15/05/11 16:02:12.15 .net
「覚えていてね 僕は宮沢さんが好きだから」
「気持ちは変わらなかったな 好きだったな ずっと」
「本当の両親は蒸発してしまったんだ ―― 僕を残して」
「親戚が集まったとき 面と向かって言われたよ」
“あんな親から生まれたものはろくなものにならない”
彼は何より、拒絶されるのが怖いのに。
だ、駄目だ。このまんまじゃ。
ちゃんと謝って分かってもらわなくちゃ。
雪野「あ…」
雪野「あ…!」
総一郎「離さないから!避けられても嫌われても関係ない!
宮沢を振り向かせるまでにどれだけ待ったと思ってるの!もう待たない!
宮沢の気持ちなんか知らない!
僕は宮沢を手放す気なんて少しもないんだ!」
雪野「もういいよ。怖がらせてごめんね。
避けたんじゃないの。
有馬に触れなかったのは恥ずかしかったからだよ。
目を合わさなかったのは、どうしていいか分からなくなるから。
昨日久しぶりに会って、前よりもっと好きになったって気がついた。
前よりもっと有馬が好き。そばにいるだけでドキドキするよ」
総一郎「嬉しい」