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吉備中央町ふるさと米出発式09/20 18:38nhk
ふるさと納税の返礼品として人気の吉備中央町でとれた新米のコシヒカリの発送が２０日から始まりました。
ふるさと納税は出身地や応援したい自治体に寄付をすることで所得税などの控除が受けられる制度です。
吉備中央町では平成２６年度から１万円の寄付ごとに、「ふるさと米」と名付けた２０キロの地元産コシヒカリをお礼の品として贈っています。
２０日は町役場で式典が行われ、山本雅則町長や農家の代表の人たちが収穫されたばかりのコシヒカリを詰めた箱を運送業者に手渡し、出席者全員でトラックを見送りました。
町によりますと今年度の寄付の申し込みはこれまでにおよそ２万３７００件あったということです。
新米は来年８月までにおよそ１３８０トンが全国に向けて発送される予定だということです。
山本町長は「町の農家の人たちが真心込めて作ったおいしいお米を味わいながら、町に思いをはせてほしい」と話していました。
また、ふるさと納税については国が返礼品の調達価格を３割以下に抑えるように見直しを求めていますが、「制度の趣旨に沿ったもので、農家支援のためにも基本方針を変えるつもりはない」と話しています。