15/05/08 16:17:19.32 .net
洋之「じゃあなー」
都香「またねー!」
洋之「じいちゃーん!ただいまー!」
洋之の祖父「おかえり。洋之」
洋之:
その頃はじいさんと二人暮らしで、
両親が残した多少の財産とじいさんの蓄えで細々とやっていたが、
寂しかったことは一度もなかった。
気づいたときにはもう二人だったし、
俺はこのじいさんが大好きだったから。
洋之の祖父「こら、そろそろ膝からおりろ。じいちゃんもう足痛いよ。
洋之は外ではガキ大将なのに、うちじゃこんなに甘ったれで恥ずかしいね」
洋之「えへへ。いいの」
毎日は淡々と流れた
そして、いつの頃からか、じいさんの膝で甘えることをしなくなった。
一緒の布団で寝ることももうない。
もう甘えられないと思い始めてしまったから。