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病院で点滴の事故が相次ぐ
横浜市の大口病院では点滴への異物混入で、患者が相次いで中毒死した。北九州市八幡西
区の産業医科大病院では点滴袋に相次いで穴が開けられる事件が起きた。佐多竹良院長ら
は2016年11月23日に記者会見し、管理態勢の甘さを謝罪した(「点滴用カート20分放置
北九州の産業医大病院 会見で謝罪」西日本新聞2016年11月24日)。山口県下関市宮田町
の医療法人元洋会森山病院でも2016年12月2日に点滴袋に穴が開けられ、液が漏れた
(「<点滴袋に穴>山口・下関の病院で見つかる 患者に被害なし」毎日新聞2016年12月
12日)。
立正佼成会附属佼成病院では患者の長男が患者の経鼻経管栄養の注入速度を勝手に速めて
いた。佼成病院裁判の東京地裁判決は被告長男が経鼻経管栄養の注入速度を速めたことを
違法とした。一方で判決は被告長男が経管栄養の注入速度を速めることを佼成病院が予見
することは不可能であったとするが、病院が管理していないことが問題である。「娘が入
院した病院は、看護師が定期的に点滴を見に来ていた」との声もある。
順天堂大学医学部附属順天堂医院の心臓血管外科に入院していた女性の家族は2016年6月9
日、厚生労働省で記者会見し、2015年6月に点滴装置の電源が切られて強心剤の投与が数
十分間停止し、女性は現在もほぼ寝たきり状態になっていると明らかにした。「病院は点
滴の電源を切ったことは認めており、過失は明らか」として損害賠償請求訴訟を起こす方
針を示した。業務上過失傷害容疑での刑事告発も検討するという(「「点滴切られ寝たき
りに」と訴え 順天堂大病院で入院の女性家族」西日本新聞2016年6月9日)。アラームが
鳴るから電源を切ったと説明するが、それではアラームの意味無い。