃぃぃ……かもしれない。

的な要素があります。
のび太視点だけでは、表現しきれない箇所もあり厳しいと判断しました。
色々とありましたが、どうぞ!

341:無理ないⅠ ◆M21AkfQGck
09/08/02 23:56:46 ba9sUoRb.net
「……! 何だこれは!?」

 ドアを開けると、そこはもう僕が知る町じゃなかった。
 右も左も炎が家を焼いて、空気が熱くて喉が痛い。雨が降っているけど、火の勢いが強すぎて消えそうにはとても見えない。
 だけど、それも些細なことだった。

「―うわあああぁぁぁぁ!!」
「っ!」

 いきなりの絶叫に驚きながら見たら、離れたところで男の人が食べられている。それはさっきママがしていた事と同じで、とてもじゃないが普通じゃない。その上、食べている人も酷い怪我をしているのに、貪るように食っている。
その光景に思わず吐きそうになったけど、何とか堪えた。

「は、早く逃げないと!」

食べられている男の人の周辺には沢山の人がいて、とてもじゃないけど行けるわけがない。反対側の道に一人か二人いるけど、あっちよりマシだ。
それに何だか、動きが遅そうだから避けていけるかも。そう思って走りだそうとしたけど、すぐに足を止めた。
さすがに何もなしで行くのは恐くて、せめて武器みたいなものが欲しい。ドラえもんのショックガンでもあればいいけど、戻る訳にもいかないし。
 そう思って見回すと、近くにお巡りさんが一人倒れていた。もしかしたら銃の一つはあるかもと、周りに気付かれないように静かに近づいていく。

「ひ、ひどい。身体中食い散らされた跡がある」

 遠目からでも血まみれなのは分かっていたけど、近くで見ると見たくない部分も見えてしまう事に僕は後悔した。その顔は凄く酷くて、苦しみながら死んだのが分かったから。
 ごめんなさいと心の中で謝りながら、何か使える物がないか捜す。だけど、あると思っていた拳銃はホルスターになく、使えそうなものは真新しい警棒だけ。
銃があればよかったけど、何も無いよりはいいよね。そう思って手に取った警棒は想像していたものと違って、どっちかと言うとテレビで見たトンファーだ。だけどそれなりに丈夫そうに見えて、持っているだけでも心強い。
テレビでの番組を参考にどう持つのかを思い出していると、急に嫌な感じがして、
ゆっくりだけど、真っ直ぐ僕に向かって来ている。ママも十分恐かったけど、口や腕に腹が裂けているのに歩いてくるあの人たちは恐過ぎなんてものじゃない!
 すぐさま反対側に逃げるけど、前の道は炎で進めそうにない。掴みかかってくる人を避けながら、炎が上がっている手前の曲がり角の道に入る。だけど、すぐに足を止めるしかなかった。

「く、車が……」


342:無理ないⅠ ◆M21AkfQGck
09/08/02 23:59:27 ba9sUoRb.net
運の悪い事に車が道を塞ぎ、避けていこうにも左右の家から炎が噴出して通れそうにもない。
 どうしようかと思っていると、後ろから沢山の人たちが呻き声と一緒に歩いてきていた。中には炎で身体が焼けているのに歩いてくる人も混じっている。もう戻れないし、それに戻りたくもない。

「こうなったら、窓を割って何とか中を通らないと!!」

 持っていたトンファーを振り上げて、思いっきり叩きつける。窓には僅かに罅が入っただけで、まだまだ割れそうにない。どうにかして罅の部分に打ちつけるが、後ろから迫ってくる恐怖に腕が震えて上手く当たってくれない。

「早く……早く、割れて!!」

 後ろを振り向かなくても、聞こえてくる呻き声が徐々に迫ってくるのが分かる。もう、時間がない!

「っ……わ、割れた!!」

 トンファーが窓ガラスを貫いて、後はそこから一気に割っていく。僕が車に入るのと、あの人たちが僕を掴まえるのはギリギリだった。
だけどホッとしたのもほんの少しで、僕を掴まえようと窓から沢山の腕が伸びてくる。その上車の中は煙が充満していて息苦しく、いつまでもここにいたら危ない!

「けほっ、早く出ないとっ!」

 転がるように車から降りた途端に火は一気に燃え広がって、捕まえようとした人たちも一緒に燃やしていく。間一髪だっただけに、後少しあの中にいたらと思うと、背中に冷汗が流れた。


343:無理ないⅠ ◆M21AkfQGck
09/08/03 00:01:37 ba9sUoRb.net
 そのまま燃えていく車を呆然と見ていたけど、頑張って立った。身体が疲れて動きたくなかったけど、ここにいたらあの人たちと同じ人が来るような気がして、座っていられなかった。

「……っ、いたっ」

 何だか急に左手が凄く痛くて何だろうと思って見ると、ガラスの破片がたくさん刺さっていた。血も沢山出ていて、自分の手の状況に思わず涙が出そうになった。
 だけど涙を拭って、僕は一つずつ破片を抜いていく。今、ここにドラえもんはいないし、ジャイアンやスネオ、静香ちゃんもいない。泣いても、誰も助けてくれない。だから、僕自身が何とかしないといけないんだ。

「……ふぅ、終わった。……あれって?」

 破片を抜き終えてから一息ついて、ふと辺りを見回したら目の前に見覚えのある建物。つい一週間前にオープンしたばかりの○ーソンだ。だけどガラスが割れていたり、血が付いていたりしてそんな面影ないけど。
 もう一度左手を見ると、今も止まることなく血は流れている。流石にこのままにしていたら危ないぐらい、僕でもわかる。

「包帯ぐらい、あるかな?」

 念のため辺りを見回して誰もいない事を確認して、コンビニに入った。
包帯じゃなくても、せめてタオルぐらいはあってほしい。そう願いながら店内に入ったら、カチャっていう聞き慣れた音が聞こえた。それは僕にとっては聞き慣れたもので、自然に身体を構えながら目を向けると、

「イヤァァァァァ!! 来ないでぇぇぇぇ!!」

 机やソファーを積み上げたバリケードの向こうから、高校生ぐらいのお姉さんが悲鳴を上げていた。町に帰って来てからの初のまともそうな人だけど、とても大丈夫そうに見えない。
それに嬉しくないけど、予想通りお姉さんの手には銃が握られている。手が震えているけど、この距離なら多分当たる。

「あ、あの違います! 僕は――!」

 言葉を言いきる前に、僕は横に跳んでいた。直感的に危ないと思って動いたけど、その後に立っていた場所を銃弾が過ぎて、ゾッとした。もし、あのまま立っていたら確実に当たって、死んでいたと思う。

「く、来ると撃つわよ! お願い、来ないで! 来ないで……!!」

「……駄目だ、完全に錯乱しているみたいだ」

 たぶん、僕が何を言っても聞かない。下手に近づくとまた撃たれるだろうし、包帯だけ取って早く出ていった方がいい。

「とりあえず、傷の手当てをしないと……」

出来るだけお姉さんから目を離さないように店内を歩くけど、意外と店の商品はそれほど散乱していなくて、おかげですぐに包帯は見つかった。ついでにあった止血剤も塗りこんで手に巻いていく。すぐ傍に死んでいる人が何人かいたけど、気にしないように視線を逸らす。
 それにしても、まさかジャイアンに苛められているせいで上手くなった手当てが、こういう所で役立つなんて。ホント世の中何が幸いなのか、分からないよ。


344:無理ないⅠ ◆M21AkfQGck
09/08/03 00:03:27 ba9sUoRb.net

「これでよし。後は何か使える物がないかな?」

 包帯と止血剤をいくつかポケットに入れて歩いていると、壁にもたれたまま死んでいる人がいた。その無惨な姿に少しだけ手を合わせていると、その人の傍に落ちているスプレー缶が気になって拾ってみると、

(……消化器?)

 そう言えば、スプレー型の携帯消化器が最近発売されてたっけ? 小型になった割には元のサイズにも引けを取らない、ってCMで結構流れていた物だ。
 少し悩んだけど、一応持っていくことにした。このコンビニの周りは今も燃えてるし、もしかしたら使うことがあるかもしれない。けど一本じゃちょっと頼りないし、二本ほど貰っていこう。

「あの、僕はもう行きます。それで、ただ一言だけ――」

 店を出る前に、無駄かもしれないけどもう一度お姉さんに声を掛けた。きっとあの人も目の前で大切な人を失ったと思う。だけど、ここにいたら多分危ない。だからせめて、落ち着いたら安全な場所に向かってほしい。
 そう言おうとした瞬間、バリケード側のガラスが割られた。その原因はやっぱりあの人たちで、まるで獲物を見つけたようにお姉さんに向かっていく。

「ひっ!!!」

 お姉さんは銃を撃つけど駄目だ、ちゃんと銃身が定まっていない。あれじゃ一人は防げても、もう一人は無理だ!
 僕が逃げてと叫ぶ前に、一人が近づいて、掴まえて……食べた。

「あ……ああ……っ!!」

 首や顔から血を噴き出しながら倒れるお姉さんの姿に、思わず悲鳴を上げそうになった口を無理やり抑えた。

(下手に声を出したら、僕まで襲われるかもしれない……! このまま逃げるしかない!)

 食べられていく姿を振り切るように僕は店の出口を目指そうとして、ギョッとした。さっき床に倒れていた人がゆっくりと立ち上がって、僕に襲いかかってきたからだ。それに店の裏口のドアから何人か入ってきて、どんどんマズイ事になっている。
 掴まれそうになったけど、トンファーを使って振り払う。振り回すのが難しいけど、今はそんな事を言ってられない!
 店を出る瞬間、バリケードの向こうで食べられているお姉さんの姿に泣きたくなった。目の前にいたのに、助けることができなかった。
 歯を噛み締めながら、僕は外へ飛び出した。


345:無理ないⅠ ◆M21AkfQGck
09/08/03 00:07:29 aW4y3vic.net
終了です。
話が進まない進まない。
ゲームだと数分も掛らない場所なのに(汗
無理ないⅠEndまで、どれほどかかるのか分からん orz

ちなみに手の怪我や、消化器などはオリジナルです。
普通の消化器片手にゾンビから逃げるとか無謀(汗
ですので、ちょっとコンパクトにしました。
……ポケットに入らんと言う突っ込みは無しで orz

346:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/03 14:47:45 aW4y3vic.net
すみません、一部文章が抜けている箇所がありました。
一レス目なんですが、そこだけ投下。

347:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/03 14:49:03 aW4y3vic.net

「……! 何だこれは!?」

 ドアを開けると、そこはもう僕が知る町じゃなかった。
 右も左も炎が家を焼いて、空気が熱くて喉が痛い。雨が降っているけど、火の勢いが強すぎて消えそうにはとても見えない。
 だけど、それも些細なことだった。

「―うわあああぁぁぁぁ!!」
「っ!」

 いきなりの絶叫に驚きながら見たら、離れたところで男の人が食べられている。それはさっきママがしていた事と同じで、とてもじゃないが普通じゃない。その上、食べている人も酷い怪我をしているのに、貪るように食っている。
その光景に思わず吐きそうになったけど、何とか堪えた。

「は、早く逃げないと!」

食べられている男の人の周辺には沢山の人がいて、とてもじゃないけど行けるわけがない。反対側の道に一人か二人いるけど、あっちよりマシだ。
それに何だか、動きが遅そうだから避けていけるかも。そう思って走りだそうとしたけど、すぐに足を止めた。
さすがに何もなしで行くのは恐くて、せめて武器みたいなものが欲しい。ドラえもんのショックガンでもあればいいけど、戻る訳にもいかないし。
 そう思って見回すと、近くにお巡りさんが一人倒れていた。もしかしたら銃の一つはあるかもと、周りに気付かれないように静かに近づいていく。

「ひ、ひどい。身体中食い散らされた跡がある」

 遠目からでも血まみれなのは分かっていたけど、近くで見ると見たくない部分も見えてしまう事に僕は後悔した。その顔は凄く酷くて、苦しみながら死んだのが分かったから。
 ごめんなさいと心の中で謝りながら、何か使える物がないか捜す。だけど、あると思っていた拳銃はホルスターになく、使えそうなものは真新しい警棒だけ。
銃があればよかったけど、何も無いよりはいいよね。そう思って手に取った警棒は想像していたものと違って、どっちかと言うとテレビで見たトンファーだ。だけどそれなりに丈夫そうに見えて、持っているだけでも心強い。
テレビでの番組を参考にどう持つのかを思い出していると、急に嫌な感じがして振り返ると、あの人たちがいた。ゆっくりだけど、真っ直ぐ僕に向かって来ている。ママも十分恐かったけど、口や腕に腹が裂けているのに歩いてくるあの人たちは恐過ぎなんてものじゃない!
 すぐさま反対側に逃げるけど、前の道は炎で進めそうにない。掴みかかってくる人を避けながら、炎が上がっている手前の曲がり角の道に入る。だけど、すぐに足を止めるしかなかった。

「く、車が……」


348:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/03 20:58:07 aW4y3vic.net
さらにさらに、途中誤字があったため投下します。
何度も何度もしてすいませんです orz


349:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/03 21:53:13 aW4y3vic.net

「これでよし。後は何か使える物がないかな?」

 包帯と止血剤をいくつかポケットに入れて歩いていると、壁にもたれたまま死んでいる人がいた。その無惨な姿に少しだけ手を合わせていると、その人の傍に落ちているスプレー缶が気になって拾ってみると、

(……消化器?)

 そう言えば、コンパクトな携帯消化器が最近発売されてたっけ? 小型になった割には元のサイズにも引けを取らない、ってCMで結構流れていた物だ。
 少し悩んだけど、一応持っていくことにした。このコンビニの周りは今も燃えてるし、もしかしたら使うことがあるかもしれない。けど一本じゃちょっと頼りないし、二本ほど貰っていこう。

「あの、僕はもう行きます。それで、ただ一言だけ――」

 店を出る前に、無駄かもしれないけどもう一度お姉さんに声を掛けた。きっとあの人も目の前で大切な人を失ったと思う。だけど、ここにいたら多分危ない。だからせめて、落ち着いたら安全な場所に向かってほしい。
 そう言おうとした瞬間、バリケード側のガラスが割られた。その原因はやっぱりあの人たちで、まるで獲物を見つけたようにお姉さんに向かっていく。

「ひっ!!!」

 お姉さんは銃を撃つけど駄目だ、ちゃんと銃身が定まっていない。あれじゃ一人は防げても、もう一人は無理だ!
 僕が逃げてと叫ぶ前に、一人が近づいて、掴まえて……食べた。

「あ……ああ……っ!!」

 首や顔から血を噴き出しながら倒れるお姉さんの姿に、思わず悲鳴を上げそうになった口を無理やり抑える。

(下手に声を出したら、僕まで襲われるかもしれない……! このまま逃げるしかない!)

 食べられていく姿を振り切るように僕は店の出口を目指そうとして、ギョッとした。さっき床に倒れていた人がゆっくりと立ち上がって、僕に襲いかかってきたからだ。それに店の裏口のドアから何人か入ってきて、どんどんマズイ事になっている。
 掴まれそうになったけど、トンファーを使って振り払う。振り回すのが難しいけど、今はそんな事を言ってられない!
 店を出る瞬間、バリケードの向こうで食べられているお姉さんの姿に泣きたくなった。目の前にいたのに、助けることができなかった。
 歯を噛み締めながら、僕は外へ飛び出した。
 


350:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/03 21:54:06 aW4y3vic.net
とりあえず、修正はこれだけかと
次はもっと早く更新を目指したいですw

351:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/04 11:13:14 sB365IP+.net
流石です 面白いです
しかしあと649回の書き込みで終わるだろうか?
とりあえずすいません
貴重な1回をすいません

352:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 15:29:26 QvlDNIdZ.net
アゲ

353:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 16:58:25 IBjaKZ8S.net
ネタがなくてssやってるのか?

354:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/05 22:21:46 ZdmsHZIV.net
>>351 さん
とりあえず、無理ないⅠendを目標にやれるところまでw
まぁ、とことんやれるところまでw

355:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 00:25:20 lrlxefXN.net
そういやセーブオンに土産に39円アイスしこたま買い込むべと思って入ったら
本の所にゾンビ大辞典とかいうのがあったな、殆どがカラーでそれなりに面白かった

356:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 16:50:01 Lpcj4l3k.net
お久しぶりです。一回傍観者ネタやろうとして自爆した元「イグソートス」です!
かなり話を練り直してきたので、
351産の話に時間軸を合わせながら書こうと思うのですがいかがでしょうか?
ためしに今までの分に合わせて投稿したいと思いますのでよろしければご返事ください。

357:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 17:12:56 Lpcj4l3k.net
sage忘れていましたが(あと「さん」が「産」に…本当にすみません!)、改めて第一話いきます…
の前にここでの主人公紹介をします。

プロフィール:
      名前:黒田 裕 (くろだ ゆう)

      学年:高校第2学年

      性格:物事をいつも一歩離れてみている(要するに厄介ごとに巻き込まれたくないだけ)

    特殊技能:暗殺系の動きがなぜかでき、銃より刃物を持たせたほうが攻撃力は高い。(ゲーム上だと3倍の攻撃力)
         聴力が高く、反響音だけである程度周囲は把握できる。

   その他能力:勉強は文系は国語はできるが、英語はついていくのがやっとで、理系はトップクラス。特に体の構造に関しては並々ならぬ知識を持つ(百科事典や父親の大学時代の参考書から得た)

   身体的特徴:身長180センチ

学校での立ち位置:高校生徒会書記長、風紀担当(自爆したときの話とつなげると、白華に警察との合同企画を押し付けた張本人)

358:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/06 21:40:45 RnG8xBrp.net
>>357さん
ssの件ですが、別にいいですよ~w
こういうのは色々とあったほうが面白いですしw
楽しみにしています~

359:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/07 06:32:30 Phjc4aNx.net
では、第一話まいります。

………ヒュッ ボグッ ドタッ
裕:「また復讐か?白華。俺に当たっても不毛だぞ。っていうかそもそも体格差考えろよ」

白華(以下白):「うるせえ!俺に合同企画を押し付けやがって。どうせ面倒くさかったから押し付けただけだろ!」

裕:「そうだけど何か?しかしあれはもともと小学生のときに俺が始めたものだが高校に上がってまで同じ事やってたのでは俺と警察との合同企画になってしまうのでな、
   俺にできたんだからお前もできないことは無いだろ?これはお前の学校の企画であって俺の企画じゃない。何を言おうとこれが真実だ。」

白:「また「真実だ」説法かよ。裕の立てた企画には変わらないだろう?」

裕:「そうだけど、まあ、お前の隣にはいつも聖奈がいるだろう?あいつは有能な人だし、俺の近所に住んでるから
   俺との意思疎通にも事欠かないから同僚にしては最高じゃないか。」

白:「はぁ、不毛だ」(ボソッ)

裕:「不毛だと分かったらさっさと帰れ、秋の運動会の用意があるだろう?」

白:「変なとこだけ耳聡いのな分かったよ、帰るよ。」

裕:「分かればよろしい、あと楽しい夏休みを!」

裕:(あいつ、本当に存在感無いな…空を切る音が聞こえなかったら間違いなく病院送りになるところだった)
とぼとぼと去っていく白華を見送りながらそんなことを考えていると

聖奈(以下聖):「黒田さん!」

裕:「おお、聖奈か、ほんとに噂をすれば何とやらだな。…で何か用か?」

聖:「はい、最近父と弟が風邪を引いてしまったみたいなんですけど市販のでいいんですか?」

裕:「いいはずだけどどうしたんだ?何か変なのか?」

聖:「ええ、何か時折体を掻き毟ったり、風邪を引いているのにやけに食欲旺盛なんですよ」

裕:「ふむ、確かに変わっているな。で、病院の先生はなんと」

聖:「『熱によって神経が過剰に反応するようになって痒がっているんじゃないか』、という事と、『食欲中枢が活発化しているだけじゃないか』ということらしくて。」

裕:「確かに、そう考えたほうが妥当だろうな。」

聖:「で、とりあえずコンビニで風邪薬を買ってくるので、様子を看ててもらえませんか?」

裕:「構わないよ。じゃあ緑川さんの家に行こうか」

そして、彼らは緑川家に向かって歩き出した。その後、交わることはあっても最後までひとつにならない悪夢を見ようとは…誰も考えてはいなかった。

はい、これで第一話です。かなり長くなりましたが、とりあえず自爆した話にこれでけじめをつけたつもりです。(つまり白華ネタはもう出しません!)
ノビハザメンバーにはこれから何らかの形で関わり、命を救ったり、BOWをけしかけてしまったり(バイオゲラスetc…)、こちらも長い話になるとは思いますが、どうぞお付き合いください。

360:名無しさん@お腹いっぱい
09/08/07 19:10:24 Rv4fkYe8.net
久々に見に来たら、まさか再びにぎわっているとは……嬉しいな。
さて、俺は初期のブラック聖奈暴走ss書いていた奴だが、近々ギャグ作品単品でも
書きこむかな

361:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/08 22:14:53 5jltyFIT.net
では、第二話も投稿します。

緑川 聖奈宅前

聖:「じゃあよろしくお願いしますね」

裕:「ああ、ちゃんと看とくよ」

そして二人は別れ、それぞれの行くべきところへとっ向かっていった。

裕:「おじさん、俊樹君、大丈夫かい、お隣の裕です。聖奈さんからの頼みで来まし…ってお前何やっている!!」

そう、そのときには(無理Ⅴに則ると)聖奈の父親は理性を失い、ただ襲い来る食欲にしたがう獣と化し、
俊樹は恐怖と驚きの入り混じった表情で喉笛を噛み切られ、すでに帰らぬ人となっていた。

聖奈父:「はらへ…った。なにかたべもの…の……の…のの…ののののののののののののののののののの
     ののののののののののののののののの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

理性という箍がはずれた獣は、新たに見つけた若々しい肉隗へと襲い掛かった。

裕:「うわっ、よせっ来るな!」

人間と獣との戦い―そう形容するしかない格闘戦が始まった。

裕:「おじさん、すみません!」

の一言の数秒後には戦いは終わっていた。
彼は近くの文房具立てに立っていた鋏を素早く抜き、己の持つ知識をフルに活用し、脊髄から腕に伸びる運動神経をピンポイントで切断して、首の後ろの付け根を容赦なく
拳で殴り、一時的に麻痺状態にして、聖奈の父―獣を鎮めたのだった。

裕:「はぁ…はぁ…な…んでこ…んな事になったん…だ?」

彼は信じられない光景を見たショックと先ほどの戦いで呼吸をいままで無いほど激しく乱していた。
そして、彼は動かなくなった聖奈の父を再び見据えた。

裕:「……?何だ?皮膚が爛れ…いや、変色した角質がくっついている?ぱっと見た感じは死人の皮膚に見えるが、違う!
これは角質が剥がれ落ちるスピードが代謝に追いついていないだけだ!
なぜだ、なぜなんだ!どうしてこのような事が起きる!?分からないことが多すぎる!
しかし、どうやら聖奈には…言い辛いが、父親が実の息子を襲い、その上俺にまで手をかけようとしたこと…を伝えなくてはならないみたいだな。」

彼は立ち上がり、台所から包丁と果物ナイフ数本を拝借した。

裕:「すごく嫌な予感がする…念のためだ…借りさせていただきます。」

麻痺状態が解け始めて呻き始めた聖奈の父「だった」獣を尻目に彼は聖奈の家を後にした。

いかがでしたか?次は聖奈を再登場させるつもりです!
まあ、多分このままだとまた無理が出てくるので、プロフィールに追加入れてきます!
(ゲーム化も視野に入れて)できれば感想聞かせてください。
これは僕の短い人生経験の中で得た教訓ですが、「いい文章は決して一人の手によってできるものではない!」
これからもよろしくお願いします!

362:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/10 19:49:32 WbbyUvCs.net
>>350
期待

363:名無しさん@お腹いっぱい。:
09/08/17 18:06:14 IW48F+Jb.net
マイナーなCPが見たい・・・

のび太×サーシャとか、のび太×鳥柴とか、のび太×リーシャとか

○西先生、マイナーな・・・マイナーなssが見たいです




文才があったらな~・・・・・・

364:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/17 18:25:39 PZTdQBNG.net
>>363きみとは気が合いそうだ。しかし相手全員敵じゃないか(アンブレラ的な意味で)
これでは絡みは難しいぞ

365:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/17 18:27:21 PZTdQBNG.net
ちょいと考えたが2週目のED後ならいけるか。
鳥柴が野比の活躍に惚れ(自重)

366:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/19 23:37:01 XzgI+ivp.net
ど~も、お久しぶりですw
早く出来ると思ったら、思いっきり時間が掛っていました orz
相変わらず話の進行具合が遅い遅い(汗

それでは注意事項
1、基本のび太を中心(一人称だけでなく、三人称も使用します)ですが、時々別の人に。
2、のび太の話し方、性格などが若干違う風に感じられるかもしれませんが、
そこは『これがのびハザののび太なんだ!』という作者の妄想で作られて
いますので、ご注意ください。
3、オリジナル要素も混じり合っています。
4、のび太の射撃能力は世界一ぃぃぃぃぃ……かもしれない。

的な要素があります。

では、無理ないⅠ#03 をどうぞ

367:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/19 23:39:25 XzgI+ivp.net

 コンビニを出た僕は、すぐに走りだした。もちろん中にいる人達から逃げたい気持ちはあったけど、それとは別に行く場所はある。

(少し遠回りだけど、ここから一番近いのはスネオの家だ)

 ほんの少し前に別れた皆。大丈夫だと信じたいけど、やっぱり心配だ。ジャイアンはともかく、スネオや静香ちゃんは無事かな。特にスネオなんて、今頃泣いていそう。

「ママー、なんて叫んでいるかもね」

 ほんの少し笑いそうになって、だけど止めないといけなくなった。

「また、車……」

 前と同じように道を塞いでいるけど、今度はさっきと違って完全に燃えている。さすがにこの中を通ろうと思わない。けど、ここを通らないとスネオの家にはかなり遠回りになる。
 何かないかと辺りを見回したら、ちょうど向こう側へ行く歩道橋がある。あれなら安全に行ける。

「よし、行こ―」

「―助けてくれーー!!」

 さっそく行こうとしたら、先生くらいのおじさんがコンビニから出てきた。その表情はさっきのお姉さんと同じで、耳が痛いぐらいに叫びながら走っていく。その後ろからは、あの人たちがゆっくりと追いかけてきている。
 その中に、あのお姉さんも混じっていた。血だらけで、とても無事じゃない姿で。
 どういうこと? あのお姉さんは確かに食われて、とてもじゃないけど生きているとは思えない。だけど、あんな風になっていても動いている。その様子は僕の目にはまるで――

「い、今はそんな事考えている場合じゃない。あの……!」

 呼び止めようとしたけど、おじさんは僕に全然気付かず歩道橋の階段を上っていく。それを追いかけようとして、ふと歩道橋に隣接するビルの屋上に人の姿が見えた。その人たちも様子がおかしく、呻き声を上げながら金網を激しく叩いている。

「やっぱりあの人たちも……あっ!?」

 元から脆かったのか、それとも叩いていた人の力が強かったのは分からないけど、金網はあっけなく壊れた。その勢いで壊れたところからあの人たちが落ちたけど、問題なのはそこじゃない。落ちた場所が歩道橋で、しかもおじさんの目の前だということ。

「ひっ! く、来るな!」

 普通なら大怪我してもおかしくない高さだけど、やっぱりあの人たちは呻き声を上げながら立った。腕も足も折れている筈なのに、何事もないように。
 おじさんがその姿に恐がってしまって逃げようとするけど、後ろからはさっきのお姉さんたちが迫ってきていた。

「た、助けっ……ぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁ!!」

 おじさんが食べられてしまう光景を、僕は目を伏せるしか出来なかった。

「ううっ……」

 もう泣きたい、帰りたい、ドラえもんや皆に会いたい。そんな気持ちが声で出しそうになったけど、僕は必死に我慢する。だって、皆に会いたいなら尚更こんな所で止まっていられないじゃないか。
 気を取り直して、早く先へ進まないと。


368:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/19 23:40:57 XzgI+ivp.net

「……歩道橋は、もう使えないよね」

 行けば確実に食われるような場所に、わざわざ行きたくはない。なら、もう一つの方を行くしかない。
 そう、目の前の車を乗り越える。もちろん、ちゃんと無事に行けるようにだけど。

「あそこで拾っておいて良かったよ」

 携帯消化器を取り出して、目の前の燃える車にホースのノズルを向ける。CM通りなら、これぐらいの火は消せると思うけど、大丈夫かな? そう思ってレバーを握った途端、凄い勢いで薬剤が出ていく光景にはビックリした。

「……宣伝するだけはあるなぁ」

 ノズルから粉末が出なくなった時には、車だけでなく周りの火も消えていた。ホント、見掛けによらないってこういう事を言うんだろうね。

「感心している場合じゃないや。早く行こう」

 空になった消火器を置いて、襲い掛かってくる人たちを避けながら走っていく。途中掴まれそうになるけど、段々とトンファーに慣れてきたおかげか、上手く振り払えるようになってきた。

(あまり嬉しくはないけどね……)

 そんな事を考えながら走っていると、向こうから金網を叩く音が聞こえてくる。だけどさっき聞いた音よりも大きく、それに呻き声も沢山耳に入ってくる。
 僕は少しだけ走る足を緩めて、辺りを見回してから電柱の影に隠れる。そのままゆっくりと音が出る場所を覗いて見たけど、すぐに頭を引っ込めた。

(び、びっくりした~!)

 目に映った先にはスーパーがあるけど、その入口にあの人たちが沢山いる光景には心臓が止まるかと思った。けど金網が張られていて、道路側には出てこられないみたい。それに道路にもいる人も一人だけで、多分大丈夫。

「後はあそこを抜けられるか、かな……?」

 スネオの家まではあと少しなのに、そこに行く道が完全に火の海になっている。持っている消火器の凄さは分かったけど、あれを消せるかどうかは難しいと思う。
 だけど、いつまでもここで止まっている訳にもいかない。

「……よし!」

 しっかりとトンファーを握り締めて、全速力で行く。僕の姿を見たせいか、さっきより金網を叩く音が凄く聞こえるけど無視だ。見たら怖くなっちゃいそうだし、さっきの事もあるから時間も掛けられない。とりあえず、道路にいた人を何とかしないと。
走る僕を掴まえようとする腕を避けて、そのままトンファーを思いっきり脚にぶつける。一か八かだったけど、上手く転んでくれた。悪いとは思うけど、消火中に邪魔されたくない。


369:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/19 23:42:02 XzgI+ivp.net
 あの人が転んでいる間に炎に近づいたけど、

「う、うわっ!?」

 あまりの火の勢いに、足が勝手に下がってしまう。遠くからでも分かっていたつもりだけど、実際近くで見てみると全然違っていた。

「……これじゃ無理だ」

 今持っている携帯消火器は凄いけど、さすがにこの火を消すには力不足だ。せめてもう二、三本くらいあれば、もしかしたらいけるかも知れないけど。

「今から戻る? ううん、戻ってもあるかどうか分からないし、それにあの人たちが……うわっ!!」

 どうしようかと呑気に考えていた僕は馬鹿だ。いつの間にか、さっき転がした人が近づいていた事に気が付けていなかった。その人は這いずるように足元にいて、握りつぶすんじゃないかと思えるぐらいに僕の右足を掴んでいる。

「は、離せっ!!」

 もう片方の足で力一杯蹴るけど、離すどころかさらに力が強くなっている。そして、ゆっくりと口を近づけて……

(食われる!?)

 そう思った時、僕は思いっきりトンファーをその人の頭に振り下ろしていた。

「……えっ?」

 気付いた時には、目の前には僕の右足を掴んだまま頭が潰れた人がいた。あれだけ大怪我をしていても動いていたのに、もう動いていない。そして、僕の右手に持っていたトンファーは血まみれで……

「う、うわあああああああぁぁぁぁぁ!!!」

 僕は思わず、ソレを放り投げる。カランカランと派手に落ちたけど、どうでもよかった。

「……殺した? 僕が、殺した?」

 トンファーを持っていた右手に付いた血が、間違いなく僕がしたんだと教えてくれる。その事が分かった僕の顔は、多分青ざめていると思う。全身震えて、凄く気持ち悪い。

「ど、どうしよ……っ!?」

 パニックになりそうになった時、すぐ近くでガシャンと凄い音が鳴った。震えていた肩が止まるほどビクッてしたけど、目を向けた先のものを見た時は悲鳴を上げそうになった。
 激しい音を立てて倒れた金網を乗り越えて、あの人たちが出てきたからだ。しかもさっき来た道からもやって来て、右からも左からもゆっくりと向かう姿に腰が抜けそうで……

「……しっかりしろ、野比のび太! 皆に……ドラえもんに会うんだ!」

 僕は頬を叩いて気合いを入れてから、足元にいた人にごめんなさいと心の中で言う。許されないかもしれない、けど僕はこんな所で死にたくない!
 逃げる前に、少し悩んだけど放り投げたトンファーを拾う。本当は少し嫌だったけどあったほうが身のためだと思って、すぐさまスーパーに向かって走った。


370:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/19 23:46:37 XzgI+ivp.net
とりあえず、終了です。
ところで、私は1レス大体1000文字くらいで投下していますけど、
このくらいで大丈夫でしょうか?
それと、ssの量ももうちょっと増やしたほうが良いでしょうか?
時間も掛るでしょうが、進行具合は進むとは思いますけど……
皆様の感想、意見お待ちしています

371:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 00:33:24 HGS4gDAV.net


372:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/20 22:06:11 dpzVw0h7.net
乙でした!

373:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 19:20:26 zEAv7ZpJ.net


374:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 19:48:33 ttFQVDxp.net
初うpの14歳です。へたっぴな文章ですがよろしくお願いします。
 ストーリーは無理Ⅰをベースにしたオリジナルストーリーです。長いので、皆さんの評価によっては、続きを書くかもしれません。(途中でやめる予定)
基本的にのび太視点ですが、ストーリー上他キャラの視点も混ぜたいと思います。

のび太達の設定が色々変わっているかもしれません。何しろドラえもんの知識はほとんどわすれているので・・ではどうぞ

僕の名前は野比のび太。学校では居眠りをし、テストでは0点をよくとって先生によく怒られる、いわゆる落ちこぼれだ。
いや、「だった」というべきかも知れない。もうそれは過去のことだから・・・これは、仲間といったバカンスの帰った後から始まった、
僕達の生き残りをかけた戦いの話だ。
2004年7月28日
「またなのび太」「うん、バイバイ」
そういって皆と別れたのがつい十数分前のはずなのに、もう丸一日たった気がする。
皆と別れた後僕とドラえもんは、三日ぶりに会う家族に顔を出しに行った。でも・・・・そこにいたのは見慣れたママじゃなかった。
「ママ、ただいま!」ママは僕に返事も返さず何かを食べていた。・・・・パパだった・・次の食べ物を見つけたかのように、ママはこっちへ振り向いた!
「ま、ママ?パパをどうしたの?」ママは返事をしない。まるで僕も食べようとしてるみたいじゃないか!「のび太君様子が変だ!何時ものままじゃない!」
そんなことくらい言われなくたってわかってたけど、でもいまだに状況が理解できなかった。その間にもママはこっちに向かって来る。そして僕に噛み付こうとしたその時、
「危ないのび太君!」ドラえもんが間一髪で助けてくれた。「のび太君!僕がママを何とかするから・・その間に外に逃げて!!」
「でっでも・・!」「早く!!」・・正直怖かった、ドラえもんなしで行かなきゃならないなんて、でも行くしかなかった。実際僕には何もできないから・・
「ドラえもん、絶対にきてね!!」そういって僕は玄関を飛び出した。でも、目の前に入ってきた景色は地獄だった。

375:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/21 19:56:02 ttFQVDxp.net
上の374番
予想以上にここまで書くのに時間がかかってしまいました。あんまりよくない文章ですね・・
これを読んでクソだと思ったらどんどん批判してかまいません。長い文章、読んでくれてありがとうございます。

376:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/22 20:14:50 1q6weJ8p.net
初めて書いてみました。これは本当のバイオにのび太達とで会っていたらという設定です。
読んだら何か感想を下さい。

ススキ原とR市の地獄から生還したのび太は対B.O.W特殊部隊に入っていた。
彼に与えられた任務はラクーンシティにあるアンブレラの調査だった。
しかし・・・
のび太「参ったなー。車がエンストしちゃうなんて。」
幸いにして近くに止まったのでたいした距離ではないので歩いても着くのだが。
のび太「でも、やっぱり遠いよう。」
もうかれこれ1時間近く歩いているが町の明かりが見えてきた程度だ。
のび太「・・・。ヒッチハイクでもしようかな?」
もう日が傾いている。さすがにそれは無理かな~と思っていると。
のび太「ん?」
後ろから車のライトが見えてきた。
のび太「だめもとでやってみるか・・・。」
一応のび太は訓練を受けているので英語は話せる。話しかけられても大丈夫なのだ。
昔の映画で見たように真似してみた。普通なら止まることは無いのだが。(いわゆる犯罪の手口でもあるからだが)
車はのび太のところで止まった。中からは若い男が出てきた。一目で警察官だと分かった。服に『POLICE』と書かれていたからだ。
若い男「ヒッチハイクか?あぶないぞ。子供がそんなこと。」
のび太「すいません。ラクーンシティまで乗せてってもらえませんか?」
若い男「ラクーンシティ? それならちょうど俺も向かうところだ。いいぞ、乗れ。」
のび太「ありがとうございます。」
(これらの会話は英語だが日本語に変換してあります。以下同じです。)
のび太は車に乗った。一応自己紹介しておこう。
のび太「僕はのび太、野比のび太です。」
若い男「俺は、レオン。レオン・S・ケネディ。ラクーンシティに配属された警官だ。」

とりあえずここまでですが気が向いたら続きを書きます。






377:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/23 00:10:57 HodSSumO.net
いや~最高
続き期待

378:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/23 11:37:32 AdjBKIl1.net
376の続き

レオンという警官の車に乗せてもらったのび太はラクーンシティには親戚に会いに来たと説明した。
レオン「しかし、子供一人で知らない国に来るなんてな。」
のび太「本当はその人たちが迎えに来てくれる予定だったんですけど。ちょっと都合が合わないみたいで。」
レオン「ふ~ん。なんだったらそこまで送っていくかい?」
のび太「いえ、適当なところで下ろしてもらってかまいません。後は僕一人で行きますから。」
レオン「夜に子供がふらふらしていたら危ないぞ。子供は子供らしく好意に甘えなさい。」
のび太「・・・分かりました。」
どうしよう適当な嘘ついちゃったからそんな細かい場所まで指定できないし。
やがて町の店舗や住宅が見え始めてきたころ、道路にカラスが群がっていた。
それだけなら問題ないのだけれど、何か大きな物がある。
レオン「何だ?」
そういってレオンは車を止めた。
レオン「ちょっと見てくる。」
そういって降りた。でもあのシルエットはどう見ても人間だ。
レオン「人間か?」
彼がそう思うのも無理は無い。それだけ遺体の損傷が激しかった。
まさかゾンビに・・・なんてことは、無いよね? そう思っていたが彼の危機察知能力が警鐘を鳴らしている。
それに夜だからって車一台、人一人見当たらない。まるで町そのものが死んだようだ。
のび太は自然と隠し持っていたハンドガンに手をあてた。それから車から降りて近くまで寄っていった。
レオンは死体の傷を見ていた。
レオン「なんて傷だ! どうしてこんな?」
僕も見てみようと近寄ろうとした。突然後ろから気配を感じた。
のび太「!?」
レオン「・・・何だ?」

こんなところです。
結構書くの大変です。ゲームだとすぐなのに。
内容がまとまったらまた続きを書きます。

379:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/25 14:00:05 cugOnOLb.net
後ろにはフラフラと夢遊病のように歩く人たちがいた。まさか! 本当に!
のび太「うわっ!?」
僕は捕まりそうになったが間一髪バックステップでレオンの場所まで下がれた。
レオン「!?」
小さい路地から続々とゾンビがやってきた。とっさに応戦しようとしたが警官がいる、最悪後ろから撃たれかねない。
レオン「こいつら一体?」
そうこうしているうちにかなりの数のゾンビが集まった。
レオン「のび太、下がっていろ!!」
レオンは後ろに押しのけた。のび太は歯噛みした。これではいざというときに反撃できない!
レオン「よし、そこまでだ!」
そう言ったレオンの手にはハンドガンがあった。
レオン「止まれ!」
レオンはゾンビを知らない、ゾンビになった人間は思考能力が著しく低下する。当然ながら止まるはずが無い。
レオン「止まるんだ・・・!」
・・・?。今、足元にいた死体が動いたように見えた
のび太「・・・あ!?」
と思ったたらレオンの足にしがみついた。やはりゾンビ化していた。
レオン「なに!?」
必死に振り払おうとしているが、ゾンビはものすごい力で掴んで噛み付こうとしている。もう限界だ!!
のび太はしがみついているゾンビを持ち前の早撃ちと正確な狙いで撃った。
バン!
頭部にヒットしそれきり動かなくなる。
レオン「なっ!? くっ・・・!」
突然の事に驚いている彼だったが今の事態を思い出しゾンビから距離をとった。
レオン「お前なんて事・・・!?」
のび太「説明は後で! それよりもまずは・・・。」
のび太は銃口をゾンビに向ける。レオンも少し苦虫を噛み潰したような顔をしたが、銃をゾンビに向けた。

続く。


380:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 00:23:13 fHZPqaWK.net
ど~も、お久しぶりですw
前回よりは早く、そして量も多くなった(汗

それでは注意事項
1、基本のび太を中心(一人称だけでなく、三人称も使用します)ですが、時々別の人に。
2、のび太の話し方、性格などが若干違う風に感じられるかもしれませんが、
そこは『これがのびハザののび太なんだ!』という作者の妄想で作られて
いますので、ご注意ください。
3、オリジナル要素も混じり合っています。
4、のび太の射撃能力は世界一ぃぃぃぃぃ……かもしれない。

的な要素があります。

では、無理ないⅠ#04 をどうぞ

381:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 00:24:14 fHZPqaWK.net

(確か、スーパーの中に非常口があったよね)

 ママと何度か来た事があるから、場所は覚えてる。その時のことを思い出したら、少しだけ泣きそうになったけど我慢した。
途中、やっぱりあの人たちが襲ってくる。必死に避けるけど、さすがに多すぎて腕を少し引っ掻かれて腕が痛かったけど、泣く暇もない。
 必死にスーパーに向かうけど、中に入るドアも周りと同じように火に包まれていた。でもこのぐらいなら消火器で消せるだろうと思ったけど、邪魔をされてとても消せる暇がない。

「えいっ!! って、うわあ!?」

 とりあえずトンファーでさっきと同じように何人か転がしていたけど、力を入れすぎて僕が転んでしまった。こんな時にあれだけど、僕って鈍くさいなぁ。

「いてて……あれ、これって?」

 地面に手を付いた時、その中に何か固いものがある。何かなと見ようとしたけど、転がした人が這いずって来るのに気付いて、とりあえずソレはポケットに入れちゃおう!
 何かは分からないけど、確かめるのは後。僕はすぐに立ち上がってから全速力で逃げ出した。

「スーパーは無理! でも、あっちは無理だから……こっち!」

 何とか道路に出て、改めて元来た道を見るとさっきより多くなっている。なら逆と見たら、何人かいるけど何とか通れそうな道があった。そっちに道がある事を願って走る。
 曲がり角の先には倉庫みたいな建物があって、そこに入るドアが見えた。

「あった! 僕ってついてる!」

 思わず吹けない口笛の真似をして、周りの人を振り切るように急ぐ。さっきのように転がしてないから当然追いかけてくるけど、すぐに入って閉めれば大丈夫。
 飛び移るように、ドアノブに手を掛けて、

「……あ、あれ?」

 勢いよく回すけど、ドアノブは途中までしか回らない。いくら頑張っても、ガチャガチャって音が鳴るだけだ。
 ……もしかして、鍵が掛っている?

「やっぱり僕ってついてな~い!!」

 後ろから近づいてくる人たちの呻き声に、僕は何かないかとポケットを探ったら何か落ちた。さっきスーパーで転んだ拍子に見つけて、何となく持ってきた鍵だ。ついているタグには『倉庫』って書かれているけど、もしかしてここのだったりしないかな。
まさかと思うけど、今はこれに託すしかない。

「お願い!!」

 祈りながら鍵穴に差し込み、左に回すと―カチャって音が聞こえた。その事で喜びそうになったけど、それより前にすぐに中に入って鍵を閉める。そのすぐ後にドンドンとドアを叩く音が聞こえるけど、どうやら開けられないみたい。
多分大丈夫かな、そう思ったらついドアを背に座り込んでしまった。


382:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 00:24:56 fHZPqaWK.net

「……ふぅ、とりあえず一安心かな」

 そんな風に言ってみるけど、僕の心臓は今凄くバクバクしている。口からは言葉が軽く言えるのに、身体が凄く震えて仕方ない。助けてって叫びたいのに、どうしようもないからかな?

「……あれ、今何か?」

 ふと、何かが聞こえたような気がして、立とうとしたら転んだ。そう言えば、ずっと走っていたから当然だよね。これじゃ、まるで生まれたてのお馬さんだ。
 バシッと足を叩いて、しっかりと立ってから中を見渡す。少し暗かったけど、明かりもあったから大体見える。てっきり、あの人たちが隠れているかもと思ったけど、そんな風には何故か思えない。

「気のせいかな?」

 でも、念のため早く出た方がいいかも。そう思ってトンファーを握り締めながら歩いていると、誰かが倒れているのが見えた。

「お巡さんの死体だ……。隠れていた所で力尽きたのかな」

 このお巡りさんも首や顔が血だらけで、とても見ていられない。僕はそっと手を合わせてから、ここを出ていこうとをした時、

「……う、ううっ」

「っ!」

 突然聞こえたお巡りさんの呻き声に、僕は慌ててトンファーを構えた。この人もなのかなと思ったけど、どこかあの人たちと様子が違う感じがする。

「だ……誰かいるのか?」

「だ、大丈夫ですか!?」

 その人がしっかりと目を開けて僕を見た、それだけで大丈夫だと思った。
 今までの人は僕を見ているんだけど、僕自身を見ているように見えなかったから。何だか、別の何かとして見ているようで凄く恐い。ママの時でも思ったけど、まるでライオンが獲物を食べようとするような感じで同じ人には思えない。

「はぁはぁ、まともな人間のようだな……。随分と声が幼いが……子供かい……?」

 首を動かそうとするだけでも辛そうなお巡りさんに、僕はすぐに支えようとしたけど止められた。無理やり笑おうとしているけど、僕に向ける目がどうしようもないって言っているのが分かっちゃったから、それが凄く悲しかった。

「私の事は……いい、から。早くここを、出て、逃げなさい」

 周りがこんな状況だから、お巡りさんの言う通り早く逃げた方がいいに決まっている。
 けど、

「一体何があったんですか!? あの人達は何者なんですか!!」

 ようやくまともに会話出来る人に会えただけに、僕は堪らずずっと思っていた事を口に出した。この町で起きている異常な事について。僕達がいなかった三日間の間に、何があったのかを。
 僕の言葉にお巡りさんは黙っていたけど、ゆっくりと話し始めてくれた。


383:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 00:26:10 fHZPqaWK.net

「私にも……わからない……。一昨日辺りから……街中を徘徊し、ている不審者……が報告されて……」

 途切れ途切れに喋るお巡りさんだったけど、口を動かすだけでも辛そうだ。やっぱり止めた方がいいと思ったけど、ゆっくりと首を振るだけで止めてはくれなかった。

「不審に、思って……声を掛け、たが……いきなり、噛み付かれて……目をやられて……ごほっ、あぐぐっ……」

「血が……! ど、どうしたら!?」

 急にお巡りさんの全身から血が噴き出して、苦しそうに身体を丸めた。
 その様子に僕は何をどうすればいいのか分からなくて、頭がパニックになってしまう。そう言えばポケットに包帯と止血剤があったのを思い出して、取り出そうとしてまた止められた。

「わ、たしのことは、いい。早く……!」

「で、でも……っ!?」

 どうすればいいか迷っていると、後ろからガラスの割れる音が聞こえた。まさかと思って振り振りかえると、割れた窓から入ってきたのは血だらけの人。やっぱり外にいる人達と同じで、とても生きている人には見えない。
 ゆっくりと僕達に向かって来るから、早く逃げないと思ったけど、大変な事に気付いた。

「し、しまった!」

「どうしたんだ!? 奴らが来たのか!?」

 お巡りさんの言葉に返す余裕なんて、僕にはなかった。
 僕とお巡りさんがいる場所は左右に荷物が積まれて、行き止まりの路地裏みたいな所。でも、その出口をあの人が塞いでしまっているから、逃げようにも逃げられない。

「う、わああああああ! もう駄目だああああぁぁ!!」

 少し暗い中で血だらけのあの人が僕を見た瞬間、限界だった。何度も我慢してきたけど、もう無理だ。僕も、パパや周りの人と同じように食われるんだ。
 もしかしたらトンファーを使えば何とか抜けられるかもしれないけど、もう近寄る勇気なんてない。
 喚きながら、涙も出そうになった時、

「……私の、右ポケット近くの……ホルスターに……」

「えっ!?」

 お巡りさんの言葉に、僕は振り返る。もちろん後ろにあの人が迫って来ているのは分かっているけど、今は気にしていられなかった。

「銃と……弾がある。……早く、取るんだ!」」

 怒鳴りつけるような言葉に、僕は慌ててお巡りさんの腰にあるホルスターから銃を取り出した。手に取った時に感じた重さは、これまでよく使ってきた秘密道具の銃とは違った重さで、少しだけ恐く感じた。
 
「……君は、射撃とかの経験は……?」

「……本物は撃った事はないですが……。射撃には自信があります」

「……そうか」


384:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 00:26:54 fHZPqaWK.net

 射撃には自信があるのは本当だけど、本物で撃った事がないというのは嘘だ。今の状況もあの時と同じだけど、今はそんな事を言っている場合じゃない。
 何とか銃のシリンダーに弾を込めて、銃身を歩いてくる人に向ける。けど、引き金が何故か引けなかった。早く撃たないといけないのに、どうしても指が動かない。

「相手を、人と思わなくていい……。しっかりと狙って、撃つんだ……!」

「で、でも、撃ったら……」

 お巡りさんの言う通りで、撃たないと僕達は殺される。でも、僕が持っているものは本物で、撃ったらもっと血が出て死んじゃう。さっきの人のように、動かなくなる。

「……躊躇うのも、無理はない……だが、撃たなければ君が殺されるぞ! こんなところで、訳も分からず君は死にたい、のかっ!?」

「…………嫌だ。僕は、死にたくない。皆に会うんだ!!」

 お巡りさんの言葉に、僕は覚悟を決めた。しっかりと銃を持って、さっきまで震えていた銃身も真っ直ぐ向ける。

「頭を……狙うんだ。胴体に撃ちこんでも、まるでゾンビみたいに……っ!」

 その言葉に従って、僕は目の前の人の頭に定めて……撃つ。撃った時の銃の反動が凄かったけど、弾はその人の頭を貫いた。
 ただ、当たった瞬間に頭が木っ端微塵になったのは僕の心臓が止まりそうになった。それ以上に頭がないのに歩いてくる姿なんて、見ていて気分が悪い。だけど、そんなに時間を置かずに倒れて、その人が動かなくなった事を確認してから少しだけ息をついた。

「本当に、映画にいるゾンビみたいだ……」

 というより、見た目も特徴もゾンビそのものだ。でも、やっぱりこっちの方が恐かったのは言うまでもないよね。

「……まだ、何か聞こえる」

倉庫の奥から聞こえる呻き声に、僕はすぐにあの人たち―ゾンビだと思って、そっと歩いていく。銃を握り締めて、声のする方に向かう。

「……いた」

 奥には隣の部屋に続くドアがあったけど、そこに一人のゾンビがいる。まだこっちに気付いていないから、ゆっくりと狙いを定めてから撃つ。
 だけど、確かに弾は当たった筈なのに、倒れる風には見えなかった。むしろ撃った僕の姿に気付いて、ゆっくりと歩いてきた。

「っ、なら!」

 一発で駄目ならさらに二発撃ちこんで、ようやく倒れてくれた。
 たぶん、初めの人は怪我が酷かったのか、それとも単純に運が良かっただけだと思う。頭を撃っても倒れてくれるわけじゃないみたいだ。
 とりあえず、これ以上入って来れないように奥のドアを閉めてからお巡りさんの下へ戻った。


385:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 00:28:44 fHZPqaWK.net

「どうやら、上手くやったようだね……。君みたいな腕前の奴が多ければ……私達もこんな、事には……」

「僕なんか、大したことないですよ……」

 お巡りさんは褒めているのかもしれないけど、僕は素直に喜べなかった。もし僕にもっと力があれば、あのお姉さんもおじさんも助けられたかもしれないから。

「……ここ、を出たら、真っ直ぐ……人の集まりやすい、場所を……目指しなさい。君、の友達や……家族も……。きっと、そこに……い、る筈だよ」

「……ママも……パパも……」

 家族と言う言葉に、つい少し前の出来事を思い出してしまう。僕の目の前でパパが死んで、多分ママもあの時には死んでいたんだ。
 家族はもういないと言おうかと思っていると、お巡りさんが辛そうに咳をした。口からも血が沢山出して、僕はお巡りさんの身体を支えようとしたけど、思わず手を離してしまった。
 お巡りさんの身体は、まるで氷のように凄く冷たかったから。そんな状態なのに、お巡りさんは笑みを浮かべていた。

「銃と必要な物は、持っていきなさい……。気を……つけてな……」

「お巡りさん!」

 すぐに近寄ったけど、もうお巡りさんは僕に何も返さなかった。
 ほんの少ししか話が出来なかったけど、いい人だったと間違いなかった。初めて会った筈なのに、こんな状況でも最後まで心配してくれた。

「……これ、使わせてもらいます」

 近くに落ちていたウェストポーチは、たぶんお巡りさんの物だ。それにホルスターを取り付けてから腰に回し、銃を収めた。少し大きめだけど、走るには問題にはならないと思う。
 そうしていると、入口のドアが軋む音が聞こえてきた。それと、沢山の呻き声も。たぶん、あのドアも壊れるだろうから、ここも危なくなる。

「……僕は行きます。助けてくれて、ありがとうございました」

 僕はお巡りさんに背を向けて、奥のドアへ走っていく。目から流れた涙を袖で拭くけど、全然止まらなかった。


386:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 00:31:22 fHZPqaWK.net
とりあえず、終了です。
ようやく次から仲間と合流です。
実は今までが序章という罠(ワッナニヲ

では、ちょっとした補足
1.現実的に小学五年生が銃を撃てるか?
  A.種類にも寄りますが、撃てるものはあります。今回はそれに該当したということで。
2.それでものび太に銃を撃てるか?
  A.撃てるだろうと思っております。本作品でものび太が言っていますが、彼は本物の銃を使った事があります。詳しくは原作24巻「ガンファイターのび太」参照。

ちなみに調べている内に恐ろしい事実が発覚。
現在のハンドガン(拳銃等)は、トリガーとハンマー(撃鉄)が連動している銃が大抵である。
しかし、のび太が使った本物の銃は西部の時代のもの。その時代の主流はハンマーを手動で起こすタイプのものらしいので、これに該当されると推測される。
つまりのび太は自力でハンマーをおこし、しかも連射して二人を仕留めたというのだから恐ろしい。


387:無理ないⅠ ◆jPpg5.obl6
09/08/26 21:22:18 fHZPqaWK.net
↑の二人と言うのは作中ではなく、原作に出てくる無法者の二人です。
さらに余談ですが、のび太は二丁拳銃で複数の相手の銃を連射して撃ち落としていたりする。
お前、すげえよ(笑

388:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/27 23:46:45 8kls7q4i.net
中々だな
期待!

389:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/28 00:52:14 6MH5aajc.net
やば!ちょっと待ってて無理Ⅰさん!のびたを学校に行かせる前に一つか二つ
話を入れるつもりですから暫しお待ちを!

390:名無しさん@お腹いっぱい。
09/08/28 01:30:31 6MH5aajc.net
プロフィール:
      名前:黒田 裕 (くろだ ゆう) (顔グラはリシングスキーの髪黒ぐらいかな)

      学年:高校第2学年

      性格:物事をいつも一歩離れてみている(要するに厄介ごとに巻き込まれたくないだけ)

      技能:二刀流の達人で、銃より刃物を持たせたほうが攻撃力は高い。(ゲーム上だと刃物だけ1.5倍の攻撃力で2倍速攻撃)
         聴力が高く、反響音だけである程度周囲は把握できる。
         本当はすでに体はボロボロだが、自らに暗示をかけて各臓器を(無理やり)プラシーボ効果でもたせている。
         そのため、ゲームにしたらTPが切れるだけでも死ぬ。

    特殊技能:瞑想…HPを消費する代わりにTP回復(MAP上に敵がいるとできない)
         強制再生…TPを消費する代わりにHP回復(MAP上に敵がいるとできない)
         (つまり回復道具はゲーム上無いに等しい(のび太達が持ってちゃうしね))
         ナイフ投げ…TP消費は0だが刃物を1本失う
         超集中力…出来杉の狂喜の刃と変わりません
         ???×4…何かは秘密です。無理Ⅱで出すつもりです

   その他能力:体の構造に関しては並々ならぬ知識を持つ(百科事典や父親の大学時代の参考書から得た)
         本人は気づいてはいないが時折超能力を使用する。(主にサイコメトラー(実はそれで聖奈の父親を調べてたりする))

すみません、もう少ししたら次の話を投稿しますのでお待ちください。

391:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/02 16:02:07 nHHX852g.net
遅くなりました、第3話です。

タッタッタッタッタッタッ…
裕は一人道を駆けていた。
時々聖奈の父親のような物に襲われたが、聖奈の家から拝借してきた包丁を、
両手に一本づつもってとりあえず相手の神経を刺して打ち倒していった。

裕:「どうなっているんだこの町は…この町の人間のほとんどが発狂したんじゃないのか?
   全く理解に苦しむ状況だな。って聖奈よ、お前はどこに消えたのだ?コンビニにも居ないし…
   まさかあいつらに襲われてもうこの世にいない…ってどんだけ不吉なこと考えてんだ俺はぁ!
   ふう…どうにかして聖奈と落ち合わないとな。」

そして彼はそのまま様々な所で火の手が上がっている道を抜け、一本の川に架かる橋に着いた。

裕:(!)

そこで彼は信じられないものを目の当たりにした。
そう、それは車をバリケード代わりにしているのであろうか、車が道路に対して横に並んでいる手前で
死体の山としか言い表す言葉がない状態だった。

裕:「…………………」

裕が言葉を失っていると、その死体の山の中からかすかな声が聞こえてきた

?:「だ…誰か…誰か助けてくれ…死…にた…くない、死にたくないんだ。」
裕:「誰かいるのか?…いたっ警察の人か、大丈夫ですか!…出血がひどいな。動けそうですか?」
?:「もう足の感覚が無い…避難場所の学校に運んでくれ…そうだ…君…私の傍に銃が落ちてるはずだ…それを使いなさい…弾は入っているはずだ…」
裕:「僕が持ったら銃刀法違反になりませんか?」
?:「今は特例が出て帯銃帯刀が許可されている…だから持っていい」
裕:「分かりました。とりあえず学校へ行きましょう。そこで手当てをすればいいんですね。」

そして裕は警察官を担ごうとしたその時、視界の端に赤黒い「何か」が急に起き上がったのを捉えた。

裕:「またか!」
?:「あいつ…まだ生きてたのか!あの娘(聖奈)が殺したはずなのに!」
裕:「へ?一回倒されてたの?ってさすがに逃げないとやばいな。」
?:「君!私のことよりもよりもあいつを先に倒しなさい!
   あれを人だと思ったらいけない、撃たなければ君が殺されるぞ!
   こんなところで、訳も分からず君は死にたいのか?」
裕:「一つだけ分かった事がある…躊躇していたら周りの死体を見るに{食われる}んだな、
   もう容赦はしない…お前…かかって来い!」

しかし彼はまだ知らなかった赤黒い「それ」は他のものと違うことを…


すみません。これで第三話終了です。(聖奈出ませんでしたすみません!)
次でクリムゾン倒して学校行きますからそれまで聖奈はお待ちください。
あと固定ハンドルネームにしていいですか?名前は「Another」で、
そうだ!ゲーム化した際のHP・TPは200・150です
もう少ししたら次の話を入れるのでお待ちください!

392:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 22:25:13 4Alfw2W6.net
ふふふ…あっはっはっはっは!やっとインフルエンザ(A型)から回復しました!
お陰でやっと第4話が書けるってものだ!病み上がりでテンションがおかしいけど
それでは投下!

………
裕はかれこれ10分もの間激しく赤黒い血管が露出しているゾンビ___後に名を知ることになるが俗にクリムゾンゾンビと
もはやほぼナイフのようになっている爪と裕の持つ包丁(二刀流)で格闘していた。

裕:「クッ…今までのやつとはあきらかにパワーもスピードも違う!
   殺すつもりは無かったから今まで麻痺させていたがもう、こうなったら
   本当に殺すつもりでかからなきゃ間違いなく食い殺される!」

そう彼はもう気付いていた、そこらじゅうに倒れて死んでいる人達、
今にも死にそうな警察官に共通にあるもの…それは抉り口の浅い、縦に6~8本のすじの入った傷だった。
普通の肉食動物だと必然的に抉れたときの傷が深くなる(特に犬では)。
しかし、そう、人間には必ず頬があり、思い切りがぶりついたとしてもそれほど深く肉を抉ることはできない___つまり
あれぐらいの形状が残せるのは猿かチンパンジーとかだが、そんな状況はありえない、何故なら回りは
火の海、普通の動物なら逃げ出すような状況なのである。
なら必然的に人間__しかも今目の前にいるようなものや思い出すのもつらいが聖奈の父親みたいなものしか考えられなうからだ。
そう思いたくなくても現実今も目の前に肉に飢えた人の姿をしている化け物がいる__もう受け入れるしかなかった。
そして裕はあらゆる価値観をかなぐり捨てて一つの結論に至った。
そう、迷いはどこにも無い、そこにあるのはただ、生きるか死ぬか、食うか食われるかだった、
そう思えた瞬間に裕の太刀筋が変わった
今までは相手の無力化を狙いとした動きだったのに対して最小限まで体から放つ殺意を押さえ込み、
刃は見えていても相手の体に恐怖感を与えず一方的に斬りつける__見えるのに体が動かない__殺戮目的の刃の振るい方に切り替わったのだ。

裕:「…終いだ。」

この一言とほぼ同時に赤黒い化け物はばらばらになって崩れ落ちた。
しかし価値観を捨てても良心が叫ぶ、「こんな事して良かったのか」と
だが倒さなくては生きていけないと思っている自分が現にいる。

393:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/24 22:27:04 4Alfw2W6.net
長すぎたので続きです

その葛藤の中にいると一つか細い声が

警察官:「やったか…だが…もうだめみたいだ…意識を声を出して繋ぎ止めるので精一杯だ
     私をおいて近くの小学校に行きなさ…い、そこなら多少はひとがいるはずだ。
     君は…死んではいかん、必ず生き残ってすべてを知らせるんだ!」
裕:「ん、ちょっと待て、知らせるって、つまり公表されていないのか?」
警察官:「無線を…聴いてい…た限りではいったん町を封鎖して救出するつもりだったのだろうが、外からの救出チームはことごとく全滅、
     …というか連絡途…絶、入りたくても火事の煙で視界不調のためヘリも出ようにも出れない。
     危険極まりないので報道陣も敬遠しているみたいだ…よりむしろ救出者に取材しようと構えているらしい」
裕:「うわっ、肝心なときに役立たねえ
   そうだ…時に、そういえばあんた、名前は?」
木戸:「木戸だ…もし、妻と子供にあったら私の死と一言{浮気してごめん☆}と伝えてく…」
しかし言い切ることなく木戸という浮気野郎はただのごみ(可燃物)となった
裕:「うぅわナレーター酷っ、っていうか辞世の言葉が{浮気してごめん☆}かよ!
   内容も内容だが語尾に☆をつけるのはどうよ。
   …だけど知らせるべきなのは本当のようだ。あなたの言葉は確かに受け取ったよ…名前の分からないおっさん」
かくして名前も覚えてもらえない変態野郎はウゴウゴするスライムになったのでした。
そしてそれをしみじみと見届けてに学校へと駆けていく少年は更なる地獄へとむかったのであった

裕:「さっきよりも扱い酷っ、ってスライムって何よ、しかも俺はそれを見届けているんかい!」

…そして学校に着いた裕は見覚えのある背中を見て安心した。
裕:「せい…」
聖奈:「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
裕:「……な」
裕の声は届くことも無く聖奈は悲鳴を上げて逃げ出していった。
裕:「あ…」
しかも女子更衣室に逃げ込んだらしく明らかに鍵をかけていた。
裕:「やれやれ。まぁ仕方ないか。あそこに閉じこもっている分には安全そうだし俺は守衛室でもいって
   監視カメラをチェックしてあいつら(ゾンビ)がこないか見張るとでもしよう」
しかしこの後彼の本性が様々な危機を起こすとは知らずに、
悠長に守衛室へと向かう裕なのであった。

394:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 10:57:03 k6LcMtbX.net
ってか、なんでここのスレ放置されてたの?

395:名無しさん@お腹いっぱい。
09/09/29 17:26:48 VPr8iy3Q.net
重複だったのでSSスレとして再利用中


396:名無しさん@お腹いっぱい。
09/11/18 00:10:44 ymMNVR4n.net
379の続きです。

バンバン!
レオンものび太に続いて撃っている。
が。
「馬鹿な、急所だぞ!!」
当たっている場所は胸の当たりそれでも動き続ける死体。
普通の警官だったら土曜するだろうが、この警官はそれでも撃っている。
案外。のび太と一緒で常人にはないサバイバルセンスを持っているのかも知れない。
それにしてもこんなに出てきたのに気ずかなかったなんて。迂闊だった。
今僕たちは細い路地に入って、後退しながら撃っているがもう持ってきた弾の半分くらい消費していた。
「くっ!もう弾が・・・。」
レオンも残り少ないみたいだ。
このまま闘っていては後がない。今は逃げよう!
そうレオンに伝えようとしたとき、
がちゃ!
隣のドアが突然開いた。ゾンビか!?
しかし、出てきたのは若い女だった。
「「「!?」」」
三人とも驚いて一瞬固まっていたがのび太は思い出したかのようにゾンビたちの足止めを始めた。
「まって、撃たないで!?」
「伏せろ!!」
バン!
女性が伏せた瞬間にレオンは女の後ろにいたゾンビの頭を撃ち抜いた。
今まで倒せなかったことで彼なりに学習したのかそれともたまたまかいずれにせよ彼はゾンビを撃退した。
伏せていた女性はこの状況で叫び声1つ上げていない。この人も相当タフなようだ。
「ここは危ない、一緒に警察署に行こう。」
レオンは女の人を助け起して、のび太達は反対の大通に出た。

続く




397:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 03:06:33 G2Qkhyj2.net
聖奈さんにガチで来たから勢いでHP作ろうと外枠まで作ったけど一応、もしよければこっちにも投下したいと思った為投下しまふ。
反応が無かったらぼちぼちやりまふ。

一発書き&本家はデータが残ってないから記憶頼りの為矛盾点あれば言ってください。
おらが聖奈さんに来た頃にssスレ過疎過疎なんて断じて許さん。
少し会話のセリフがゲーム中と違いますがカバーできる範囲ですので嫌ってる方は脳内で変換してください。
___________

「ここは、何もないわね…」
彼女は教室の扉を開け、中を見渡した後にそう呟き手にしていた銃を降ろす。
元々運動部で体力には自信があったが男子ほどでは無い事や、総合面での力(生存確率とも捉えよう)では劣っていることでは分かっているつもりだった。
自分の力ではゾンビ化した生物に距離をとられ至近距離の戦闘となった場合には生き残れないということも分かっていた。
だからこそ、体力を温存して進む。安全に、なおかつ無駄な移動を控え重量のある銃は安全を確認した場合は腰にしまう。
「みんな…大丈夫かな…」
呟いた。そして一瞬自分を見つめてみる。なぜか、この状況だというのに自分は一人の事しか考えていなかったことだ。
「それは。いけない。でも。他の人は?。…死ぬと。…君が悲しむ」
一言一言。しかしなぜだろう。自分は……君以外死んでしまえば…二人で…。そんなことも考えて、そして自分を責める。
…自分に正直に生きる。
それは、まだ平和な頃に集会で自分自身が皆の前で示した学校の標語。
「私は…やっぱり自分の気持ちに正直になれない…」
こうも考える。
「…君が死ねば私は彼を忘れることが出来るの?私が死ねば…それは嫌。まだ…君のそばにいたいの…」
そして自分の矛盾に気づき、どうしたいのか分からなくなる。涙が出てくる。

元々、彼が嫌いだった。
よく学校の帰りに彼を見ることがあった。
野球ではいつも三振。
運動も出来ない、勉強も出来ない、文学の才能があるかといえば表彰なんて見たこと無い。
男らしくかっこよくもない。
保健室で会った時も、なぜ生きていたのか疑問に思った。
しかし、彼は違っていた…。
本当にかっこよくて…。頭がよくて…。そして…、あの鋭い視線がかっこよかった。
多分、私はあの人が好きよ、でも彼には同級生の女の子がいるんだ。
だから諦めるんだ。
そう何度思ったか。
気がづくと、目の前には{化け物}がいた。
気づかなかった…。
私がミスをしたか、あいつが速かったか。
私のせいね。こんなときでも目の前に死が近づいていても彼のことを考えいていた。
私は……君が好き。
でも諦めなきゃならない。彼を困らせちゃいけない。
胸が苦しくなる。


398:名無しさん@お腹いっぱい。
09/12/05 03:07:15 G2Qkhyj2.net
化け物が姿勢を低くしてこっちを見る。
銃なんて忘れて自分の死を受け入れるかのように立っているだけだった。
…クスッ、諦めきれないのなら、いっそ消えてしまいましょうか。
でも、自分は違った。
「きゃあああああああああああああ!」
声が出た。何でかは分からなかったけれど。
そして、彼が来た。
「聖奈さん!大丈夫ですか!?」
嗚呼、やっぱり貴方は。
「のび太…君…」
そして彼は、鋭い視線を化け物に浴びせ、
「化け物め、こっちに来い!」
私は、助けて欲しかったのかもしれない。


彼が倒れた私に手を伸ばした。
彼の手は血で汚れていて、黄色のシャツは真っ赤だった。
「聖奈さん…すみません…」
もう、胸が苦しくて…でも。
彼は手を戻そうとしたけど、強引に私が手を伸ばし掴んだ。
「のび太さん。ありがとうございます」

「一人になるが…行動するんだ」
「はい、ありがとうございます」
私はもう、自分の気持ちを誤魔化したくない。
彼が部屋を出ようとしたとき、小さく、でも勇気を出して言った。
「緑川聖奈は、野比のび太君が大好きです」
その勇気はまだ、のび太には聞こえなかったようだ。

399:名無しさん@お腹いっぱい。
10/01/18 22:51:57 uwZLxlLZ.net
保守




400:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/06 19:22:37 uX3f7YwL.net
hosyu

401:T
10/02/07 01:54:31 cUrUpC+C.net
ピンポーン!
注意 この作品はフィクションです、登場する人物、団体等は架空のものであり現実とは一切の関係は一切ございません
そのことを踏まえてこの作品の内容を鼻で笑ってやってください 


聖奈『聖奈と!』

しずか『しずかの!』

聖奈・しずか『のびハザラジオ放送局~!!』

(ドラえもんop曲)
チャララララララ チャララララララ チャララララララ チャラララ

チャララララララ チャララララララ チャララララララ チャラララン

チャチャチャ チャチャチャ チャチャチャ チャチャチャ

チャチャチャ チャチャチャ チャチャチャ チャチャチャ

チャラララララララララララン チャッチャ

聖奈『皆さんこんばんは!、緑川 聖奈で~す』

しずか『こんばんは!、源 しずかで~す』

聖奈『さて今日はいきなり、そして突発的に、何の脈絡も無く始まったこの聖奈としずかののびハザラジオ放送局、通称のびラジの記念すべきかどうかわからない第一回目の放送開始という事で皆さんも 
なぁにこれぇ!? な感じだとは思いますが我慢して最後までゆっくりしていってくださいね』

しずか『さてこののびラジは目的不明、放送時間不明な行き当たりばったりな内容でお送りしてしまう事になりますが作者の妄想がふんだんに使われておりますので妄想にアレルギーのある方はすぐにUターンしてくださいね』

聖奈『では記念すべきはじめの企画は~(ダララララララララララ、ダン!) 助けて!聖奈さん!しずかちゃん! です』

しずか『この企画は匿名でペンネームで持ち込まれた手紙にかかれた相談事に私たちが応えていくというコーナーです』

聖奈『お手紙はこの企画が決まった3日前から現在進行形で募集をしております、手紙はもちろんEメールでの送信も受け付けております、詳しい内容はのびラジで検索していただければご理解いただけると思います』

(のびラジで検索したらそういう名前の奴が本当に実在していますがこの作品はそれとは一切無関係(…のはず)です、間違っても名前パクリやんとかいわないでください(おもに作者が落ち込んでしまいます))

しずか『では記念すべき1枚目はこちら!PN(ペンネーム)三者(さんしゃ)さんからのお便りです』

三者『コンニチハ、ワタシはニホンゴがあまりとくいではないのデスがガンバテかきました、(ここからは読みやすく訳されてます)
じつは私は年齢が20代前半なのですが最近であった10代の年下の男の子にムネキュン☆してます、出会いは仕事場でのことでした,
私の猛烈なアタックをものともせずによってきて私を捕まえてしまいました、そして私を椅子に縛り付けてその後…
(流石にこの後に起こった内容はこのようなことではかけません)そして色々あって仕事で一緒に組むことがあって彼の活躍のおかげで私は何とか命拾いをしました、
其のお礼にキスしてあげるなんていったら顔を真っ赤にしちゃってもう可愛い可愛い☆こんな可愛いと思える子はぜひとも私の手駒にしたいのですがいったいどうすればこの子を私にメロメロにすることができるのでしょうか?
教えてくれませんか?ちなみに私は年上より年下の子が好きみたいで後ろからオイタしてきた子にたいして隠れているところから引き摺り下ろしてびくびく震えているのにもかまわずついヤってしまうぐらいです、こんな私にアドバイスを~』


402:T
10/02/07 02:00:21 cUrUpC+C.net
401>>の続き
聖奈『…これは…放送していいの!!?』

しずか『聖奈さん!落ち着いて!!冷静さを失ったらそこでおしまいよ!!』

聖奈『そ…そうね、とにかくこの人は年下好みで年下の気を引く方法を知りたいみたいね…』

しずか『聖奈さんはそういった年下の人の気を引く方法とか得意なの?』

聖奈『そうね~、私も年下で気を引きたい人がいるからどちらかといえば私向けの質問になるのかな~?
   この三者さんは結構大胆なところがあるみたいね、でも強引過ぎると年下の子には嫌われちゃうから
   少し弱いところも見せるくらいちょうどいいのかな?そうすれば親しみとともに守ってあげていという
   気持ちを持たせる事によってより親密な関係が築けるかもしれません』

しずか『さすが生徒会長をしていただけあって年下の扱いには長けてますね~
    さぞ多くの男の人から告白とか~そういうのがあったんじゃないんですかぁ~?』

聖奈『も~そんな事いわないの~、
   たしかにそういうのはあったけど今じゃ私は一人の男の子にぞっこんなんだから』

しずか『へぇ~ってことはそれまでは2番3番がいたってことですか?』

聖奈『2番3番ってそんなのいないわよ~!もう~、しずかちゃんの方とかは気になる男の子の一人や二人いたりとかしないの?』

しずか『たしかにいるわ、でも最近お邪魔な女の影がちらほらみえて~、
    一体どうやって邪魔者を排除するのが一番いいかな~って考えてるの』

聖奈『それはまた…物騒な事を考えてるわね…因みに…そのしずかちゃんが気になってる男の子ってどんな子?』

しずか『そうね~普段は頼りないけど有事の際には危険を顧みずに守ってくれる優しい人ね』

聖奈『そんなんだ~私はね以前生死の境をさまようほどの大怪我をした事があったけど
   其のときの助けてくれた人がいてそれからその人にもう惚れ込んでるって感じかな~
   其の前から気になる男の子って感じだったんだけど…身体年齢が後5つほどあれば…なのです…
   (もちろん一般に出回る全年齢版ではカットされるけどね)』

しずか『聖奈さん?』

聖奈『どうしたの?』

しずか『いま口調が変わっていたような…』

聖奈『気のせいよ気のせい…あなたはそう考えを改めないときっと後悔する』

しずか『!? まぁ気のせいという事で…ところで聖奈さんが気になる人ってどんな名前なんですか?』

聖奈『ラジオでそれを聞く~!?』




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